代わりのない機械 ― 2010年10月03日 21時50分31秒

シャープがかつて出していたモバイルマシン、「リナックスザウルス」は画面を広げても文庫本強というサイズと、極小ながら何とか打てるキーボードが絶妙のバランスで、いつでも持ち歩いて文章を直すという使い方にはこれ以上のマシンはない。しかしすでに生産はされていないから、バックアップ機を一台確保してあるとは言え、どちらもが壊れてしまえばおしまいである。スマートフォンで良さそうなのが出れば……とずっと期待しているのだが、今のところまだ駄目だ。少しでも長持ちしてくれるように祈るしかない。もう少し大きな、マイクロノートPC級のだと良いのが色々出ているのに。
次の長編候補作の試作版冒頭部をいくつか書いてみては直してをしてきたのだが、そのうちの一作がどうやら第二宇宙速度に乗ったようで先に進み始めたので、試作から格上げすることにした。まだそちらに全力は注げないし、例によって完成までは相当の年月を要しそうだ。
空の境目 ― 2010年10月06日 21時15分01秒

しかし本当の空は、ビルの隙間の中だけに。
NAP@今井町 ― 2010年10月09日 21時40分00秒
NAP@奈良市街 ― 2010年10月11日 21時41分36秒





というわけで、今日で終了した奈良アートプロムですが、昨日はメイン会場である奈良市街エリアを一日かけて回ってきました。実行スタッフと、それに出展作家さん3人と一緒というご一行様で、おすすめだという展示を見て回ったわけですが、今井町と比べると遙かに大規模、慣れない現代アートをずっと見続けているとさすがにかなり疲れてきて、夜にパフォーマンスアートを見終わった頃にはへとへとでした。
どの作品も、言わば各作家の自我の底から生まれ出てきた産物な訳で、それらと順番に対峙し続けるというのは負担がかかって当たり前、言わば普段使わない筋肉を酷使したようなものなのです。しかし、異世界を旅してきた後のような何とも言えない満足感が残って、本当に見に行って良かったなと思います。一応僕も、表現者の端くれではあると思ってるので、これが何か新たな創造につながればいいなと思ってみたり。
GAME ― 2010年10月18日 19時03分18秒

昔のテレビゲームの画面みたいな風景。
亀岡祭2010 ― 2010年10月24日 08時40分09秒





大津祭に次ぐ、もう一つの「ミニ祇園祭」である亀岡祭の宵宵山を見に行ってきました。大津に比べてさらに素朴な感じで、観光客も少なめな地元の祭という印象が強かったですが、それでもなかなかの盛り上がりぶりで、楽しげな雰囲気でした。何より、雅やかな感じは大津以上とも言えて、お囃子の感じも祇園により近いものでした。
この祭独自の行事として、「三輪山」の夜間巡行というのがあったのですが、夜に山が巡行するというのは祇園では絶対に見られないだけに、独特の迫力があって大変に面白かったです。山のすぐそばを一緒に歩いてついて行ける感じも楽しい。
大津祭同様、年々見物客の数が増えて盛り上がってきているということでしたが、祇園祭の人の多さに閉口している向きには、十分雰囲気が味わえてお薦めできるお祭りでした。
何と大きな ― 2010年10月31日 21時59分37秒

朝から、まもなく終わる平城遷都1300年祭の会場となっている平城宮跡をうろうろしてきました。正直なところ、会場だからと行ってちょっとした土産物屋とかステージ(せんとくんは見られませんでした)以外特に何があるというわけでもないんですが、大極殿が完成した平城宮跡は昔のとりとめのない感じが薄らいで、史跡らしさがわかりやすくはなってました。
しかし、午後からだったはずの雨が昼前から降り出して、小さな折りたたみ傘を持って歩いていると、何だか非常に心細い気持ちになってしまいました。その感じが一番出ていた写真をアップ。
その後は西大寺の奈良ファミリーまで出て、お昼を食べたりお茶を飲んだりしてみたのですが、なにか薄ら寒い感じは取れず。なんなのだろう、この感じは。
しかし、午後からだったはずの雨が昼前から降り出して、小さな折りたたみ傘を持って歩いていると、何だか非常に心細い気持ちになってしまいました。その感じが一番出ていた写真をアップ。
その後は西大寺の奈良ファミリーまで出て、お昼を食べたりお茶を飲んだりしてみたのですが、なにか薄ら寒い感じは取れず。なんなのだろう、この感じは。




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