大都会の夜2011年06月16日 20時47分38秒

五泊もするのか、長いなあと思っていた仙台派遣も、あっという間に最後の夜。なんだか名残惜しく、部屋に帰る気にもならずにアエルのスタバでなごみ中。

仙台はやはり大都会でしたが、町のサイズは人の感覚でつかみやすい、ちょうど良い大きさだと思います。東京や大阪みたいに、どこまでもひたすら都会でわけが分からなくなる、という非人間的な町では無いように思いました。派遣の前任者は、京都出身なのに東北大学に進んだという若手でしたが、良い学生生活が送れたのではないでしょうか。

肝心の仕事は、山積みの書類を地道に処理するような、何とも地味なもので、格好良くも勇ましくもありませんでした。しかし、この地道さの向こうにこそ、復興という目的地があるのだと思います。少なくとも、僕が作ったリストに載った人の中には、そのおかげで命が助かる人もいるかもしれません。自分では、十分納得の行く仕事が出来たと思っています。