好調な、まちなみ街道と姉妹サイト2023年12月03日 14時17分05秒


(伊賀上野)

(長浜)

(鞍馬)

夏が終わってまた仕事に戻って以来、宿泊での旅行などに行く機会はまだありませんが、関西近辺の古い町並みへの再訪問はコツコツと続けていて、長浜・伊賀上野・久宝寺寺内町や鞍馬などを歩きに行きました。

何年も訪れていなかった、という町が多いわけですが、幸いにしてどこも、町並みが大きく破壊されてしまっているような感じはなくてほっとしています。

「まちなみ街道」の姉妹サイトとして約1年前に開設した「古い町並みを歩いてみよう」も40記事を超えて、順調に来訪者数が増加しています。
本体のまちなみ街道のほうもそれにつられて、アクセス数が好調な感じです。

町並み歩きのための解説サイトというのはかなり古くから考えていて、10年以上前に実際に試作したこともあるのですが、HTMLで作るとなると相当な労力なのが分かり、断念したことがあります。

今は自分でサーバー借りてCMS入れるというのが誰でもできる時代で、地図もgoogle mapを簡単に埋め込んで使えるので、ずいぶん便利になりました。
新サイトは、最終的には100記事くらいまでは更新を続けようと思っています。

(町並み写真館の「久宝寺」の写真更新と、別館の「地方都市のクリスマス」に2022年の沼津と奈良市高の原を掲載しました)

夏の延長戦2023年09月23日 12時56分06秒




(五新線・旧国鉄バス専用道路跡)


(賀名生旧皇居)


すっかり夏も終わって仕事にも戻り、静かに過ごすつもりでいた先週の三連休でしたが、いつもの旅行メンバーの一人が突然どこか泊まりに行こうと言い出して、あっという間に話がまとまり、奈良県五條市(旧西吉野村)の賀名生(あのう)に行ってきました。

今年こそは夏の旅行に行こう、という話は何か月も前から協議していたにも関わらず、ちっとも日程がまとまらずに諦めたのに、急転直下でこうして決まってしまうのは、いかにもいつものメンバーらしくて困りもの。
しかしまあ、2020年1月以来の旅行企画復活ということで、大変面白かったですが。

賀名生と言うのは南朝の拠点があった場所で、宿泊したのは「賀名生旧皇居」という何とも立派な名前の施設。
重要文化財の「堀家住宅」(レストランとして利用)を中心とした施設で、後村上天皇などが居住した本物の皇居とのこと。
宿泊したのは、その重要文化財に隣接する古民家ですが、内部はおしゃれにリノベーションされていて、広々とした空間を三人で一棟貸しというのはかなり贅沢な感じでした。

食事も、五條のオークワや農協の直販所で食材を買い込んで行って、キッチンで調理してみんなで食べたのですが、ちょっとグランピング的な気分も楽しめました。

旧皇居のすぐ裏には、未成線として有名な「国鉄五新線」跡(後にバス専用道路として使われたが、今はそれも廃止)の鉄橋があって、宿の人に教えてもらって実際に歩いたり記念写真を撮ったりしてきました。

当日はまた猛暑日、まだその辺りでは蝉の声がうるさいほどに響き渡っていて、川べりに降りて見たりすると完全に夏休みの一日のような感じでした。
この夏も色々出かけましたが、一人旅だけで終わらなかった、というのは良かったなと思いました。
ようやくどうにか、コロナ禍を乗り切ったようです。

15年2023年09月19日 19時26分56秒





この間、こちら側では色々あったし大変な思いもしたけれど、そちらはきっと穏やかなんだろうねえ。

よみがえるか宇治川花火2023年08月31日 19時01分25秒





50年以上の伝統があった京都府内屈指の花火大会、「宇治川花火大会」が福知山花火事故があった2013年を最後に終了となって、今年で10年。

学生時代以来、友人などと何度も見に行った思い出の花火大会で、なくなってしまったのは非常に淋しく、できれば復活して欲しいなあとずっと思っています。

先日、宇治駐屯地で開催された納涼夏祭りで、初めて花火が上がることになり、わずか数分間と言う話でしたが、いつものメンバーで見に行ってみました。
夏祭りは予想を上回る大盛況で、最寄りの京阪黄檗駅を降りるとすでに大行列。やはり花火を見に来た人が多かった様子。
我々は空いた芝生の広場を見つけて、そこに寝転がって待つことにしました。

打ち上げ前の主催者挨拶でも、やはり「宇治川花火の復活を目指したい」という言葉がありました。
「それではフィナーレです」という懐かしいアナウンスもありましたが、何シリーズにも分かれて打ち上げていた本物の宇治川花火と違い、今回は「フィナーレ」だけなので、これはお客さんへのサービスのようでした。

実際の花火は、本当に数分間だけ。宇治川花火の7000発という規模とは比較にもならないものの、最後には何発かまとめて打ち上げてくれて、それなりの盛り上がりはありました。

思い出補正、というのもあると思いますが、帰途に就く人々は満足げな様子に思えました。
我々は混む最寄り駅を避けて、隣の駅まで歩いて京阪電車に乗りましたが、これも宇治川花火の時と同じで、ちょっと楽しかったのでした。

鈍行で尾鷲は遠かった、夏の終わり2023年08月30日 17時40分31秒



(ホテルからの眺め、尾鷲市街全体を一望)

18きっぷで関西周辺の重伝建、のうちの1か所としてこちらもしばらく歩いていない三重県亀山市の関宿に行こうかと思っていました。
京都駅からだと、東海道線から草津線で柘植、そこから関西本線ですが、これだとちょっと近すぎて18きっぷがもったいない(往復すればぎりぎり一回分の元は取れる)

そこで、三重県をもっと南下して、どこか海沿いの町で一泊と言うのを検討しました。ところがこれも、海の近くに駅がある場所がなかなかなく、どんどん南へと範囲を広げていったところ、尾鷲が候補に挙がりました。
漁港のすぐ近くに、長めの良さそうなホテルを見つけたのでした。このご時世なので安くはないですが、それでも朝食付きで1万円を切っていました。

松阪からさらに紀勢本線で南へ3時間なので、かなり遠い上に本数も少ないのですが、最悪特急「南紀」も走ってるし、松阪まで戻って来れば近鉄特急で帰るという手もあるので、何とか行けるやろうと思って出かけることに。


松阪まで約2時間、ここで松阪牛カレーと言うのを食べて、快速「みえ」と各停を乗り継いでまた約2時間半。
紀勢本線の多気以南は沿線の風景も良くて天気も晴れ、悪い区間ではないのですが、ひたすらロングシートの各駅停車に乗り続けるのは段々きつくなってきて、かなり疲れてしまいました。
尾鷲は遠いなあ、と実感させられることになり、これがさらに熊野とか新宮とかだと、やはり特急「南紀」に乗らないと厳しいだろうと思いました。



(紀勢本線の車窓)

その遠い尾鷲ですが、前に少し立ち寄ったことはあるものの、ちゃんと滞在するのは初めて。
ホテルは予定通り、町全体を山から海まで見渡せるすばらしい部屋で、夕暮れの漁港を散歩したり、魚料理の店で海鮮丼を食べたりと夏の海辺の雰囲気を満喫できました。
夏の終わりの旅行としては、まさに理想的な行き先でした。





帰り道、ちょっとだけ新型のハイブリッド列車であるHC85系が投入された「南紀」に乗ってみたくて、多気から津の間だけ18切符を捨てて、特定特急料金で「南紀」の自由席に乗りました。
増結で4両編成でしたが席はかなり埋まっていて(幸い、窓際が1席だけあいていた)、人気のほどが分かりました。
エンジンの音が遠くで何となく聞こえる、という静かな車内はなるほど快適でした。今度はまともに「南紀」に乗って、新宮あたりまで行ってみたいものです。

(HC85系の「南紀」)

こちらも久しぶりの湯浅2023年08月27日 11時28分00秒



 台風が来るまでの間、毎週連続で18きっぷを使って関西周辺の重伝建地区めぐりをしてました。
 小浜の次、二箇所目は湯浅で、こちらも久しぶり。

 去年の夏以来のJR和歌山駅の駅ビルで「湯浅醤油ラーメン」というのをお昼ご飯に食べてから、まさにその湯浅へと向かう紀勢本線の鈍行に乗り込みます。
 乗った列車は箕島止まりでしたが、ちょうど30分間の待ち時間があったので、箕島の町も少しだけ見て回りました。

 さようやく御坊行きに乗って、湯浅駅に到着。最近駅舎が新しくなった(蔵っぽいデザイン)ということで、以前の古びた駅舎がどうなったか心配でしたが、こちらも保存されてカフェなどが入るスペースになってました。


 実は熊野古道である「道町通り」を歩いて、「立石道標」という立派な石碑の辺りから重伝建地区に入って行きます。
 10年以上ぶりのはずですが、さすがは安定の伝建で、町並みに大きな変化はありません。修景は進んでいましたが。

「大仙掘」や「角長職人蔵」、「甚風呂」(江戸から平成まで続いた銭湯)などの展示施設も一通り見て回りました。あまりの暑さでちょっと日陰に入りたいと言うのもありましたが。

(甚風呂)

 隣接する広川町にも少し町並みが残ってるのですが、なにせ炎天下なのでどうしたものかなと思いつつ、結局は広川まで歩いて往復することになりました。
 ようやく湯浅駅へ戻った時は、もうへとへと。
 列車の待ち時間の間、旧駅舎のカフェスペースでレモネードを飲みながら、ゆっくり涼ませてもらい、ようやく生き返ったのでした。

(広川の町並み)

(帰りの阪和線からの紀ノ川)

久しぶりの小浜2023年08月20日 16時15分14秒


(小浜西組重伝建地区・三丁町)

 去年に引き続いて、今年の夏も18きっぷであちこち出かけています。
 北海道旅行でかなり散在してしまったし、宿泊費も高騰しているので、今年は日帰りメインにしようと思ってました。
 特に、関西近辺の重伝建地区で長らく訪れていないような場所に行くことにして、まずは福井県の小浜に出かけました。

 JR小浜線が接続している北陸本線の敦賀駅までは、新快速が直通しています。全線高架の湖西線を突っ走って京都から1時間と少し、クロスシートの快適な座席から琵琶湖を眺めたりしていると、あっという間の到着です。
 敦賀からは小浜線の各駅停車に乗り換えるわけですが、接続がわずか3分と良すぎて車内はすでに満員。
 途中駅でもたくさんの学生さんが乗って来ては降りての繰り返しで、結局小浜駅までの1時間少し、全く座ることができませんでした。
 この小浜線、海に近いところを走る割には案外海が見えなくて、途中で三方五湖が少し見える程度。
 でも、のどかな風景がずっと続く車窓はなかなか悪くないので、ドアの近くに立ったまま、ずっと窓の向こうを眺めていました。


 小浜の駅前にはなかなか立派な商店街があるのですが、平日の昼間と言う時間だったせいか、食事のできる店がほとんど開いていませんでした。
 たまたま開いていた台湾料理店でランチを食べましたが、ここは安くておいしくて大変良かったです。小浜も海も、何の関係ない食事にはなりましたが。


 駅前商店街の突き当りには、見覚えのない「まちの駅・旭座」という立派な施設が出来ていました。以前ここには大型商業施設があったのですが、廃業で再開発したようです。
 敷地内には「旧旭座」という明治時代の芝居小屋があって、大型スーパーのあったこの場所に? と不思議に思いましたが、近くの中町から移築したとのことでした。
 残念なのが、「鯖街道の起点」があった昔ながらのアーケード商店街が、再開発で跡形もなくなっていたことで、もうかなり以前に姿を消したようでした。
 好きだったんだけど、あの商店街。


 旧丹後街道の町並みを歩いて、三丁町の茶屋町へ。さすがにここは昔と全く変わりありませんでした。
 平日の午後、観光客が誰もいない古い町並みを、ゆっくりと撮影することができました。

 三丁町を歩いた後、すぐそばにある人魚の浜のビーチに行ってみます。
 当日は、気温が35度にもなる猛暑日でしたが、海からの風は涼しく感じられました。
 海辺の古い町はやっぱりいいなあと思いながら、静かな小浜湾の風景を眺めてから帰りました。


小樽へ行ってきました2023年07月21日 17時32分48秒


(小樽運河)

(日銀通り)

(旧三井銀行小樽支店内部)

(第47銀行小樽支店)

(旧早川支店)

気付いたら2ヶ月も更新してなかった……。
まちなみ街道のツイッターアカウントなどでは色々ツイート流したりしてて、同じくまちなみ街道の新サイト(「古い町並みを歩いてみよう」)のほうではその内容を表示してますので、良かったらそちらもご覧ください。すみません。

さて、昨年12月の静岡以来の旅行ということで、小樽と札幌に行ってきました
。この夏では最大の旅行ということで、旅行資金のほとんどを突っ込みましたが、とにかくホテル代が高くなっていてきつかったです。平日なのに、普通にビジネスホテルで1万円とか超えてきますね。

伊丹から飛びましたが、飛行機に乗るのもコロナ直前の2020年以来(渡名喜島に行った時)。昨年は遠くでも島根までだったので、こんな遠出も久々です。

小樽へは、新千歳空港から直行の「快速エアポート」という列車が走っていて、1時間ちょっとで行くことができるのでかなり便利でした。
予報では曇り時々雨みたいな感じでしたが、着いたらちゃんと陽が射していて、喜び勇んで町を歩きました。

「北のウォール街」と呼ばれた日銀旧小樽支店の周辺には、こんなにたくさんあるのかと驚くほどたくさんのクラシックな銀行建築が残っていて、その日銀旧支店と去年重要文化財になった旧三井銀行小樽支店の内部などを見学しました。
それ以外にも、小規模な銀行建築や石板を使った蔵などが至る所にあって、そのほとんどに解説も出ていて、これは大した町だと感心しました。

超Aクラス観光地の小樽運河ももちろん歩きましたが、さすがに素晴らしい風景です。連休明けの平日でも、インバウンド観光客がそれなりの数いましたが、運河の風景なら人がいくらいても影響ありませんね。

アウトレットパークと門真神社2023年05月21日 13時32分02秒








近隣、というほど近くはないのだが、よく利用する京阪沿線沿いの門真市に「三井アウトレットパーク」がオープンしたということで、ちょっと見に行ってきました。

門真市駅は、伊丹空港へ向かう大阪モノレールへの乗り換え駅でもあるのですが、未だになぜか準急さえ停まりません。
そのため、場合によっては特急→準急→各停へと乗り換えないとたどり着けないこともあり、なかなか面倒なことになっています。京橋まで行くほうが速かったりするかも。

そういうわけで、駅から歩く人は少ないのではないかと思いましたが(徒歩10分ほどかるし)、実際に降りて見ると結構な数の人がぞろぞろとアウトレットパークへと向かって歩いてました。

ららぽーと&アウトレットパークの複合施設ということで、なるほど巨大なショッピングモール。全部見て歩くのはかなりの運動になりました。

しかしまあ、せっかくのアウトレットでも今は特に欲しいものも見当たらず。
同じ京阪沿線でもずっと近くて便利な「くずはモール」(こっちは特急停車駅の目の前)と規模も変わらないようなので、しばらくはもう来ることもなさそうです。
来年には京都の城陽にもアウトレットパークができる(新名神全通のタイミングに合わせて開業?)らしいし。

帰り道は「門真銀座」を歩いて隣の西三荘駅まで出ました。
駅のそばには「門真神社」というのがあるらしくて、恐らくはその周辺が昔ながらの「門真」なのだろうと思って行ってみたら、やはり伝統的な集落の風景がわずかに残ってたりしました。

真新しい巨大モールと、パナソニック本社の立派な社屋のそばに古くからの集落が見られる、いかにも大阪の郊外という感じの町でした。

GW綾部、再び2023年05月05日 19時41分52秒




(綾部市老富)

(綾部温泉)




GWはいつものメンバーで市内を脱出して静かに過ごせる丹波方面へ、というのは以前はまさに定番パターンの一つだったわけですが、これもまたコロナによってすっかり途切れてしまってました。

しかしこのところ、メンバー内で活動再開への意欲が高まっていて、今年は綾部に出かけることになりました。それも、5連休の初日。

昨今の状況だと、渋滞につかまることは避けられまいとは思ってましたが、沓掛で京都縦貫道に乗る時点ですでに大渋滞、一番ひどかったのは園部ICの手前5キロほどからの渋滞で、車列が全く動きません。
南端PAで一息入れようともしましたが、そもそも進入路にぎっしり並んだ車が全く動かない状況でこれも無理(トイレの行列がすごいことになってるのが見えました)。
こんなの見たことありません。

丹波ICの時点でお昼を回ってしまったので、やむなくここで降りてお昼。
しかしようやくここで、渋滞から解放。どこを走っても快走路で、そうそうこの感じと一気に気分が良くなりました。

目的地は綾部と言っても福井県境から100メートルの場所という奥地も奥地にあるシャガの生息地で、到着すると午後2時半になってましたが、とにかくすがすがしい良い森だったのですべてヨシ。

それから以前にも行ったことのある綾部温泉に入り、綾部市街に戻っておなじみの洋菓子屋さんでソフトクリームを食べてと、どこへ行っても大混雑とは無縁。
市街の中心にあるローカルショッピングセンター(やはり空いている)でもなぜかテンションがあがり、後輩は鞄を買っていました。

やっぱり、連休は丹波に限ります。