生まれ変わった南海・和歌山市駅 ― 2022年07月01日 09時56分22秒
(旧和歌山市駅、高島屋撤退直前.)
数年前に高島屋が撤退し、巨大な旧駅舎が取り壊されることになってしまった南海和歌山市駅。南海本線が、JR阪和線に乗客数で敗北したこともあって、末期にはがらんとして寂しげな感じではあった。
もちろん建て直しにはなるものの、規模は縮小されるようだったので、どんな感じになったか見に行くというのが、今回の目的の一つだった。
ところが、高層のホテル(今回泊まった)や図書館が併設された新駅舎はかなり立派で綺麗、JR和歌山駅前に比べてかなり寂しげだった駅前の空気が一変していた。
ちょうど駅の正面では新しいビルも建設中で、周囲には真新しいマンションも並んでいる。
テナントも、スタバなどの飲食店も充実しているし、おしゃれスーパーみたいなのも入っていて、学生さんなどの若い人の姿も目立った。
駅舎を取り壊してまで再開発を進めた南海は、正解だったようである。なお、和歌山市駅は名目上はJR紀勢本線の終点で(実態は和歌山駅が終点)、本数は少ないが和歌山駅との間を往復する列車もあるのも面白いところ。今回は乗らなかったけど。
帰りは和歌山駅からJR阪和線で帰ってきたが、「紀州路快速」の時間のかかること。天王寺まで80分もかかった。
到着駅は違うものの、南海特急の「サザン」なら難波まで一時間かからない。500円ほど出せば、広々とした指定席にも座れる。JRに勝てないのは仕方ないとしても、大差がついているというのは不思議な気がした。
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