リア充の海だが ― 2019年08月03日 21時52分36秒




先週日曜を境に、いきなり夏が全開でやってきた感じで、今日の京都市内は38.2度の気温だったらしい。しかし、こうも天候に急変されても、さすがに気分がなかなかついて行けない感じもあって、ここは一つ海でも見に行こうと思い立った。せっかくなら、ビーチを歩いてみたい。
それで、今日の午後から電車に乗って出かけたのだが、行き先は駅のすぐ目の前にビーチがある須磨海岸。非常に便利なのだが、あまりここに足が向かないのは、関西でも有数のリア充大集結スポットで、どうも落ち着かないというのがその理由。関東で言えば、江ノ島辺りの感じである(あちらはもっとリア充の数がすごい)。
しかしまあ、着いた時間が遅めだったのと、リア充エリアを少し離れれば結構静かな感じだったりもして、案外のんびり海を眺めて過ごすことができた。さすがに日射しは強かったが、海風が意外なほど涼しく、帰りたくないなと思うほど。海の家の雰囲気などは、相変わらずちょい南国風で悪くない感じです。
(上の写真は、特に人の少ないものを選んで構成しましたが、実際はこんな感じではありません)
モザイクタイルミュージアム ― 2019年08月04日 21時35分04秒






先週の旅行における目的地の一つだったのが、多治見のモザイクタイルミュージアム。
何とも形容しがたい不思議な建物の中に、多治見の(というか旧笠原町の)特産品であるタイルを使った様々な品物が展示されています。
元々実際に銭湯の壁を飾っていたモザイクアートや、民家で使われていた古いお風呂や洗面台、廃止された鉄道の駅の売店で使われていた商品ケースなど、そのレトロな味わいに心を惹かれます。いや、ちょっと昔には当たり前にどこにでもあった気もするのですが。
同行メンバーの話では、行列ができて入館を待つこともあるという話だったので、開館間もない時間に急いで駆け付けたのですが、実際にはほとんど誰もおらず、貸し切りの状態で見学することができました。台風の明くる日だったので、旅行で来てる人があんまりいなかったのかも知れませんが、ラッキーでした。
正しい夏 ― 2019年08月11日 21時15分56秒





ちょっとした紆余曲折があって、結局この三連休は泊りがけで出かけるなどの予定は決まらず、昨日は午後から近所のプールでプールサイドに寝転んで陽を浴び、今日はうらみち取材の同行で京北から綾部方面に行ってきました。
丹波エリアは灼熱の京都市内よりは多少涼しいかと思いましたが、気温はそれほど変わらず。しかし、この季節に丹波方面へ遊びに行くと、いかにも正しい夏を過ごしているという気がしました。日よけと水分・塩分補給だけは気を付けましたが。
桑名再び ― 2019年08月18日 08時18分51秒





7月の旅行で立ち寄った桑名だが、台風のど真ん中と言う状況でほとんど観光はせず、はまぐり定食を食べたのみだった。
ちょうど近鉄特急でどこか行きたいな、という気分になっていたこともあって、昨日はその桑名へ再び出かけてきた。もっとも、桑名の中心部では駅前でお昼を食べて少し周囲をぶらぶらした程度で、メインの目的地はかなり外れの多度。多度大社の門前町である。桑名駅から、元近鉄の養老鉄道に乗って15分ほどであった。
駅から多度大社までは2キロ近くあり、普段ならそれほどの距離とも思わないのだが、何せ昨日の気温だったから、さすがに往復するのはちょっと辛かった。
しかし、多度大社の境内は非常に涼しく、やはり夏の神社はいいなあと思うことしきり。
多度の町並み自体もなかなかのものだったが、その町並みの中、普通に道路沿いにある「宮川清めの池」の水が綺麗なのにびっくり。参拝者が、ここで身を清めたということだが、この水に入ったらさぞかし気持ちいいだろうなと、炎天下で汗を流しながら思ったのだった。
夏の岩手 ― 2019年08月24日 20時57分39秒

(碁石海岸・今日)

(平泉・昨日)
昨日から、岩手県に旅行に来ています。秋田、宮城、山形に続く、いつものメンバーでの東北旅行企画第4弾で、三年ぶり。今年の夏のメイン旅行企画でもあります。
昨日は東海道新幹線と東北新幹線(震災時以来、8年ぶり)の乗り継ぎで、まずは金ヶ崎の重伝建地区と水沢、平泉。今日は厳美渓から大東町大原、そこから一瞬宮城に入って気仙沼で昼食、さらに陸前高田を経由して、BRTを見学してから大船渡泊、というコース。
事前の天気予報では三日間とも雨のような感じだったのですが、結局昨日から一度も雨に降られることもなく、今日の昼間などは快晴。
しかし、夏というよりは秋の気候に近い感じで、夏の旅行としては少し寂しい気もしますが、快適なのは間違いないところです。
東北旅行というと、いつも夕暮れが美しいイメージでしたが、今回もその印象は変わらず。夏の終わりの夕暮れを、しみじみと味わうことになりました。
町並み写真館「入来麓」 ― 2019年08月26日 20時09分11秒


というわけで、岩手旅行から帰ってきたわけですが、そちらの写真等はまたおいおい掲載するとして、先にまちなみ街道の更新。
今回は、鹿児島県薩摩川内市の「入来麓」を掲載しました。
2年前の1月に、鹿児島県内の重伝建をまとめて取材した時に訪れた集落です。この時は避寒旅行も兼ねていて、幸い現地は非常に暖かく、本当にうれしくて仕方がない感じで歩いたことを覚えています。
武家屋敷を見学していた時に「今日は寒いでしょう」と言われて、返事に困ったくらいでした。
(上の写真は、ユニークな「門」二つ)
BRTがつなぐ ― 2019年08月29日 20時50分08秒





陸前高田から大船渡へと向かう途中で、BRTというものを見に行った。
要するにはバスなのだが、震災による被害で休止になってしまったJRの線路跡をバス専用道路に転換し、鉄道路線の代替として運行するというもの。かつて、奈良の五新線(未成線)の路盤を専用道路として使っていたバスに少し近い。
実のところ、このBRTについては複雑な思いがあって、できれば鉄道路線として復旧して欲しかったと思っていた。
しかし、実際に見て見ると、ちゃんと駅と専用路線があるというのは思いのほか頼もしく、これも鉄道の仲間なのじゃないかという気がしてきた。雰囲気としては、LRTに非常に近い。
大船渡で宿泊したホテル(ここは綺麗で大変良かった)がたまたまBRTの駅の目の前だったのだが、夜の大船渡駅を見に行ったり、時刻通りに街を走り抜けていくバスを眺めていると、つながっているという安心感を感じることもできた。これはこれで良いのかもしれない。
あとは、また簡単に廃止されてしまったりすることがないように、それだけは強くお願いしたいと思う。
8月最後の雨の街を ― 2019年08月31日 23時57分08秒




今日の午後は雨、結局夏らしさが戻ることはなく、8月最後の1日は終わりました。
しかし雨の日のアーケード商店街は、例えごく小規模なものだとしても、大変安心感があって頼もしいものです。
(上の写真は生駒のぴっくり通り、ほぼ全体がここに写ってますが、全国有数の短距離なアーケード商店街だと思います)

もっとも、午前中は青空が見えて、陽の当たる中で泳げたからまあ良しとしましょう。
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