超解像デジタルズーム2013年07月12日 21時39分27秒



デジタルズームと言えば、それこそ最初期のデジカメからずっと装備されている定番の機能なわけですが(QV-10にも装備されていたはず)、個人的にはほとんど使ったことがありませんでした。
要するには、トリミングで切り出した画像を補完で拡大してるだけなので、画質的に使い物にならない、という認識だったわけです。

ところが、RX100を使い出してからは、結構この機能を利用してます。
「全画素超解像ズーム」というものものしい名称のズーム機能ですが、これが案外使い物になるのです。
補完アルゴリズムがどうこう、というのは置いておいて、そもそも2000万画素もあるこのカメラだと、単純に焦点距離2倍相当にまでトリミングしてもまだ500万画素分の情報量が残るわけです。
光学ズームだと2000万画素100ミリ相当のテレ端が、このデジタルズームだと500万画素200ミリ相当になる、と言った感じでしょうか。今でも現役で使っているD40が600万画素であることを思えば、これは十分な画素数です。一応さらに超解像技術での補完もしてくれますし。

そういうわけで、望遠が欲しい時はこの「全画素(略)」を活用してます。高画素機は弊害の多さがしばしば指摘されますが、こういう点では便利ですね。
単焦点「超」高級コンパクトのRX1にも同じ機能があるわけですが、こちらはフルサイズで2400万画素もあるので、70ミリ相当(2倍ズーム)にトリミングしても撮れる画像は画素ピッチ含めAPS-C600万画素機と同じ(しかもF2)。実はズーム機としても充分使えるんじゃないかと思ったりします。

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