旧式コンビではあるが2017年01月21日 21時26分39秒





APS機用の50ミリ単焦点レンズとして、旧式(Dタイプ)の50mmF1.4Dをもう何年も使っている。20mmF1.8Gのように開放からでもシャープにピントが合う、ということは全然なく(個体の問題かもしれないが)、ぼやぼやな写りになることもしばしばなのだけど、うまく写った時のちょっとアナログ風な奥行き感がどうも好きなのである。

モーター内蔵ではなく、今のニコンD5000番台以下の初級機ではAFが使えない。従って、これを使う時にはD90を持ち出すことになるのだが、プリズムファインダーなどに中級機の良さを感じると同時に、D3300と比べてしまうとやはりデジタル的な性能に古さも感じる。
しかし、今のD7000番台以上となるとどうも高価で大振りな感じがして食指が動かないから、まだまだこの組み合わせで使い続けることになるのだろう。いっそ歴史的名機と評価が高いD500くらいまで突き抜けてしまえば、それもいいかも知れないが。

新型ニコワン・J52016年10月29日 20時50分44秒


(左・Nikon1J5 右・初代RX100)

(左・Nikon1J5 右・Nikon1V1)

というわけで、すでにここでも写真を使ってるわけですが、先日新たにNikon1シリーズ(ニコワン)の最新機種であるNikon1J5を導入しました。

初代RX100と初代ニコワンであるV1の組み合わせで4年間、1インチ機艦隊として運用してきたのですが、小型APS一眼であるD3300の投入で出番が減ったV1はまだしも、RX100はどこへ行くにもほぼフル出動。それでも大きなトラブルもなく元気に活躍しているわけですが、代替機を入れて少し出撃頻度を下げようかと、以前から検討していました。
一番の候補が、ニコワンの小型ラインであるJシリーズだったのですが、昨年の春に最新のJ5が登場し、これがあらゆる面で高評価。値段がこなれたら買おうとずっと考えていたのですが、なぜか先日JoshinWebでレンズキットがえらい安値で出てたので、ついに買ってしまいました。

本体サイズはほぼRX100と同等という、非常な小型軽量。実際にはレンズがつくのでやはり完全にコンデジ代わりとは行きませんが、要するにはレンズ交換できるRX100といったところ。V1と比べると、一回り以上小型です(その代わり、ファインダーなしですが)。
画質面では、歴代ニコワンシリーズがどうしても勝てなかった、同じ1インチ機であるRX100シリーズをついに追い越しました(ソニー製センサーとの噂も)。
APS機のD3300で撮った写真と比べても、ボケ量と、ISO1600といった高感度域では差がつくものの、ぱっと見は区別がつかないほどです。

操作性の面で特に評価が良くなかったニコワンですが、今回からはモードダイヤルやコマンドダイヤルに前面ファンクションボタンまで新設されて、普通のミラーレス機と変わらなくなりました。超小型だけに、色々ダイヤルやらがついている高密度感がなかなか面白い感じ。
こういうものが3万円ちょっとで買えてしまうのだから恐ろしい話ですが、換算18ミリから270ミリまでそろっている5本のレンズをフル活用して、RX100の領域まで一部カバーする新たな主力機として活躍してもらうつもりです。

ニッコール試行錯誤2016年02月06日 21時04分51秒





先週に引き続き、散歩がてら20mmF1.8Gの試し撮り。
APS機では換算30mmという使いやすい画角だが、それ故に何となく撮れてしまって、下手をすると全然印象に残らないような写真を量産しそうでもある。
ただ、この広角でこの浅いピント、というのはやはり面白い。ボケが大きいから、フルサイズ機で撮ったかのような雰囲気にも見える。明るいレンズというのはやはり強力なので、うまく使いこなせれば、ちょっと今まで撮れなかったような風景が撮れるかも、という気もしたり。



AF-S NIKKOR 20mm f/1.8G ED2016年01月31日 19時12分09秒



一昨年の秋に、APS一眼レフ機を更新(D3300)したのだが、最廉価機とは言え2400万画素ローパスレスというスペックで、写り自体は上級機とほとんど変わりはなく、要するに手持ちのレンズでは性能が引き出しきれないだろうということは分かっていた。
それに、併用する1インチ機の性能も今や相当なものだから、本来のAPSレフ機としての能力を引き出して差をつけるためには(差がないのなら1インチ機のほうが軽くてよい)、やはり最新の明るい大口径レンズがいいなとも思っていた。

そこで当時目を付けたのが、発売されたばかりだった20mm f/1.8というレンズ。本来はフルサイズ用の超広角レンズで、ナノクリ仕様の高級品。十万円近い価格だからさすがに手が出ず、値下がりを待とうと思ったのだが、大人気で品薄になっていて、値段が下がるどころか入手さえ難しい状態が続いた。
それがようやく最近、7万円程度にまで下がってきたのだが、先週ニコンからアナウンスがあって、原材料高騰のために5千円値上げするという。恐らく、円安の影響だろう。こうなると、先行き安くなるかどうかは全く分からない。もう夏のボーナス払いで買ってしまえと決断した。予算はないが、支払いまでに積み立てる。ニコワン用以外のレンズを買ったのは数年ぶりだ。

今日は散歩がてらちょこっと試写してみたが、さすがに見事な写りで、(値段が違いすぎるので比べてはかわいそうだが)愛用しているDX35mmとは、同じ開放1.8でも解像感が全く違う。色ずれがほとんど見られないのもすごい。
次世代の主力レンズとして、活躍が期待できそうだ。

最新のAPS一眼の威力2014年11月29日 21時10分10秒



ニコンの軽量デジタル一眼初代機であるD40を、2007年の5月に購入して以来、ずっと気に入って使ってきたのだが、さすがに最近はかなりへたりが感じられるようになってしまった。シャッターを切ると、ごくまれにエラーが出てしまうこともある。
性能的には600万画素あれば十分だし、高感度性能もそこそこ悪くないとは言え、最新鋭機に比べるとどうしても見劣りするので、近頃ではRX100とニコワンV1、それにD90ばかり持ち出して、D40の出番は極端に少なくなってしまっていた。

そういうわけでそろそろAPS一眼の新しいのを、と以前からずっと思っていたのだが、今年の一月にニコンプラザで試してみたD3300(上写真。発売直前だった)が好感触で、よしこれをD40の後継にしようと決めたのだった。本体重量400グラムちょっとという小型軽量で、ミラーレス機のような沈胴式になった新キットレンズと合わせると、よりコンパクトさが際立つ。それでいて、シャッターを切ってみても案外ちゃちな感じがしないのが気に入ったのだった。実際、メディアのレビューでもD40の再来的な扱いを受けているのを見かけた。

ところが値段が下がるのをもう少し待つか、まあD40が使えないわけではないから急ぐこともないし、と思っているうちにあっという間に一年が経ってしまった。もうこうなったら来年でもいいか、と思いかけていたのだが、ヨドバシ京都に立ち寄ってこのカメラを見ていたら、まだここから値引きしますよ、キャッシュバックのキャンペーンもやってますよと店員さんが熱心にセールスするものだから、とうとう買うことにした。

まだほんのちょっと試し撮りをしただけだが、さすがに7年半も経っているから、性能は段違い。2009年に買ったD90(造りはこちらがやはり上)に比べてもデジタル的な部分では相当な差がある。
特に高感度性能はものすごく上がっていて、ISO3200でも平気で使えそうな感じだ。この辺りは、ニコワンV1では全く勝負にならない。これからしばらくは色々撮ってみることにしようと思う。

想定外の活躍2014年10月22日 20時27分54秒



ここでも何度か書いた通り、元々はRX100の補完として、超広角ズーム中心に運用するつもりだったNikon1V1だが、AFやシャッターなどのレスポンスの良さと電子ファインダーをのぞいて撮れる安定感とがすっかり気に入ってしまい、とうとう高倍率ズームのVR10-100mm(換算27-270mm。手動ズームのほう)まで購入して使い倒すことになってしまった。

秋田でも、能登でも、この10-100mmは大活躍で、やはりこの手の便利ズームは旅行に最適なのだ。レンズキット付属のがばらされて大量に売りに出ていたので、三万円少しで手に入ったわけだが、これは買っておいて大正解だった。

結局これで手持ちの1nikkorレンズは単焦点含めて4本になり、もうAPSのほうと遜色のないレンズラインナップになってしまった(全部持ち歩いても苦にならないくらい軽量だが)。
この前も書いたが、JかS系列の軽量ボディーをもう一台足してもいいなと思っている。で、いずれはV3プレミアムキットを入手することになりそうな気がしている。
APS機のほうもD40がさすがに相当にへたってきているので、何とかしないといけないのだが…。

(写真は象潟の夕陽。もちろんニコワンで撮影)

競争再燃2014年09月16日 19時45分15秒



ほんのつい先日、「ソニーRX100はライバル不在で」などと書いたばかりだが、昨日になって途端に各社から高級コンパクトデジカメの新製品発表が相次いぐことになった。
特にキヤノンのG7Xは、もうほとんどRX100M3そのままのスペックで、EVFを省略した上で望遠側を換算100mm(これで開放F2.8)に伸ばしてM3を上回るという、まるっきり狙い撃ちの感じの製品である。
デザイン的にも似た感じだが、これはむしろ初代RX100が当時人気のキヤノンS90系(写真左側)を狙い撃ってきたという感があるので、キヤノンが本家だろう。

M3は初代DP1並のほぼ300グラムというのが少々重すぎる感じで、できたらむしろ初代RX100よりも軽量化したモデルがどこかから出ればと期待していたのだが、残念ながらG7Xもやはり300グラム超。パナソニックのLX100はもっと重い400グラム(従来のLX7よりもかなり重くなった)で、これも4/3センサー搭載とすさまじいスペックではあるが、やはり初代RX100の代わりという感じではない。まあ、今すぐ買い換えないといけない状況でもないからしばらく様子を見るが、高級コンデジの世界が急に面白くなってきたことは確かで、今後が楽しみだ。

1NIKKOR 6.7-13mmVR/お疲れ様、DP12013年04月20日 22時19分17秒


というわけで、ようやくというべきか、1NIKKORの6.7-13mmを防災ラジオと共に購入。
わずか120グラムの、換算18-35mm超広角ズーム。元々、ニコワンV1を買ったのはこのレンズが使いたかったからだが、四ヶ月目にして入手と言うことになった。
資金を作るためにAPS一眼用の超広角ズームを手放し、貯まっていたクレジットのポイントをAmazonギフトに変え、どうにか持ち出しを最小限に抑えての購入となった。

まだほんの試し撮り程度だが、評判通りのシャープな写りのようだ。これからは、ニコワンには超広角撮影用としても活躍してもらうことになる。
超広角ズームにVRが必要だろうか? とも思っていたのだが、高感度に決して強いとは言えないニコワンでの使用を考えると、感度を上げずにスローシャッターが切れるVRの存在は実は大きいことも分かった。
常用を考えるとテレ端の35mmというのはやはり便利で、標準ズーム的に付けっぱなしでも使える。今までもAPSの12-24mmを使っていたから、この辺は違和感がなくて良い。


何度か書いたとおり、これまではシグマDP1+リコーGX用ワイコンDW-6(換算22ミリ)を超広角用サブ機としてずっと使ってきた。
2008年3月の発売とほぼ同時に購入してから5年。メイン機サブ機が次々と入れ替わる中で、こんなに長く主力で使ったデジカメは、この一機種のみである。とにかく、町並み撮影の時にはメイン機と共に必ずDP1も持って行くことにしていた。

過去数年間に「まちなみ街道」に新規掲載した町並みを見ても、DP1で撮影した写真はあちこちに登場していて、全く使っていない回のほうが少ないくらいである。
直近だと、「白川郷」「越前大野」「浜崎」「名張」「弘前」「門司港」「有馬温泉」「安芸宮島」……まだまだある。とにかく「超広角での写真も一枚撮っておく」という使い方に非常に重宝してきた。

5年前のデジカメだけに、売ってもどうせほとんど値段はつかないし、FOVEON独特の写りは手放すのが惜しい(画質だけを見れば、今でもニコワンに勝てるのではないか)ので、これは初代GRデジタルと共に保存機として手元に置き続けるつもりでいる。しかし、予備機軍団がどんどん豪華になっていくな…。

町並み撮影と広角レンズ2013年02月28日 22時44分55秒



町並み撮影に出かけると、しばしば広い画角で撮りたくなるので、換算20ミリ前後のレンズが必須である。
その一方で、望遠寄りで圧縮効果を生かした絵を撮りたくなることもまた多く、町歩きをしながら頻繁にレンズを付け替えるのも大変だったりするので、色々試行錯誤してきた。
風景なんだからゆっくり撮れば、と思われるかもしれないが、観光客だの駐車される車だの陽当たりだのと色んな要素をクリアして撮らなければならない町並み撮影では、実はシャッターチャンスは少ないのだ。

最強なのは、二台のデジタル一眼にそれぞれ超広角ズームと高倍率ズームを付けて、というやり方で、例えば吉良川の町並みなんかは実際そうやって撮っている(一枚目と四枚目が望遠、残りが広角)。しかし、これはかなり大変。
広角側をGRDigital+ワイコンに任せて見たりもしたが、初代機の頃だと一眼との写りに差があって、不満が残った。結局、DP1+ワイコンでの換算22ミリを広角専用機として、それと標準ズーム付きの一眼、という組み合わせに落ち着き、この五年ほどはそれで通してきた。DP1なら一眼との画質差の問題もない。

まもなくニコワン用の換算18-35ミリズームが登場するが、いよいよDP1の代替えで、今度はこれを広角専用機にしようかと思っている。絶対的な写りの面では未だにDP1が上かも知れないが、ニコワンも相当綺麗に写るし、ファインダー(EVF)も使える。何よりレスポンスがDP1とでは別次元というのが大きいのだ。作例が出てくるのが楽しみだ。

まちなみ街道町並み写真館の「五條」を写真更新しました。上の写真も五條にて(ニコン1V1+10mmF2.8にワイコンを付けて撮影)。

7年越しデジタル現像2013年01月22日 23時14分23秒

(写真をクリックで拡大)

LightRoomをいじっていてふと思い出したのだが、そう言えば初代のGRDigitalを買った頃に、確か一度RAW撮影を試したことがあるはずなのだった。撮影はしたものの、その頃は現像手段がなくて、そのまま放置することになったはずだ。

試しに、その頃の写真を保管してあるフォルダを調べてみると、確かにRAW(DNG)で撮影した神戸の写真が何枚もある。
JPEGとの同時記録になっていたので、現像して比較してみると……カラーノイズが大幅に減少し、しかも飛んだりつぶれたりしていた箇所の階調がよみがえって、別物のような写真になっているではないか。

全てRAW撮影しているDP1では、シグマの現像ソフトがバージョンアップされる度に、昔撮った写真の画質が改善していくのを実感していたが、こちらは何せ7年の時を経ていきなり最新のソフトで現像しているので、ギャップが大きい。

それにしても、やはりRAWで撮っておくのは有効なんだなと改めて思った。裏返して言えば、デジタル写真はフィルムに比べると技術的にまだまだ未完成ということなのだろう。
今もかなり多くの場合RAW撮りしているのだが、もしかしたら今ニコワンで撮っておいた写真が、十年後の技術ではフルサイズ並に、なんてこともあるかも知れないね。