和歌山の国宝と虹2019年01月06日 20時19分15秒


(善福院釈迦堂)

(根来寺根本大塔)

(長保寺本堂)


正月休みに、和歌山の国宝建造物をいくつか見に行ってきました。
割とメジャーな根来寺は初詣の客でにぎわっていましたが、今回のメイン目的地だった善福院釈迦堂というのが、静かな小集落の中に、造りは立派ながら非常にコンパクトなお堂(鎌倉初期のもの)だけが残っているというかなり通好みのスポット。当然というか、観光客など一人も現れませんでしたが、こういううらみち的な国宝というのはなかなか楽しいものです。

すぐそばに、以前訪れたことがある長保寺もあったので、こちらもお参りしてきました。ここは本堂
はじめ、国宝建造物が三つもあるという和歌山県内随一のお寺ですが、あまり知られていない感じです。拝観受付の辺りには、以前と同じく愛想のよい猫もちゃんといました。




帰り道、奈良方面へ向かう京奈和道(橿原以南が全通してから初めて使いました)を走行中、紀の川市辺りで前方に見事な虹が姿を見せました。ドライブレコーダーにも、空にかかるアーチ(というかドーム状にも見えます)のような姿がちゃんと映っていました。虹をくぐったと思ったとたんに土砂降りの中に突っ込みはしましたが、なんとなく幸先よく一年のスタートを切れたような気がしました。