世界遺産・万田坑の竪坑櫓2017年06月18日 20時23分12秒







先日の熊本旅行の日程打ち合わせの際(1泊2日にも関わらず、参加メンバーの立ち寄り希望地が輻輳したため珍しく実施した)、うらみち管理人が「万田坑には行かないのか」と言い出した。
万田坑は先日、「九州・山口の近代化産業遺跡群」の一つとして世界遺産登録された、三池炭鉱の中心だった場所なのだが、三池と言えば福岡だと思い込んでいたので、虚を突かれた気がした。
写真を見ると、立派な竪坑櫓が現存していて、これは見に行かねばならない。というのも、ちょうど今竪坑櫓の出てくるものを書いているので、実際に見ることができるのなら大いに参考になるはずなのである。
そういう訳で、日程がさらにタイトになるのを承知で、万田坑を一日目の目的地に追加したのだった。

現地で見学ツアーに参加し、設備を一通り見てきたわけだが、やはり目の前にあの竪坑櫓がそびえ立っているのを目にすると非常に迫力があり、テンションが上がった。で、想像に基づいて書いていたのと比べてどうだったかと言うと、実は案外違いは感じられず、原稿の大幅な手直しにまでは至らなそうである。一応はそれなりに資料に基づいて書いていたから、そんなに無茶なことは書いていなかったのだと思う(一部、以前訪れた生野銀山を参考にしたりはしていた)。
実物を見たことがプラスに影響するのは確かにしても、しかし取材が全てでもないな、ということが改めて感じられたのだった。

続・金波楼2017年06月10日 20時24分04秒







という訳で、熊本旅行から一週間。予定通りに松合と三角西港を訪問して、宇土半島をぐるっと一周することになりましたが、もうまるっきり夏のドライブという感じでした。

しかし、日奈久温泉の金波楼は良かったです。ここは一泊程度で帰るようなところじゃなく、何日か滞在しないともったいない感じでした。機会があれば、また泊まってみたいですね。

熊本の夜2017年06月03日 22時51分58秒




今年二回目の九州旅行で、一泊二日でいつものメンバー四人で熊本に来ています。
まちなみ街道的には完全に空白エリアだった熊本県ですが(ここもやはり重伝建地区がない)、これで何か所か取材を行うことが出来ます。今日は山鹿の町並みを訪れましたが、明日は松合などに立ち寄る予定です。

今日の夜は、八代の南にある日奈久温泉の「金波楼」という有形文化財の旅館に泊まりますが、ここがまた素晴らしい。明治43年築だそうですが、これだけ立派な造りの古い旅館と言うのはなかなか貴重じゃないかと思います。

連休中盤、奈良散歩2017年05月07日 10時31分40秒





(御所)


(郡山城)

五連休の中盤は、ほとんど夏のような空が広がる見事な快晴。屋内にいるような気分にはならないが、もちろん人込みの中に突入するのは避けたい。
それで、整備事業が完了した郡山城と、行く度になぜか微妙に薄曇りだった御所の町並み、いずれも奈良県内の二か所に出かけることにした。郡山城のほうは一応大和郡山市における観光のエースだが、桜の時期以外に混みあっているのはまず見ない。

御所はかなり久しぶりだったが、特別に保存地区などに指定されている様子もない割には、ほとんど様子は変わっていなかった。滞在していた間、観光客には一人も出会うことがなく、ごくのんびりと撮影して回ることができた。
郡山城も、さすがに何人かの来訪者は見かけたものの、観光地という雰囲気では全くなく。
一大整備事業で天守台の石垣が見事に修復され、樹木がほとんど伐採されてしまったこともあって、威容を誇っていたその様子がはっきりとわかるようになった。新設された展望デッキからは、奈良盆地をぐるりと見渡すことができて、まさに絶景である。
その反面、樹木に覆われていた頃の趣は失われてしまった。郡山城と言えばそういうものだ、という子供の時からの記憶があるので、やはり寂しさを感じてしまうのも否めなかった。

みどころ多き、夢の果て2017年05月04日 22時44分28秒







春の大型連休と言えば、テーマパークに行くのを楽しみにしている人も多いであろう。
そう言うわけで(そういうわけではない)、大阪の柏原市にある玉手山公園に行ってきました。ここは元々、あやめ池遊園地(現存せず)や生駒山上遊園地と同じ近鉄系の遊園地があった場所で、しかし残念ながらその玉手山遊園地は平成10年に閉園となっています。
実は、遊園地があった頃には行ったことがないのですが、跡地が今でも市営の公園になっています。そのすぐそばにある安福寺の参道に6世紀ごろの横穴群があるようなので、実はどちらかというとそちらがメインで出掛けてきました。

玉手山周辺の道は非常に複雑で、たどり着くのに結構苦労しましたが、急な斜面にびっしり建ち並ぶ住宅地を抜けて山頂の公園までどうにかたどり着くと、なるほど遊園地の名残がそこここに見られました。当時の資料が展示されたスペースもあり、展望台からの眺めも素晴らしい(神戸まで見えるらしい)しと、結構面白いところでした。
「アンティックな音楽堂」という説明のある、一見そこらの公園にでもありそうな東屋が建っているのを見て「ああ、いかにもアンティックだね」と半ば馬鹿にしながら解説を見たら実は明治41年築で、屋根の上には当時の旧河南鉄道の社章があったりするのでした。
入口近くのメイン広場の辺りにだけはわずかに遊具が残っていましたが、まばらな来園客の子供たちが遊ぶ中を遊具の奏でる音楽が流れる様子は、夢の果てと言うかこの世の果てと言うか、なんとも物悲しく味わい深いものでした。

その後、安福寺の横穴群を見に行きましたが、参道のすぐ両側に横穴が並んでいて普通にそばまで寄れるなど、こちらも面白かったです。お寺自体も立派でしたが、元々この玉手山全体が安福寺の所有地らしく、立派なのも当たり前なのでした。

エキスポ散歩2017年04月30日 20時34分47秒


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今日も文句なしの天気ということで、どこか公園にでも散歩に出かけようかと地図を見ていたら、そう言えばまだエキスポシティに行ったことがないのを思い出した。万博公園なら、大阪モノレールに乗って景色を眺めることもできる。

京阪電車で門真市まで出て、どうせエキスポシティ内では混んでて昼食は無理だろうと駅前の王将でお昼を食べた。それからモノレールで万博記念公園駅まで出たのだが、どうもカレーエキスポというイベントを実施中らしくてずいぶん人が多く、公園入口のチケット売り場には行列ができている。とてものんびり散歩という雰囲気ではなさそうなので、公園はパスしてエキスポシティのららぽーとをうろついてきた。
さすがに相当に大きなショッピングモールではあったが、日本最大級とはいえテナント自体はくずはモール辺りとそう変わるわけでもない。やっぱりここは、ニフレルなどのアミューズメント施設がメインだなと思ったが、さすがに一人で入る気分にはならなかった。
まあ、久々に太陽の塔を拝むことができたので、良しとしましょう。

町並み写真館「彦根」2017年04月29日 21時07分38秒



まちなみ街道の町並み写真館に、「彦根」を掲載しました。
それこそ何度も訪れている町ですが、今回は昨年の秋にNikon1J5のテストを兼ねて撮影して歩いたときに撮影した写真を使用しています。

滋賀県最後の大物町並み、というか今まで掲載していなかったのが不思議なくらいなのですが、彦根の町並みについてはなかなか全貌がつかめない感じで、今までは撮影の結果に納得が行かなかったために保留となっていました。
昨年、芹町辺りが重伝建になったのがきっかけで、ようやく全体像が把握できるようになった感じです。それでも、芹川南側の仏壇街辺りがまだ取材できてなかったりはするのですが……。その辺りはまたいずれ。

復活、電気走行日和2017年04月23日 20時22分12秒





素晴らしい快晴で、最高の天気となった今日、いよいよ新バッテリー出力全開でEC-02を走らせてみました。
かつて良く走った、淀城までの桂川沿いの道を走ってきましたが、淀城にはまだ少し桜が咲いていて、青空に映えました。さすがに劣化のない新バッテリーは文句なしに好調で、久々に残量にも気を遣わず思い切り走ることができました。

マーブル・ビーチ再び2017年04月16日 19時45分48秒





昨日は、毎年おなじみの近所の桜を少し見て歩いたりしていたのですが、さすがにもうかなり散っていて、おまけに途中で雷雲が近づいてきて退散。市内の北のほうでは雹が降ったという、ひどい荒れ模様でした。

打って変わって今日は、春を飛び越してまるっきり初夏の陽気。これはもはや桜じゃない、海を見ようと思って、昨年たまたま訪れて気に入った泉南のりんくうタウンエリアへ。
一年ぶりのマーブル・ビーチで関空に発着する飛行機を見ながら「夜間飛行」を読み(今回はちゃんとエアクッションを持って行った)、広大なアウトレットをぶらぶら見て歩きと、ここは近場のリゾート風スポットとしてはやはり素晴らしい。アウトレットモール内は人は多いものの、広いので混みあった感じはなく、りんくうタウン駅直結ですが、電車で行く人は少ないようでこちらも混みません。
アウトレットで色々買いたくなるのが欠点ですが(エディーバウアーでTシャツだけ買いました)、また行こうと思います。

自由行動の楽しみ(鹿児島・その2)2017年02月05日 17時12分12秒



(山田凱旋門)


(金山橋)

(前回からの続き)
蒲生を出発して、まずは金山橋へ。これは明治時代の初めに島津家が、金山からの物資搬出のために架けたというアーチ型の石橋で、橋自体も立派なのだが、面白いのはアーチのすぐ向こうに「坂井手の滝」という滝が見えることで、こういう景観も珍しい。すぐ近くには、龍門滝という高さ五十メートル近い立派な滝もある。

続いて、日露戦争当時に作られたという、山田の凱旋門へ。高さは5メートル程度とそれほど大きなものではないが、立派な石造りで、何よりも日本に凱旋門があるというのが面白い(調べたら、浜松にも現存するそうだ)。
写真を撮って、満足して振り返ったら、通りの行く手に明らかに麓集落と思われる町並みが見える。ここは山田麓という集落で、全く想定外だっただけにこれは嬉しい発見だった。


(猫神さま)

そこからようやく鹿児島市内へ戻る。錦江湾沿いの国道を、春っぽくかすむ海を眺めながらドライブし、鹿児島市内でも一か所くらいは定番のところをということで、昔来たことがある仙巌園へ。黒豚カツカレーを食べた後、園内を散策し、猫神神社を参拝。ここは文禄・慶長の役の際に朝鮮半島へ連れて行かれて生還した猫たちを祀った神社で、今では愛猫の無病息災や亡くなった猫の冥福を祈るという場所になっている。小さいながら、古びた石の祠もちゃんとあり、うちや知人のにゃんこたちのために手を合わせてきた。


レンタカーを返し、市電に乗って天文館(鹿児島市最大の繁華街)近くのウォーターフロントにある商業施設へ。なかなかおしゃれリゾートムードだが、対岸には大迫力で桜島がそびえる。もうまるっきり春の陽気の中、広場で海を山をぼんやり眺めながら過ごす。少しずつ陽も傾き始めていて、「世界ふれあい街歩き」の終わり近くみたいな雰囲気だったので、思わずスマホであのテーマ曲を聴いたりしていた。もうあとは、中央駅に戻って新幹線に乗るだけである。