小さな町並み「岩出山」新規掲載2022年07月18日 20時05分49秒



まちなみ街道の町並み写真館に、小さな町並み「岩出山」を掲載しました。
宮城県大崎市にある城下町で、小京都として知られているのですが、関西ではあまり馴染みのない町かもしれません。
古い家屋が立ち並ぶというよりは、町全体に城下町の雰囲気が残る、という感じの場所で、散策するには気持ちの良い町でした。

訪れてから年数が経っているのですが、このところの大雨で被害を受けているという報道を見て、掲載することにしました。
町を代表する史跡である旧有備館(訪れたときは、もう閉館時刻でした)の敷地も土砂崩れの影響で冠水したということで、被害が心配されるところです。

小さな町並み「白石」2021年02月14日 21時48分42秒



まちなみ街道の町並み写真館に、小さな町並み「白石」(宮城県白石市)を掲載しました。
訪れたのは2015年で、この時はここを訪れた後、村田の重伝建地区にも行っています。

今になって掲載したのは、昨晩東北地方を襲った震度6強の地震で、白石城の壁にひびが入って剥落した、というニュースを見たからでした。当時の写真を見返していたら、この町の風情が思い出されてきて、ちょっとした応援のつもりもあって、改めて載せることにしました。

ほぼ一年近く、ほとんど新規取材も出来ていないので、まちなみ街道の更新もストップしているのですが、各ページへのアクセス数はむしろ増えています。旅行に出かける代わりに見て下さっている方もおられるのかなと思っています。

(再建天守、かと思ったら立派過ぎる三層櫓)

(白石名物の「うーめん」)

続・散歩の日々2020年11月03日 20時53分17秒








夏がどんなだったかあまり思い出せないまま、寒さにやられるこの時期が今年もやってきた。
いわゆる寒暖差アレルギーのようなものらしく、体のあちこちに色んな不調が出るが、とりあえず対症療法でだましだまし乗り切りながら、気分転換にカメラを持って近くをうろついてみたりもする。というか、カメラを使いたいという気持ちのほうが強いかも知れない。新しいものは買えないけど。

夕暮れの伏見稲荷など、行こうと思えばいつでも行けるわけだが、実際に行ってみるとさすがに素晴らしく。京セラ本社前を通りがかると、少し紅葉が始まっているようで、ビルの前に置かれたベンチで、しばらく空を見上げながら陽を浴びたりした。

残念ながら、大阪のコロナ陽性率が再び急上昇している(すでに8月下旬と同水準)。この間、不要不急の投票やらでああいう状況だったから仕方ないが、いずれこちらにも波及するだろう。また動けなくなるだろうけど、どこかクリスマスの景色くらいは見に行きたいな。

8月最後の雨の街を2019年08月31日 23時57分08秒






今日の午後は雨、結局夏らしさが戻ることはなく、8月最後の1日は終わりました。
しかし雨の日のアーケード商店街は、例えごく小規模なものだとしても、大変安心感があって頼もしいものです。
(上の写真は生駒のぴっくり通り、ほぼ全体がここに写ってますが、全国有数の短距離なアーケード商店街だと思います)



もっとも、午前中は青空が見えて、陽の当たる中で泳げたからまあ良しとしましょう。

町並み写真館「木江」2019年04月21日 20時05分04秒

大崎上島、木江の町並み

まちなみ街道の町並み写真館に、広島は大崎上島にある木江(きのえ)の町並みを新規掲載しました。
ここは、狭い通りに沿って大きな木造建築が建ち並ぶ様子がなかなか見事でしたが、果たしてこの風景があと何年残るだろうなと不安になるくらいに、静まり返った町並みでした。
一応「木江の町並み」という立て札もあって、地元としても意識はしているようなので、今後何か手が打たれることに期待したいところです。ともかく、集落内のどこに町並みがあるのかも分からなくて、たどりつくのに苦労しました。

なお、ここを訪れた前の晩に、近くにある「きのえ温泉」という、ものすごく立派な温泉旅館に泊まりましたが、展望露天風呂からの眺めが実に見事でした。ここは、一見の価値があると思います。



なお、これで平成最後の更新ということになると思います。平成11年から20年間やってるサイトなので、平成最後という言い方もまあそんなに的外れじゃない気もします。あんまり平成に思い入れはないんですが。

左京区ちょっとだけ紅葉散歩2018年12月02日 20時57分11秒

真如堂の紅葉





今日は京都うらみちあんないの取材を兼ねてということで、昼から三人のメンバーで集合して、少しだけ左京方面の紅葉を見てきました。
真如堂の近くにあるうらみち紅葉スポットというのを見たついでに、まあ混んでるだろうけどついでに真如堂ものぞいて行こうかと寄り道したところ、案に相違してそんなに大混雑というほどでもなく。
考えてみると、今年は紅葉が遅めで、今日はもう12月に入っているわけなので、観光ツアーなどのピークはすでに過ぎているということなのかも知れません。

この分だと、案外「茂庵」(吉田山の山頂にある、超人気のカフェ。うらみちかどうかは怪しいと思いますが)に入れるんじゃないかということで、試しに坂を上がって行ってみたところ、さすがにすぐには入れないものの5組待ち程度。僕としては何年ぶりかに(前回は真冬の平日で、ガラ空きだったけど)ここでティータイムを過ごすことができたのでした。





(茂庵)

今年の夏20182018年09月09日 21時28分08秒

明石海峡大橋の頂上
(明石海峡大橋ブリッジワールド)


(近江舞子)


(新潟・出雲崎)


(園部・るり渓グランピング)


(天保山豪華客船)


(徳島・出羽島)


(吉野口・古瀬)

夏が去っていく余韻を感じつつ、今年の夏の振り返りをなどと思っていましたが、台風21号に北海道の地震に、今週も災害が連続するうちに夏の雰囲気などあっという間に吹っ飛んでしまい、空気はすっかり秋です(去年の9月10日も同じようなことを書いていて、近年の傾向なのかも知れません)。

しかし、それでも改めて振り返ると、7月初めの明石海峡大橋ツアー(この時が一番暑かった)から始まって、かなり夏らしいことのできた夏だったなと思います。いつもとちょっと違うことをしたという点では、やはり明石海峡とグランピングが今年を代表する、記憶に残るイベントになりそうです。また、来年。

夏の終わりの吉野口2018年09月03日 21時11分18秒

近鉄吉野線





今年の夏休み最終日となる昨日は、奈良の御所市にある近鉄葛駅から吉野口駅の辺りを散策しました。到着した時は雨雲が近くを通過していて少し雨がぱらついていましたが、間もなくその雨も上がり、青空が姿を現してくれました。今年の夏は、最後まで天候には恵まれました。

この辺りはちょうど巨勢の道という古道に当たる場所で、巨勢寺塔跡や古瀬集落の町並みなどを見ながら歩くことができましたが、面白かったのが久々の吉野口駅。ここは近鉄とJRの共用駅で、いかにも昔の国鉄駅らしい風格のある古びたホームに近鉄が乗り入れてくるのですが、今や列車本数は近鉄のほうがJR和歌山線よりずっと多く、特急や観光列車も停車するなど、どちらが主役か良くわからなくなっています。JRとしては乗っ取られたような形なのかもしれません。

最後はせっかくなので、吉野口から葛駅まで近鉄に乗って戻りました。こんな駅から出発すると、もっと乗っていたいような気分になってしまい、一駅だけというのが少しもったいない感じでした。

町並み写真館「蛸島」2018年06月24日 20時07分05秒



まちなみ街道の町並み写真館に、石川県能登半島の「蛸島」を掲載しました。
以前に載せた「黒島」「大沢」と同じく、能登半島一周ドライブをやった時の取材先の一つで、実際に歩いた際はともかく観光化も何もされていない地味な印象が強かった町並みなのですが、今回の掲載候補を選ぶに当たって写真をチェックしていたら、その地味さに何とも味わいがあるように思えて、ここを載せることにしました。

能登半島の先端となると、ともかく最果てという印象が強くなりますが、本文中にも書いた通り、この蛸島には2005年までのと鉄道(国鉄能登線)の終着駅があり、めちゃくちゃに不便な場所というわけでもなかったのです。鉄道好きの人には知られていた地名でもありました。鉄道路線が無くなっていくというのは、やはり寂しいことです。

町並み写真館「水口」2018年05月20日 19時53分06秒



(三筋の町、分岐点)

まちなみ街道の町並み写真館に、滋賀の「水口」を掲載しました。
初めて訪れたのは2001年、それ以来4、5回は訪れていますが、古い町並みが多数残る滋賀の中でようやく掲載の順番となりました。

本文中にも書いた通り、東海道の左右に二筋の通りが並行する「三筋の町」が有名で、その分岐点ぶりが非常に分かりやすいこの風景は、十数年経っても変わっていません。
かつてはこの東海道に、ものすごく古びたアーケードがあったのですが、二年前に再訪した時にはもう跡形もありませんでした。そう言えば、近江八幡でも同じようにアーケードがなくなった商店街がありましたが、要するには屋根だけが残っていて、商店街としての機能はすでに失われていたということなのかも知れません。淋しいことですが。

(2005年当時)→現状(グーグルマップ)