丹波の桜/ダンス・ダンス・ダンス2006年04月16日 22時43分41秒

今日は友人たちと、加悦・福知山など、京都府の北部を巡ってきました。天気が心配だったのですが、途中からは晴れてきて、申し分ありませんでした。昨年に重伝建選定された加悦の町並みも、撮り直すことができました。

こうして好きなところを巡っていると、普段の毎日がますます遠のいて、やっぱり結局はあれは仮の姿なんだなと思えてきました。しかし仮であろうとも、力の限り踊り続けるしかないのでしょう。みんなそうやって、生きのびているわけなのだから。
(写真は福知山の醍醐寺にて)

丹波の桜(2)2006年04月19日 21時15分31秒

いわば口直しに、福知山市無量寺のしだれ桜。

あらかじめ決まっていたこと2006年04月20日 21時48分38秒

予想通りの結果となったが、かといって平気でいられるはずもなく、しかし表面的には平静を保たなければならない。そして、保てたはずだ。
本人が最も望んでいた通りになったのだ。喜ぶべきなのだと思う。結局、僕には何もできなかったが、きっと幸せになってくれるだろう。それが誰の力によるものであったとしても、僕は祝福する。
きっと、すぐに忘れ去られるだろう。しかし、それは正しいことなのだ。

そして、去っていく2006年04月21日 20時40分51秒

憎まれたまま見送る、なかなか相応な最後じゃないかと思う。

誰も面と向かっては、当たり障りの無いことしか言わないのだ。しかし、そうはしなかった。世間の冷たい見方を、一貫して示せたはずだ。どうでも良い相手に、誰がそんな手間をかけるものか。

「泣いた赤鬼」というお話が好きだった、そう言うとみんな笑ったものだけども。

辛い。

行けば、分かるさ2006年04月22日 05時46分53秒

今日明日と、立山・黒部アルペンルートに出かけるのだが、昨日の夜旅行会社から電話が入り、現地が吹雪でバスが止まるかも知れないとのこと。昨日は終日運休だったようだ。止まってしまえばホテルには着けないから(標高2500メートルなのだ、そのホテルの場所は)お手上げである。同じメンバーでは、以前にも島への飛行機が欠航になって、当日に急遽行き先変更したことがある。

とにかく、現地に行ってみないと分からないらしいので、まあ行ってみることにする。不便なところへの旅行ばかり何度も行ってると、こういうのも楽しいと思えてくるから不思議だ。寝不足で頭ふらふらの錯覚かもしれんが。サンダーバードで寝よう。

(写真は京都駅、GRD)

雪山、越えてきました2006年04月23日 20時47分00秒

というわけで、アルペンルートに行って来ました。天候は回復していたのですが、前日の大雪の影響でバスが動かず、最初のケーブルがいきなり三時間待ちなどというアクシデントもありましたが、どうやら無事に全コースを制覇してきました。

二千数百メートルの山を越える手段としては恐らくこれ以上手軽なコースはないのでしょうが、高い山に登る人の気持ちというのはこういうものなのかと、ちょっと感じました。「過去の死亡遭難事故」という掲示版を見たときは、心配で悲しくなったけど。

アルペンルート(2)2006年04月23日 20時59分31秒

で、こちらが有名な「雪の大谷」、最高で高さ19メートルある雪の壁の間を、バスが走る風景です。泊まったホテルから、歩いてすぐでした。解説によると史上最高の高さとかで、さすがに迫力がありましたね。行って驚いたのが、このアルペンルート、外国人ツアーでいっぱいであること。韓国、台湾、中国のツアーで溢れ帰っていました。インドネシアの人など大はしゃぎでしたが、その気持ちは分かる。
それにしても、やっぱり酸素が薄いところに泊まったせいか、随分疲れました。地上の3/4だとか。沸点は90度でした。

言えずのさようなら2006年04月24日 22時05分06秒

改めて綺麗だと思ったのは、もうまともに会うのがこれで最後だからなのか。結局、お別れは言わずに済ませた。それで何かが変わるわけでもないのだが。

アルペンルート(3)2006年04月24日 22時12分14秒

写真に写っているのは、日本最古の山小屋と言われる重要文化財、「立山室堂」です。と言っても、ご覧の通り左側は手に持った絵はがき、右は雪。実はこの雪の下に、この立山室堂が埋もれているのですね。ホテルで場所を聞いたときには、そんなことは全然言ってくれなかったので、雪原の中を必死で探し回ったのでした。ひどい目にあった。しかし、見たかった。

ロンサム・パレード2006年04月25日 22時41分10秒