拾い物の青空 ― 2019年07月07日 17時01分40秒
遅く始まった梅雨、今週末も当然続行で、昨日の天気は曇りのち雨とかそんな予報。
しかし、ずっと家にいてもつまらないので、まあ大阪市内なら雨でも散歩できるし、と京阪特急に。ところが、京橋に着くころに、OBPのビル群の上に予想外の青空が見えてきた。これは少し晴れ間が出るのかも、と思って降りてみることにした。
OBPは好きで、昔はツイン21の最上階にあった展望室に良く登ったものなのだが(自販機の飲み物買って、ゆっくりMD聴きながら本読んだり、文章書いたりしてた)、その後IMPなどの商業施設もすっかり減ってしまって、ごくたまにしかに来なくなってしまった。
しかし、こうして青空の下、超高層ビルを眺めながら広々とした街をぶらぶらするのはなかなか楽しかった。
クリスタルタワーの下にタリーズが出来ていて、ここもガラガラに空いていたのでお茶飲んで文章書いたりしてたが、ここは天井がすごく高くて窓も広く、その向こうに青空と高層ビル群が見えるのは、ちょっとしたリゾート気分だった。
平日は、スーツ姿の人だらけで全く違う風景なんだろうけどね。
大冷夏に/奈良県で一番 ― 2019年07月14日 20時31分38秒
今日は祇園祭の前祭宵々々山のはずなのだが、夜7時時点の気温は何と23度を下回っている。いかに雨が降っているとはいえ、これは完全に異常である。
5月の異常高温の時にも気になってはいたのだが、やはり今年は記録的な冷夏になりつつある。西日本はまだましだと思うのだが、関東のほうでは31年ぶりの日照不足で、東京都心では例年の6%しか日照がない(10日間で計3時間以下)というからめちゃくちゃだ。
これがいつまでも続く、とまでは思わないが、すでにこれだけの日照不足になっている以上、農作物とか色々影響が出るだろうなあとは思う。
個人的にも、夏場の太陽で元気になった勢いで、苦手な秋冬を乗り切るというパターンで、ほぼ夏のために生きてるようなものだから、この気候が続くとなるといずれ脳内物質が不足を起こすことになる。梅雨明け以降に取り返せればいいのだが。
気分が晴れないまま、今日は近鉄で本を読みながら南へ向かってなんとなく八木で降りたが、最近駅前に建った奈良県で一番高いという「ミグランス」というビル(今までは奈良駅前のシルキアが一番高かった)の展望台が、なかなか素晴らしい眺望であった。もっと天気が良い日の夕方とかに、また行ってみたい。
悼 ― 2019年07月19日 21時29分10秒
まだ多くを語りたい気分ではありませんが、同じ伏見区の数キロ先の所で、あまりにも惨い事件が起きてしまいました。悲しく、残念な気持ちでいっぱいです。うちの周囲の場所が次々出てくるので、辛くてニュースを見る気にもならないのです。
トワイライト・アヴェニュー ― 2019年07月22日 21時31分51秒
仕事帰りに地下鉄を途中下車して一駅だけ歩き、祇園祭後祭の宵々山を少し見物。復興を目指しているという鷹山で犬のおみくじ(かわいいですね)を買ったり、ぶらぶら歩いて来ました。しかし、粽やおみくじを売る子供たちが歌う姿、普段は普通の現代の子供さんなのでしょうが、この時ばかりは特別な存在に見えて、何とも風情の感じられるものです。
祭のお囃子は、鎮魂の役目を持っているのだろうと思いますが、じっと聞いていると気持ちが救われたように思えて、これもまたありがたいものでした。
台風に追われて ― 2019年07月28日 06時36分21秒
昨日から、名古屋方面へ旅行に来ています。
せっかく梅雨が明けたと思ったら、ピンポイントで見事に名古屋目がけて台風6号が来ていたわけですが、午後には東のほうへ去る、という可能性に賭けて、レーダーを見ながら車を走らせました。
しかし、結局台風はこちらの行く先を追うようについてきて、一日ずっと暴風雨の中、という感じ。一向に東へ向きを変えることもなく、岐阜まで北上する始末でした。見に行く予定だった祭りも、時間を遅らせての非常に縮小しての開催ということで、今回は断念としました。
昨晩はかなり早めに一宮のホテルに投宿したのでましたが、岐阜県内で熱帯低気圧になった、と報じられてからも、ずっと嵐のまま。しかし、たまたま七夕まつりというのが実施されていて、アーケード商店街の中などなかなか華やかな雰囲気が楽しめました。
悲惨な状況と言えば悲惨な一日でしたが、半ばやけくそではまぐりやらひつまぶしやらを食べたり、何度もお茶を飲んだり、とにかくゆっくり過ごして実は結構楽しかったです。今日は雨も上がったので、朝から普通に観光できそうです。
夏の扉 ― 2019年07月29日 19時57分42秒
(八百津)
(久田見)
台風6号が夏の扉を開いたような形になって、昨日は一日見事に真夏の天気。青空の下、車を走らせてサザンなんかが流していると、ああ本当にようやくこの日が来たかと嬉しくなってしまいました。
メインの目的地は岐阜の八百津でしたが、山あいの川べりにある小さな町と、夏との相性も最高で、歩いているうちにこのところふさぎがちだった気持ちがいっぺんに晴れました。
最初は八百津の町とその周辺だけ見て回るつもりでしたが、いくらか時間もあったのでそこからさらに山奥に入った久田見の集落まで足を伸ばすことに。
ここは八百津に比べてもずっと小さな、静かな町でしたが、山地が急に開けて盆地の中に集落が姿を現すのを見ると、いかにもかつての要衝と言う感じで、風格が感じられます。夏の夕暮れの雰囲気ともぴったりで、立ち寄って本当に良かったです。
しかし、例年ならプールなどで徐々に体を灼いていくところ、昨日は突然に炎天下を歩いたので、両腕が焼きすぎでヒリヒリしています。あまりに極端な天候は、やはり困りものです。
町並み写真館「鹿野」 ― 2019年07月30日 21時53分30秒
まちなみ街道の町並み写真館に鳥取の「鹿野」の町並みを掲載しました。
ここは鳥取市内、ということにはなるのですが、正直なところ知名度はあまり高くないかも知れません。しかし、いかにも山陰のミニ城下町らしい、コンパクトながらも整った雰囲気には好感が持てました。
この時は大山方面へ向かう途中で、それほどゆっくり見ることもできなかったので、機会があればまた訪れてみたいものです。
海岸沿いを走る鳥取県西部の国道9号線。巨大な発電用の風車が立ち並んで、幻想的と言うか、非現実の世界みたいでした。
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