特別警報2013年09月16日 15時11分53秒





(1,3枚目が冠水前、2,4枚目が同一地点の冠水後)

早朝に、スマホからの聞き慣れない警報音に起こされて、何だ何だと思って表示を見たら、何と「京都府に特別警報」とある。
特別警報と言えば、この前始まったばかりの新しい仕組みで、「数十年に一度の、今までに経験がないような危険な気象状態」の場合に出ることになっている。
いくら台風とは言え、ほんとにそんなすごいことになってるのか? また間違いじゃないのか? と半信半疑のままテレビを付けてみたら、KBS京都で例の渡月橋が水没しかけている映像が映っている。
これはえらいことだと血の気が引いた。確かに、これは経験がない。

やがてうちの周囲を取り囲むように避難勧告、続いて避難指示が続々と出始めた。うちはちょっと高めの場所だから大丈夫だろうとは思ったが、さすがに怖い。
天候は回復したが、あちこちでサイレンの音は聞こえるし、上空ではヘリコプターが無数に飛んでいる。泳ぎに行くはずだったプールのある公園が水没している映像が入ってくる。気が気でない。

とりあえず、安全な範囲で様子を見に行ってみようと少し出掛けてみたが、酒蔵の町並みの辺りまで来てみると、あれだけ深さのある水路周辺が完全に水没している。
何とかこれ以上の増水は食い止めたようだったが、あともう少し水位が上がっていれば、寺田屋周辺が水没という状況になるところだった。

まだ、被害の全貌が見えない。京都市内だけでなく、福知山や亀岡も相当な被害のようだ。ここからが大変かも知れない。