歴史的渡り廊下(または「余部鉄橋」)2019年05月05日 21時18分16秒

歴史的渡り廊下(または「余部鉄橋」)









先日立ち寄った綾部温泉(綾部市のかなり外れである)の中に掲示されていた手作りの観光案内に、「非常に立派な木造の渡り廊下がある旧小学校(今は「奥上林研修センター」)というものが紹介されていた。
幸い、温泉からすぐ近くだったので、即「見に行ってみよう」ということになったのだが……いやなるほど、立派すぎる「渡り廊下」を目にすることができた。うらみち管理人含め、いつものメンバーも大喜び。

高さは6メートル、あの余部鉄橋を連想させるような造りで(後で検索してみたら、やはり通称「余部鉄橋」と呼ばれていたらしい)。高台にある講堂と校舎を結ぶためのものらしいが、産業遺産のような趣がある通路だった。
さすがに怖いし、許可なく中に入っていいか分からなかったから入口近くからのぞくにとどめたが、床板の小さな穴からは数メートル下の地面がそのまま見えているようであった。スリル満点である。

あんまり変に手を入れるのはやめて欲しいが、これが朽ち果ててしまうのはあまりに惜しいので、何かに活用できないかなとは思う。期間や人数を制限してでも、これを渡れると嬉しいのだが。