ゼロの国から2006年04月27日 22時34分20秒

完全に0になってしまえば、もはや喪うものもなく、明日におびえることもない。ただ単に、全く何にもないだけだ。

本当の光に満ちてた頃が いつかを知るのは過ぎ去ったあと
誰かが戸口でなぐさめ言っても もう忘れたよと答えるだろう
人は失くしたものを 胸に美しく刻めるから いつも いつも
何もなかったように 明日をむかえる
(「何もなかったように」荒井由美)

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