町並み写真館「常滑」2013年07月07日 20時14分58秒



まちなみ街道の町並み写真館に「常滑」を新規掲載。
最近、更新ペースがあまりにも落ちすぎているので、これはいかんと言うことで前回から一月ちょっとで何とか更新しました。
ストックもそこそこあるのだし、もうちょっとペースを上げないといけませんね。

しかし、IEが勝手に10になってしまったのは大変な迷惑で、表示もあちこち崩れ気味。
それがいやで8からのアップデートをしないようにしてたのに…。
今回は更新よりも、その辺の補修に手間がかかってしまいました。

超解像デジタルズーム2013年07月12日 21時39分27秒



デジタルズームと言えば、それこそ最初期のデジカメからずっと装備されている定番の機能なわけですが(QV-10にも装備されていたはず)、個人的にはほとんど使ったことがありませんでした。
要するには、トリミングで切り出した画像を補完で拡大してるだけなので、画質的に使い物にならない、という認識だったわけです。

ところが、RX100を使い出してからは、結構この機能を利用してます。
「全画素超解像ズーム」というものものしい名称のズーム機能ですが、これが案外使い物になるのです。
補完アルゴリズムがどうこう、というのは置いておいて、そもそも2000万画素もあるこのカメラだと、単純に焦点距離2倍相当にまでトリミングしてもまだ500万画素分の情報量が残るわけです。
光学ズームだと2000万画素100ミリ相当のテレ端が、このデジタルズームだと500万画素200ミリ相当になる、と言った感じでしょうか。今でも現役で使っているD40が600万画素であることを思えば、これは十分な画素数です。一応さらに超解像技術での補完もしてくれますし。

そういうわけで、望遠が欲しい時はこの「全画素(略)」を活用してます。高画素機は弊害の多さがしばしば指摘されますが、こういう点では便利ですね。
単焦点「超」高級コンパクトのRX1にも同じ機能があるわけですが、こちらはフルサイズで2400万画素もあるので、70ミリ相当(2倍ズーム)にトリミングしても撮れる画像は画素ピッチ含めAPS-C600万画素機と同じ(しかもF2)。実はズーム機としても充分使えるんじゃないかと思ったりします。

三代目発表2013年07月27日 10時06分03秒



初代、二代目と連続して買い続けているホンダのフィットだが、いよいよ三代目の登場が近づいてきたようだ。
先日発表されたそのスタイリングは、最初は一瞬「なんじゃこりゃ」と思うような個性的な路線だったわけだが、何度か見ているうちになかなかいいじゃないかと思えてきた。
ハイブリッドの燃費を含めて、性能的には素晴らしい物がある。

初代のフィットは車としては非常に気に入っていたが、スタイリングについては少し中途半端に感じていた。その点、今乗っている二代目のRSはスタイリングも含めて全面的に気に入っている。ガラスコーティングが効いたのか、まだまだ状態もいい。
車検も通したばかりだから、最低あと二年はこのままで行くが、次もまたフィットという可能性も充分高いだろうと思う。まあ、軽のN-ONEにダウンサイジングという可能性もあるわけだが。こちらも非常に出来がいいし。

高原鉄道に乗ったが2013年07月27日 22時23分13秒



「男の隠れ家」誌における夏の定番特集である「ローカル線夏の旅」のバックナンバーを読んでいて、記事に載っていた高原鉄道にふと乗ってみたくなった。
近場のローカル線にはたいてい乗っているのに、この線はなぜか乗ったことがない。なんでだろうと思いつつ出掛けたが、実際乗ってみてわかったのが、やはりあの事故の記憶が思っていたよりも自分の中で大きかったんだなということだった。

40人以上が死亡したあの大事故だが、正面衝突した片方の列車は京都発の世界陶芸祭行き臨時快速列車で、何せ僕は当時京都の大学の陶芸クラブに一応入っていた(レギュラー部員のくせにろくに陶器を作れずに遊んでばかりだったが)のだから、あの列車に乗る可能性は充分あったわけである。幸い、他の部員を含めて事故に遭った人はいなかったわけだが、あのニュースの第一報を知って慄然とした記憶が、わずかに甦ってきてしまった。

高原鉄道の名前の通り、貴生川を出ると一気に高度を上げて行く路線はもちろん楽しくはあったが、同時に事故の現場はどこなんだろうなどと余計なこともついつい考えてしまった。
ただでさえ経営の厳しい三セク鉄道だが、恐らくあの事故のイメージは経営にもマイナスになっているんだろうな。地元の人たちが懸命に守っている路線だけに、残念なことだが…。

天空2013年07月30日 22時30分14秒



宮脇俊三氏の「ローカルバスの終点へ」を久しぶりに読み返していて、あっと思った。
昔読んだときに印象に残っていた、「高い尾根の上の集落」が、まちなみ街道のほうにも載せている長野県飯田市(旧・上村)の「下栗」であったことに、今さらながらに気づいたのだった。
一度行ってみたかったという大学の後輩に連れられて現地を訪れたときには全く気づかなかったわけだが、こうして今になって記憶が結びついたというのも、何だか感慨深いものがある。