今年の冬は、ただの冬 ― 2007年12月02日 20時54分18秒

いよいよ12月、冬になってしまえば、それはそれで悪くないもので。個人的な部分では、何も悩んだり思ったりする要素がないという、久々の冬。猫が元気でさえいれば、もうそれで十分な冬。
(須磨浦山上から、明石海峡大橋)
(須磨浦山上から、明石海峡大橋)
今年もまた ― 2007年12月07日 22時18分52秒

毎年この時期には同じことを書いているけども、クリスマス前の町を歩くのが好きで、それも見知らぬ地方都市が特に良い。去年は愛知の岡崎、一昨年は三重の津に行って、岡崎はクリスマスムードは少なかったのだけど、それでも楽しかった。あんまり小さい町では駄目なのであって、県庁所在地クラスがちょうど良い。
さすがにそのためだけに出かけるのはなんだから、大抵は町並みを見に行くついでとかいうことになる。それに、わざわざあんまり遠くへ行く感じでもないから、それで近年は東海地方ばかりになっているみたいだ。今年はどこに行こうかと、地図を見ながら考えるのも、楽しいのである。
(写真は去年の岡崎)
さすがにそのためだけに出かけるのはなんだから、大抵は町並みを見に行くついでとかいうことになる。それに、わざわざあんまり遠くへ行く感じでもないから、それで近年は東海地方ばかりになっているみたいだ。今年はどこに行こうかと、地図を見ながら考えるのも、楽しいのである。
(写真は去年の岡崎)
そして間もなく ― 2007年12月08日 21時46分44秒

少しずつ書いてきた原稿が250枚になり、間もなく終わる。もう頭の中では出来上がっていて、あとは文章にするだけだ。それにしても、後半は時間がかかった。期せずして、クリスマスのパートをこの時期に書くことになったのは、楽しいとも言えるが。
鈴鹿、驚愕ノ荒野(駅前の章) ― 2007年12月09日 22時03分10秒

今日は三重県の鈴鹿、四日市に行って来た。
四日市は押しも押されもしない三重県最大の都会で、随分昔に一度来たことがある。一方鈴鹿は、県庁所在地の津が近年の大合併で人口を一気に増やすまでは県下第二の都市だったのだが、ホンダの企業城下町であることに象徴されるとおり、完全に郊外型の町で、実質的には津のほうがずっと大きな町である。
と、いうことは知識としては知っていたが、実際に近鉄鈴鹿市駅前に着いてみて驚いた。とてもじゃないが20万都市の駅前には見えない。それどころか、ほんとにここは「市」なのかと疑うようなレベルで、かなり多くの町を見てきた僕でさえ愕然とした。似たような成り立ちの豊田市(ここも、極端な郊外型都市)を少し縮小したようなのを想像していたが、これでは縮小しすぎだ。ここで昼食を取る予定が、一瞬で完全に崩れ去った。(ちなみに、伊勢鉄道鈴鹿駅はもっとすごい。改札口には切符を入れる箱が一つ置いてあるだけだ)
仕方なく、昼食は四日市に着いてからにして、とりあえず鈴鹿の町並みを見ようと歩き出した僕は、その町並みでさらなる驚愕に打ちのめされることになる。(町並みブログに続く)
四日市は押しも押されもしない三重県最大の都会で、随分昔に一度来たことがある。一方鈴鹿は、県庁所在地の津が近年の大合併で人口を一気に増やすまでは県下第二の都市だったのだが、ホンダの企業城下町であることに象徴されるとおり、完全に郊外型の町で、実質的には津のほうがずっと大きな町である。
と、いうことは知識としては知っていたが、実際に近鉄鈴鹿市駅前に着いてみて驚いた。とてもじゃないが20万都市の駅前には見えない。それどころか、ほんとにここは「市」なのかと疑うようなレベルで、かなり多くの町を見てきた僕でさえ愕然とした。似たような成り立ちの豊田市(ここも、極端な郊外型都市)を少し縮小したようなのを想像していたが、これでは縮小しすぎだ。ここで昼食を取る予定が、一瞬で完全に崩れ去った。(ちなみに、伊勢鉄道鈴鹿駅はもっとすごい。改札口には切符を入れる箱が一つ置いてあるだけだ)
仕方なく、昼食は四日市に着いてからにして、とりあえず鈴鹿の町並みを見ようと歩き出した僕は、その町並みでさらなる驚愕に打ちのめされることになる。(町並みブログに続く)
四日市の光と影(1) ― 2007年12月10日 22時46分27秒

で、四日市。さすがに三重県最大の都市だけはあり、中規模の県庁所在地と遜色ない、なかなかの都会でした。公園でイルミネーションが飾られてたり、クリスマスの雰囲気も充分で、良い感じでした。
四日市の光と影(2) ― 2007年12月11日 21時01分12秒

さて、帰りの電車に乗ろうと、近鉄四日市の駅前を離れ、JR四日市へと向かう。中央通りの西の端に近鉄、東の端にJRというのがこの町の構造で、その間は数百メートル離れている。ところが、東へ歩けばあるくほど町は淋しくなっていく。不安になって来た頃に、前方に駅が見えてきた(写真)
つまりこの町の中心は、完全に近鉄側に集まっているのだった。奈良市もそうだが、ここまで極端ではない。駅自体も、立派な高架でデパート併設、特急が次々とやってくる近鉄と、古びたホームに一時間3本程度の列車しか来ないJR(一応、「関西本線」なんだけど)では、自ずから勝負は見えている感じだった。でも旅情では、JRの勝ち。
つまりこの町の中心は、完全に近鉄側に集まっているのだった。奈良市もそうだが、ここまで極端ではない。駅自体も、立派な高架でデパート併設、特急が次々とやってくる近鉄と、古びたホームに一時間3本程度の列車しか来ないJR(一応、「関西本線」なんだけど)では、自ずから勝負は見えている感じだった。でも旅情では、JRの勝ち。
百万遍知恩寺にて ― 2007年12月16日 21時05分52秒

昨日は、百万遍の知恩寺で月に一回実施される、「てづくり市」を見てきました。学生時代の後輩が、土笛(一見、陶器で出来た動物の置物なんですが、実は笛になっていて音が出る)を作って出店しているのを見てきたのですが、この「てづくり市」、ものすごい盛況で、歩くのに苦労するほど。後輩の土笛屋も大繁盛でした。
自分の作りたかったものを売れるようになったというのは、なかなか楽しそうでした(もちろん大変そうでもあったけど)。僕は今の仕事では一定の評価を得つつあるようだけど、贅沢にもやっぱり大組織ってものに違和感を感じ続けてます。まあ、もし好きな人とうまく行ってたら、それで人生ほとんど成功と思えてただろう(逆に言えば、それくらいに思える人だったってこと)から、その程度の不満ではあるのだろうけど。とにかく、文章を書くことと、そのためにプラスになることはずっと続けていくだろうな。
自分の作りたかったものを売れるようになったというのは、なかなか楽しそうでした(もちろん大変そうでもあったけど)。僕は今の仕事では一定の評価を得つつあるようだけど、贅沢にもやっぱり大組織ってものに違和感を感じ続けてます。まあ、もし好きな人とうまく行ってたら、それで人生ほとんど成功と思えてただろう(逆に言えば、それくらいに思える人だったってこと)から、その程度の不満ではあるのだろうけど。とにかく、文章を書くことと、そのためにプラスになることはずっと続けていくだろうな。
四日市3 ― 2007年12月20日 23時17分04秒

四日市の夜景をもう一枚。諏訪公園のイルミネーション。商店街をふらふら歩いててたどりついたのですが、結構きれいで良い雰囲気でした。人はごく少なかったです。
秘境で待つクリスマス ― 2007年12月22日 00時10分16秒

明日、明後日となぜか奈良の十津川方面に行ってきます。なんでこんな時期だか謎ですが、とりあえず温泉に浸かってくる予定。でも、天気悪そうだ。秘境のクリスマスはどんなでしょうか。
日本一の吊り橋 ― 2007年12月22日 23時03分08秒

雨の中、久々に十津川村の谷瀬吊り橋を渡りました。最近、各地に観光吊り橋ができて、三大吊り橋などと名乗ってますが、やっぱりここは迫力が全然違います。何と言っても、足元は木の板一枚だけ、その下は数百メートルの高さはあろうかという谷の底。歩くと左右に大きくゆれるのも、観光吊り橋とは違います(以前載せた、交野の星のブランコなんか全く揺れなかった)。まさに空中を歩く感じです。これも、世界遺産でいいんじゃないだろか。
ちなみに、夏のキャンプシーズンにくると、橋の下に広がるキャンプ場の夜景(実はランタンとかなんだけど)見事で、大都会の上空を歩いてるような気分が味わえます。
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