最後の1102011年05月22日 10時59分33秒



110フィルムの生産中止により、カメラとしての使用は不可能となってしまった超小型一眼レフのペンタックス・オート110だが、ネット上でまだ110フィルムの在庫があるのを見つけて、注文してみた。これでもう一度だけ、撮影が可能となる。

交換レンズを含めてとにかく小さくて荷物にならず(標準のパンケーキレンズなど、ペットボトルのふたよりも小さい)、ベトナム旅行の際にはGRDigitalとの併用で重宝したこのオート110だが、最後の活躍の場はどこになるだろうか。一枚一枚、本気で考えながら撮ることになるのだろう。

コメント

_ バニラダヌキ ― 2011年05月22日 19時05分25秒

昭和の頃は、いい意味での『大人の玩具』が、色々ありましたね。
遊びをせむとや生まれけむ……。

_ 天野橋立 ― 2011年05月22日 19時36分51秒

こういうものを相当なクオリティで、それなりに大まじめに作ってしまえるというのが、かつての日本が持っていた余裕なんでしょうね。
僕は子供の時にこれが欲しくて欲しくて、カタログを見てはため息をついてました。入門用の安い一眼レフもあったはずなのに、敢えてこういうマニアックな方向に行ってしまうと言うのが、昔も今も自分らしいとでもいうか。

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