島への行き帰り2020年01月18日 21時54分17秒







渡名喜島への往復は、夏季以外は一日一便しかないというフェリーで約二時間。
那覇で泊まったホテルは、そのフェリーが出る泊港の真上にある、なかなか立派で便利なシティホテルだった。

低気圧の通過直後で風は強そうだったが、そこそこ大きめの船だし大丈夫かと思ったら、最初のうちは良かったものの、外海に出るにつれてどんどん揺れがひどくなった。ついには、船内を歩くのも難しいという状況になり、前方の窓も波をかぶりまくり。同行メンバーの一人は、生まれて初めてという船酔いでダウンしてしまった。
僕もかなりヤバかったが、頭はふらふらしたものの、一応酔い止めも飲んでいたし、本格的な船酔いにまではどうにか至らずに2時間を乗り切ることができた。何と言っても、あの波照間島へのジェットコースターみたいなめちゃくちゃな航海よりはましだった。

帰りもやはり波は高そうだったが、今度は雑魚寝スペースをいち早く押さえてしまい、出航と同時に横になってひたすら寝るという作戦に出た。船酔いにはこれが一番である。これが功を奏して、三人とも全く船酔いはせずに済んだ。

那覇に近づくと波も収まり、晴れ間も見えてきて、デッキに出て音楽を聴きながら海を眺めたりもできるようになった。この時は、心底ほっとしたものだった。
離島は好きなのだが、荒れた海と言うのはなかなか厳しいものである。

浦添観光、ゆいレールに乗って2020年01月14日 20時51分40秒


(浦添城からの眺望)


(浦添ようどれ)


(首里城)


今回の沖縄旅行、メイン目的地は渡名喜島だったのだが、ここは朝9時出航のフェリーに乗らないと行くことが出来ない。なので必然的に、那覇に前泊して、翌日の朝に出発という日程になる。

事前の予報では、この那覇での1日目だけが晴れで、後はくもりか雨ということだったので(これは外れた)、天気の良い1日を有効に使おうと、到着するなり観光へ。
ゆいレール(那覇市内を走るモノレール)が昨年の秋に浦添まで延伸されたので、その終点近くにある浦添城趾と「浦添ようどれ」というのを見に行くことになった(一日乗車券だったので一旦終点まで行って完乗はした)。

「ようどれ」というのは琉球国王の陵墓で、浦添城趾の中にあるということもあって、見た目はまるで城(グスク)。
車を使わずに見に行ける城というのは今まで首里城以外あまりなかったはずなので、駅から歩けるというのは手軽でありがたい。沖縄戦で相当な被害を被ったものを苦心して再建したということで、見応えがあった。
浦添城からの眺めも素晴らしく、しかし那覇の周辺というのはどこまで行っても市街地が続いているのには、いつも感心させられる。

帰りには、やはり首里城も見てきた。正殿周辺はひどいことになっていたようだが、広大な城郭は変わらず見学できるし、守禮門も無事なので、観光には大きな問題はありません。再建完了はいつになるだろうか、とは思いました。

都会と離島2020年01月12日 20時26分52秒





というわけで、昨日から沖縄に来ています。
昨晩は大都会の那覇泊で、夜の国際通りを歩き、ホテルの窓から夜景を眺めたりしましたが、今日は一転して離島の夜。
それでも、小さな集落の通りはちょっとしたライトアップがされているし、小さな商店で昨日と同じブルーシールのアイスを買えたしで、なかなか悪くない夜だったりします。今年最初の重伝建地区取材も完了しました。

地味な年末年始2020年01月05日 14時13分12秒









というわけで、年も明けて2020年になりました。
9連休になったこの年末年始は、急な用事も出来たりして特に遠出などもせず、地味に過ごすことになりました。

イベント的なものと言えば、いつもの亀岡・湯の花温泉烟川で忘年企画をやったのと、久しぶりに天理市の昭和感がある商店街(奈良県随一の長大なアーケードがある。ここは寂れてはいない)を歩いたくらい。あとはいつも通り、初詣を何か所か行きました。
スタバを初め、色んなカフェに毎日のように立ち寄ってた気はします。奈良盆地らしいきれいな夕暮れも、何度か目にしました。車の走行距離が計350キロくらいに達してたのは意外でしたが。

まあ、まずまずゆっくりできたかなとは思います。12月には山口へ旅行に行ったし、来週は沖縄旅行を控えているしで、使える予算も限られているので、こんなものでしょう。

町並み写真館「栃尾」2019年12月30日 21時31分20秒



まちなみ街道の町並み写真館に、新潟の「栃尾」の町並みを掲載しました。
去年の夏に訪れた町で、有名な雁木の町並みももちろん良かったのですが、海沿いの平野から離れた場所にある、かつての拠点都市としての風格が気に行った場所でした。
1970年代までは越後交通の栃尾線が通じており、その駅舎がバスターミナルとして使われているということで、気になって見に行ったりもしました。

(旧栃尾駅のバスターミナル)

これで、まちなみ街道の今年の更新も終わりとなります。
今年は20周年を迎えた節目の年となりましたが、まだまだ淡々と更新を続けて行くつもりです。年明けにはさっそく新規の取材予定も入っていますので。




西神中央のクリスマス2019年12月23日 20時45分41秒









山口も良かったのですが、さすがに今年はちょっとクリスマス感が不足しているような気もしたので、この土曜日は神戸に行ってきました。と言っても、まず向かったのは三宮から山側へ地下鉄で三十分もかかる西神中央。
その名の通り、西神ニュータウンの中心として作られた街ですが、(信じがたいことに)関西で最後のそごうとなったそごう西神店が来年閉店とのことで、一度見ておこうと思ったのでした。

クリスマス感があるかどうかとか、何にも知らずに行ってみたのですが、さすがにデパートまである(今のところ)商業拠点だけに、ツリーやイルミネーション(特に、オリエンタルホテルの中庭のが見事だった)もにぎやかで、買い物もできました。

帰り道に久しぶりに三宮で降りて、少し歩いてみましたが、まあやはり神戸最大の繁華街は賑わいぶりが違います。大都会のクリスマスも、たまにはいいものです。


(関西最後のそごう、最後のクリスマス)

山口市のクリスマス2019年12月22日 10時57分22秒













山口市は人口約20万人、言うまでもなく山口県の県庁所在地ですが、平成の大合併前は人口14万人程度の都市で、下関や宇部よりも人口で下回ることで知られていました。

全国の県庁所在地の中でもほぼ最小規模の町で、中心市街地の商店街にも繁華街と呼べるほどの活気がないらしいと聞いていましたが、実際に山口駅から近い米屋町などの中心商店街を歩いて見ると、繁華街らしい雰囲気もいくらかは感じ取ることができました。井筒屋デパートの存在も大きいと思います。

商店街全体に飾りつけも施されていて、アーケードに面した「どうもん広場」では「冬の山口デー」としてイルミネーションが行われているなど、クリスマスムードも十分に感じられました。全体に若干淋し気ではありますが、それもまた良し。地方都市のクリスマスらしい雰囲気が味わえました。

なお、まちなみ街道別館の「地方都市のクリスマス」も更新を行っています。昨年の倉敷・和歌山の風景を掲載しました。

宇部のクリスマス2019年12月21日 11時31分15秒









宇部市は人口約17万、山口県第三の都市ですが、山口市が小郡町などと大合併をする前は下関に次ぐ二番目の町でした。
町の中心は宇部線の宇部新川駅周辺で、宇部興産の巨大な煙突がそびえ、メインストリート沿いにビルが並ぶ様子は主要都市の風格があります。

しかし、中心市街地の商業機能は相当に弱体化していて、昨年末には唯一のデパートだった井筒屋宇部店が閉店するなど、とても17万都市とは思えない寂れ方。人のいない12月の夜の街を歩いていると、寄る辺のなさが胸に迫ってきて悲しいくらいでした。

これはクリスマスムードどころではない、と思いかけたのですが、市内の各所でイルミネーションイベントが開催されていたらしく、幸いにも旧井筒屋近くの勤労青年会館と言うところも会場となっていました。ここはいくらか賑わいもあってとても良かった。
また、メイン会場となっている郊外の公園などとの間を結ぶ「イルミバス」というのが面白く、暗い街を走り去っていくその姿は見事に幻想的で、記憶に残りました。

メガ無印再び2019年12月15日 21時12分41秒






5月の10連休に、堺の北花田にできた巨大無印良品を見に行ったところですが、今度は京都市内の山科にも同じような関西最大規模の店がオープンしたとのことで、昨日見に行ってみました。

閉店した大丸山科店の跡地に出来たこの店ですが、堺のメガ無印が広大なワンフロアに展開しているというインパクトのある構成だったのに対し、こちらは3フロアに分かれていて、雰囲気も落ち着いた感じ。普通に買い物をするには、こちらのほうが良さそうです。

どこも混んでいて入ったことのない無印カフェ、ここはそれほどでもなかったので、せっかくなのでカフェオレを飲みながら文章を書いてきました。
普段使いするには、山科と言うのはちょっと馴染みの薄いエリアではあるのですが、それでもまた遊びに行くだろうと思います。

おいでました、山口2019年12月09日 19時44分58秒


(宇部新天街)


(宇部井筒屋デパート跡)

(山口駅)

(新山口駅)

ようやく旅行をする気力が戻ってきて、この土日で山口方面に出かけて来ました。
新山口駅を起点に、萩市佐々並市の重伝建地区と阿知須の町並み、それに今までまともに見たことが無かった山口市と宇部市の市街地を歩いてきました。
この時期の遠出と言うことで、クリスマス風景も撮影しましたが(特に宇部は苦戦しました)、これはまた改めて。

山口駅前の県庁所在地とは思えない淋しい雰囲気は、ある程度予期していたので、逆に何とか持ちこたえてるかなとも思えました。大津よりはましな感じ。

ところが、元々山口市より人口が多く、下関に次いで山口県第二の都市だった宇部のほうは、中心である宇部新川駅周辺に広がる商業地の衰退がかなりなことになっていて(特に銀天街)、こちらのほうが歩いていて辛い気持ちになりました。市街地自体はビルも並んで立派なのですが。
昨年末で閉店した、井筒屋デパートの宇部店跡地が交流スペースなどとして暫定利用されていて、ほとんど居場所のない街の中で、ここにいる時が一番ほっとしました。デパートはただの商業施設ではないのですね。早く本格的な再活用が決まると良いですが。

結局、新幹線が通ることになった新山口駅(旧小郡町)が、拠点機能をみんな持って行ってしまったのだなあ、と未来都市のような立派な駅の中で思ったのでした。