サルベージ ― 2013年09月03日 22時13分12秒
ふと、PSY・Sの「Signal」(というか、最後の曲である「風の鏡」)を聴きたくなり、CDを探したが見当たらない。そう言えば、実家に置いたままかもしれない。
「持ち出し用」にダビングしてあったMDがあったので、とりあえずこれを聴くことにして、以前もここの記事で触れたことのある「最後のMD」、Hi-MDウォークマンMZ-RH1を持ち出してきた。
このRH1、MDのデータをそのまま無劣化でパソコンに持ち出せるという唯一無二のMD再生機で、ソニーがMDの最終機種として出したもの。恐らく、MDやめる代わりにシリコンオーディオへの移行手段を用意した、ということなのだろう。CD同等の音質であるHi-MDも録再できるが、その音質が非常に良いことでも当時話題になった。
amazonを見ると、驚いたことに中古で6~8万、新品が何と18万円で売られている。6年前に売れ残りの新品を近くのJoshinで買った時よりもはるかに高い。この機種のレンタルサービスというのまであって、一週間で2500円くらいするらしい。それくらい貴重な機器になってしまっている。
で、ついでに久々にPCにつないでみたのだが、肝心の取り込みソフトであるSonicStageがいつの間にか消えている。どうやらメイン機をWindows7へのアップデートした時に消したらしい。
最近SonicStageの名前も聞かないなあと思いつつダウンロードサイトを探すと、やはりもうSonicStageの更新は終了していて、ダウンロードも出来ない。
こりゃまずいと一瞬焦ったが、後継ソフトの「X-アプリ」というので、ちゃんと取り込みが可能であった。
しかし、ソニーのことだけにいつサポートが切られるか分かったものではない。今のうちに、手つかずの古いMDを救出しておかないとまずいかも知れないな、と改めて思ったのだった。
ハルカスの空 ― 2013年09月09日 21時01分29秒
天王寺に寄る機会があったので、例の「阿倍野ハルカス」をちょっとだけ眺めてきました。大阪のどこからでも見えるとは言え、完成した姿を間近で見るのはこれが初めてです。
今まで大阪市内で一番高かった南港コスモタワーの256メートルを一気に抜き去り、横浜のランドマークタワーも上回って、高さ300メートルに達する日本一の超高層ビル。
日本で初めて「スーパートール」(=300メートル以上、世界的な超高層ビルの基準)となるビルでもあります。
こんなものすごいのを建ててるのに、関西マスコミは全然取り上げてなかったのですが、さすがに完成してからは話題にもなり、地価上昇率も35%で全国一位に。
近年、大阪は梅田一極集中が顕著だったわけですが、いまいち地味な感じのあった三番手の商業地、天王寺が逆襲に出たという感じです。
奈良の時は天王寺には良く行ってたし、応援したい気もします。
ただ、梅田は梅田でグランフロントが完成していて、こっちはもっとすごいことになってるわけですが。
特別警報 ― 2013年09月16日 15時11分53秒
(1,3枚目が冠水前、2,4枚目が同一地点の冠水後)
早朝に、スマホからの聞き慣れない警報音に起こされて、何だ何だと思って表示を見たら、何と「京都府に特別警報」とある。
特別警報と言えば、この前始まったばかりの新しい仕組みで、「数十年に一度の、今までに経験がないような危険な気象状態」の場合に出ることになっている。
いくら台風とは言え、ほんとにそんなすごいことになってるのか? また間違いじゃないのか? と半信半疑のままテレビを付けてみたら、KBS京都で例の渡月橋が水没しかけている映像が映っている。
これはえらいことだと血の気が引いた。確かに、これは経験がない。
やがてうちの周囲を取り囲むように避難勧告、続いて避難指示が続々と出始めた。うちはちょっと高めの場所だから大丈夫だろうとは思ったが、さすがに怖い。
天候は回復したが、あちこちでサイレンの音は聞こえるし、上空ではヘリコプターが無数に飛んでいる。泳ぎに行くはずだったプールのある公園が水没している映像が入ってくる。気が気でない。
とりあえず、安全な範囲で様子を見に行ってみようと少し出掛けてみたが、酒蔵の町並みの辺りまで来てみると、あれだけ深さのある水路周辺が完全に水没している。
何とかこれ以上の増水は食い止めたようだったが、あともう少し水位が上がっていれば、寺田屋周辺が水没という状況になるところだった。
まだ、被害の全貌が見えない。京都市内だけでなく、福知山や亀岡も相当な被害のようだ。ここからが大変かも知れない。
特別警報と言えば、この前始まったばかりの新しい仕組みで、「数十年に一度の、今までに経験がないような危険な気象状態」の場合に出ることになっている。
いくら台風とは言え、ほんとにそんなすごいことになってるのか? また間違いじゃないのか? と半信半疑のままテレビを付けてみたら、KBS京都で例の渡月橋が水没しかけている映像が映っている。
これはえらいことだと血の気が引いた。確かに、これは経験がない。
やがてうちの周囲を取り囲むように避難勧告、続いて避難指示が続々と出始めた。うちはちょっと高めの場所だから大丈夫だろうとは思ったが、さすがに怖い。
天候は回復したが、あちこちでサイレンの音は聞こえるし、上空ではヘリコプターが無数に飛んでいる。泳ぎに行くはずだったプールのある公園が水没している映像が入ってくる。気が気でない。
とりあえず、安全な範囲で様子を見に行ってみようと少し出掛けてみたが、酒蔵の町並みの辺りまで来てみると、あれだけ深さのある水路周辺が完全に水没している。
何とかこれ以上の増水は食い止めたようだったが、あともう少し水位が上がっていれば、寺田屋周辺が水没という状況になるところだった。
まだ、被害の全貌が見えない。京都市内だけでなく、福知山や亀岡も相当な被害のようだ。ここからが大変かも知れない。
日吉ダムは耐えた ― 2013年09月18日 22時49分37秒
今回の台風18号被害の影で、災害の拡大を防いだのが桂川上流の日吉ダムだった。
ピーク時は、毎秒1800立米というダム建設以来最大の流入量を受け止めながら、平常時の放流量である毎秒約150立米に放流をとどめ、満タン状態である洪水時最高水位になるその瞬間まで放流の量を決して増やさずに耐え続けた。
大雨の当日、某うらみち管理人からの情報で、僕は水資源機構のサイトにリアルタイムに表示される水位を固唾を飲んで見守っていたのだが、16日の正午前についに日吉ダムは最高水位に達した。この時点でも流入量は放流量の五倍以上あったから、ここで流さないと水が無秩序にあふれることになる。決壊でもしたらえらいことである。
やむなく、ということになるのだろうが、この時点で初めて緊急放流が始まった。
ここで急激に放流を増やしたら一体どうなることか、どうか何事も起きないようにと神にも祈るような気持ちだったが、この時点では桂川水系の水量はすでに危機的な状況を脱していたらしい。結果的にはこの放流によるさらなる被害は発生しなかったようだ。
このダムが建設されていなければ、ピーク時の最大流入量、毎秒1800立米の水がまともに下流を直撃したことになる。そうなればさすがに、うちの辺りだって危なかったかも知れない。
放流のせいで被害が拡大したという話もあるようだが、こちらはリアルタイムで流量を見続けていたのだから、それが事実でないことは知っている。水資源機構のサイトにあるグラフを見ればすぐにわかることだ。
以前も一度見学したことがあるが、また機会があれば感謝の意をこめて、日吉ダムの見学に行ってみたいと思う。
放流のせいで被害が拡大したという話もあるようだが、こちらはリアルタイムで流量を見続けていたのだから、それが事実でないことは知っている。水資源機構のサイトにあるグラフを見ればすぐにわかることだ。
以前も一度見学したことがあるが、また機会があれば感謝の意をこめて、日吉ダムの見学に行ってみたいと思う。
月が綺麗ですね ― 2013年09月19日 21時17分37秒
今日は中秋の名月。何でも、満月と重なるのは次は八年後なのだそうで、流れも落ち着いた鴨川の河原でしばし月見。
こういう時ぐらいしか出番がなさそうな、ニコワン+FT1+200ミリズームの換算540ミリで、満月をアップでの撮影もしてみました(上の写真は、それをさらにトリミング)。
今日で、にゃんこが旅立ってちょうど5年。
にゃんこも向こうでこの月を見上げているのだろうか。
爪痕/酷暑のあとで ― 2013年09月23日 13時56分02秒
あの台風18号被害から一週間、十石船の運行も再開されるなどこの町も落ち着きを取り戻しつつはあるが、いつものプールは被害が甚大で営業開始の目処が立たず、港跡に係留されていた三十石舟はフェンスに突っ込んで大破したままだ。
十石舟乗り場の屋根には泥が積もっていて、水位がここまで上がったのだと言うことが分かる。
福知山辺りはもっと大変なことになっているはずだ。
異常気象と言えば、この夏の異常な暑さのせいか、手を入れながら五年間大事に使ってきたメインマシンが不調を頻発させるようになり、ついには電源が入らなくなってしまった。
電源ケーブルを抜き差しして放置したり、色々試すと時折起動するのだが、これではどうにもならない。電源ユニットの交換も考えたが、マイクロタワーで特殊な仕様のせいで、それも難しいらしい。
やむなく、決算セール台数限定とかで安く出ていたエプソンのスリムタワー機を購入することになった。全く予定外だけに、厳しい出費である。
もっとも、以前から「高橋敏也のパーツ・パラダイス」を見てはうらやましく思っていたCorei7機(残念ながら最新のHaswellではなく一世代前のIvyBridegeだが)だけに、性能面では明らかに体感できるだけの向上があった。特に、RAW現像が速い。おなじみの「エクイン」を計ってみたら、プロセッサで7.7(Windows7です)もあり、さすがにi7である。
これで敏也に追いついたぜ、と喜んでいたら、その肝心の「パーツ・パラダイス」が終わってしまった。毎回更新を楽しみにしていただけに、非常に残念。新番組に期待したいところである。
猫の島、島の猫 ― 2013年09月28日 22時51分29秒
この前の連休、前から一度行こうと思っていた岡山の真鍋島に行ってきました。
話に聞いていたとおりこの島は猫だらけで、港に上陸するなり早速猫の姿が何匹も。いかにもカメラ女子風の若い女性が、しゃれたミラーレス機で猫写真を激写していたりしました。
目的はあくまで島の町並み探訪だったわけですが、こうも次々猫が現れては撮らないわけにもいかず。岩合さんになった気分で、猫写真もたくさん撮ってきました。
(写真はNikon1V1+FT1+DX35mmF1.8とRX100にて)
町並み写真館「連島」 ― 2013年09月29日 20時42分40秒
まちなみ街道の町並み写真館に、岡山県倉敷市の「連島」を新規掲載しました。
先週訪れたばかりの町並みで、こんなにすぐに載せるのは異例なのですが、保存状態から見て早めに紹介しておきたいとの思いから、順番を抜かしての掲載です。
何としても、保存の手を打って残して欲しいと強く思った町並みでした。
今回から、「新・町並み撮影メイン機」であるニコワンV1+6.7-13mmVRの組み合わせを本格稼働させましたが、期待通りに活躍してくれました。やはり換算18ミリの超広角域を常に持ち歩いて気軽に使えるのは便利。主に標準~望遠側を受け持つRX100との組み合わせもばっちりでした。
先週訪れたばかりの町並みで、こんなにすぐに載せるのは異例なのですが、保存状態から見て早めに紹介しておきたいとの思いから、順番を抜かしての掲載です。
何としても、保存の手を打って残して欲しいと強く思った町並みでした。
今回から、「新・町並み撮影メイン機」であるニコワンV1+6.7-13mmVRの組み合わせを本格稼働させましたが、期待通りに活躍してくれました。やはり換算18ミリの超広角域を常に持ち歩いて気軽に使えるのは便利。主に標準~望遠側を受け持つRX100との組み合わせもばっちりでした。
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