荒浜にて2011年06月13日 20時47分48秒

というわけで、昨日から仙台に来ています。
今日は仕事の後、現地の社員さんにお願いして、荒浜地区を案内してもらいました。ニュースで見られた方も多いと思いますが、津波で集落が丸ごと流された場所です。
そこは、かつて町があったとは信じられないような、ただ荒れ地が広がるだけの場所でした。家々は、土台だけがその名残を留めている状態です。

その後、玉里千尋さんにも名前を挙げていただいていた「利久」をやはり薦められて、駅前の商店街にある店で牛タンを食べに行きました。大変美味しかったのですが、にぎわう大都会仙台と、先ほどの光景とのギャップがあまりにありすぎて、混乱せずにはいられなかったのでした。

コメント

_ 玉里千尋 ― 2011年06月14日 07時09分19秒

ああ、荒浜はやはりこんなふうになってしまっていたのですね。美しい田園風景が広がるところだったのに。
被災地区には私はほとんど足を踏み入れていないのです。見物に行っても仕方がないし、テレビや写真を見るだけでも涙が出るので。
牛タンは美味しかったですか。よかったですね。仙台は美しい街、美味しい街ですよ。本当ですよ。

_ 天野橋立 ― 2011年06月14日 21時06分13秒

あれは、とても現実とは思えない風景でした。見に行く気にならない、というのは無理もないと思います。知っている町があんな風になってしまったのを見るのは、耐えがたいものがあると思われます。
今日は広瀬川の辺りを歩いた後、一番町をぶらぶらして駅前まで帰ってきました。確かにきれいな町で、買い物にもまず不便は無さそうだし、住みやすそうだなあと思いますよ。歩き回るのが楽しいです。

_ バニラダヌキ ― 2011年06月14日 21時16分25秒

……あう、やっぱり。
せめて、あの見渡す限りの水田の、内陸部だけでも無事でいてくれれば……。

_ 天野橋立 ― 2011年06月15日 21時23分24秒

東部道路という高速道路が堤防がわりになって津波を食い止めたので、その東西で明暗が分かれた感じでした。道路の西側は比較的被害も小さくて、普通に田園風景が見られると思います。昔よりは、郊外も都市化は進んでるのかも知れないですけども。

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