そして、軍艦島2011年07月22日 20時35分18秒







子供の時からずっと興味のあったあの軍艦島、今回ついに訪れることが出来ました。台風の接近で危ぶんでいた上陸も難なく果たすことが出来て、これ以上の満足はありません。天気が良すぎるくらいで、上陸中はものすごく暑かったですが(何せ陽を遮る物が何もなく、人工の地面はコンクリートで固められているので)、そんなことどうでも良くなるくらいに夢中になりました。

かつて五千人もの人間が暮らしたその海上都市が、無人になった今も当時の姿をとどめているというそのものすごさは胸に迫る物があり、船から全景を眺めつつ目頭が熱くなりました。これは何としてでも世界遺産にする価値があると思います。

昔、軍艦島をモデルに短編を書いたことがあります。今の僕から見ると、どうにもならない出来ではあるのですが、あれを何とか形にしたいという気持ちはずっとあり、今回はそのための取材という意図もありました。現地を実際に目にして、いつか必ず書き上げようという気持ちが固まりました。モチベーションという面から見ても、非常に有意義な訪問でした。

地底と湖底2009年05月30日 23時56分47秒





今日は、明日を限りに閉鎖になるという、旧京北町の「丹波マンガン記念館」を見に行ってきました。今回が2回目ですが、強制連行されてきた労働者が地底深く掘った坑道に、その作業の様子を展示してあると言ういろんな意味でディープなスポット。国道沿いに看板がいくつも立っているので、存在を知っている人は結構いるのですが、実際に見た人は少ないと思います。閉鎖は非常に残念。

帰り道に日吉ダムに立ち寄って、なんとダムの内部を見学できる施設があると言うことを知りました。営業終了時刻ぎりぎりでしたが何とか間に合って、ダムの内部の空間と言う不思議な場所を見ることができました。

しかし、どちらも閉鎖空間と言う点では良く似ていますが、そのたたずまいの何と違うことか。ひたすら人力で作った空間と、土木技術の粋を凝らして作り上げられた空間と。

楽しい土木遺産2007年06月05日 21時27分50秒

「推奨土木遺産」、と言うのがあるようで、近頃行く先々で見かける。最初に意識したのは和歌山県の友ヶ島砲台を見に行ったときだが、どうも調べてみると2001年に始まった制度のようだ。

なにせ「土木」だから、橋とかダムとか実に渋い。元々近代化遺産には興味があったので、あちこちで見かけると必ず写真を撮っている。土木遺産だと知らずに撮影していたものもあるようで、例えば「三国湊」について書いたときに写真を載せた突堤、あれは「三国港エッセル堤」と言うそうで、これも土木遺産である。面白そうなので、いずれまとめて紹介するようなコーナーを作るかも知れないが、とりあえずここにも載せていくつもり。(カテゴリーに「土木遺産」を追加)

写真は、鳥取県若桜町の「若桜橋」。昭和9年に完成した、コンクリート製三連アーチ橋だそうです。

三国湊2007年04月30日 18時52分19秒

昨日は、以前からずっと一度行こうと予定していた、福井県の三国に行ってきました。運が悪くて、行こうと思ったときに限って天気が悪いというパターンが続いたのですが、昨日はずっと晴れで、暑いくらいでした。町並みは、完璧に残っているという感じではありませんでしたが、独特の様式の建物が数多く残っていました。「町並み復元地域」と名付けられた一画では、観光客も結構いて意外な感じがしましたが、東尋坊がすぐそばなので立ち寄るコースになっているのかも知れません。

写真は、三国港の突堤。すぐ近くがビーチになっていて、サーフィンをしている人が大勢いました。海を見てると、早く夏にならないかな、と思ったりするのでした。

帰りは、弟と彼女が彦根まで車で来てたので便乗。大津まで帰ってきて一緒に夕食をしたのですが、久々に膳所の某ファッションビルに行ったら、なんだか随分淋しくなっているような気が。OPAも潰れてしまったし、やっぱり京都に隣接するこの町は、なかなか難しいところに来ているようです。

廃墟2006年01月22日 02時04分57秒

結局眠れず。明日は、美術館にでも行こう。
(写真は友ヶ島の砲台跡)