王の旅 ― 2010年06月20日 20時48分15秒
佐藤賢一の「小説フランス革命」を少しずつ読んでいる。全12巻で、今のところ半年ごとに1巻刊行だから、少しずつしか読めないわけなのだが。
その最新刊(と言っても、3月に出たのに気づかずにいたのだが)である「王の逃亡」を読んだのだが、これが小説として非常に面白くて、今のところこのシリーズで一番気に入っている。タイトルどおり、ルイ16世がオーストリアへ亡命するため家族と共に逃避行に出る、という話なのだがフランスの色んな町を旅して行く過程が大変に興味深い。
以前紀行文を書いてみたこともあったけど、やっぱり僕はこういう旅の話が好きなようだ。何と言っても、筒井さんの「旅のラゴス」を越える作品はほとんど無いと思うけど。
まちなみ街道を久しぶりに更新。長いこと取材に出ていないので、更新もどうしても抑え気味。ストックはまだかなりあるんですが、それでもやっぱり。
その最新刊(と言っても、3月に出たのに気づかずにいたのだが)である「王の逃亡」を読んだのだが、これが小説として非常に面白くて、今のところこのシリーズで一番気に入っている。タイトルどおり、ルイ16世がオーストリアへ亡命するため家族と共に逃避行に出る、という話なのだがフランスの色んな町を旅して行く過程が大変に興味深い。
以前紀行文を書いてみたこともあったけど、やっぱり僕はこういう旅の話が好きなようだ。何と言っても、筒井さんの「旅のラゴス」を越える作品はほとんど無いと思うけど。
まちなみ街道を久しぶりに更新。長いこと取材に出ていないので、更新もどうしても抑え気味。ストックはまだかなりあるんですが、それでもやっぱり。
西宮ガーデンズ ― 2010年06月13日 19時49分10秒
兵庫県の西宮にある、「西宮ガーデンズ」というショッピングセンターへ行ってきました。今までに行ったのある最大のショッピングセンターは奈良のイオンモール橿原でしたが、こちらはそれをさらに上回る広さ。何より、いかにも阪急系らしい上品な雰囲気が印象的でした。
写真は、シースルーエレベーター型のショーウインドウですが、これが本物のエレベーターさながらに各フロアの間を上がったり下ったりしてました。バブル期並みの、贅沢な作りに驚き。
湯村ヌーベル町並み ― 2010年05月30日 14時31分34秒
湯村温泉と言えば、「夢千代日記」(昔のNHKのドラマで、湯村がその舞台のモデルとなったとのこと)。で、その「夢千代日記」の記念館である「夢千代館」というのがあるのだが、これは要するに昭和の頃の湯村の町並みを再現したと言う、規模は小さいんだけど、まちなみ街道で言う「ヌーベル町並み」なわけなのであった。こう言う再現町並みと言うのは大好きで、何でだか知らないが心が安らぐ。
ISO800 ― 2010年04月17日 19時27分44秒
散りぬるを ― 2010年04月10日 20時20分28秒
ようやく春らしい陽気で、久々にセーター無しで外をうろうろ出来た。桜は満開を越えて、次第に散り始めていた。公園の古い市電に、桜は良く似合う。
乙女は歩く ― 2010年02月13日 21時35分35秒
森見登美彦の「夜は短し歩けよ乙女」を読んだ。
結構評判も良いようだし、京都の学生の話らしいし、何よりもその小さな書店に読みたい本が無かった、という消極的なきっかけで買って読んでみたのだが、これが非常に良かった。
主人公やヒロイン(この人がなかなかかわいい)、それに脇役たちのキャラクターいずれも面白く、現実の京都のようでそうではない、ファンタジックな話の展開も楽しい。
感動の大作というのではないが、相当な水準にある傑作だと思う。読んでいてちょっと悔しくなるほどだった。
「Q」 ― 2009年05月31日 20時42分33秒
ローカル鉄道に乗りたくなって、手近な北条鉄道に乗りに行ってきたのだが、行き帰りの間、ずっと村上春樹の新作「1Q84」を読んでいた。と言うか、読むのを止められなかった感じ。まだ前半ではあるが、驚くほどに引き込まれる小説だ。読んでいてふと、最後に好きになった人のことを思い出す。二度と会うことはないだろうけど、忘れることもないだろう人。小説のほうはどう展開するのだろう。
電気走行時代 ― 2009年05月24日 19時39分07秒
今日は曇り時々雨とか言ってた割には天気が良かったので、午後から久しぶりにEC-02で走り回ってきた。去年新車を買って以来、ちょっとないがしろにしがちで、近所の買い物用くらいにしか走らせていなかったEC-02だが、たまに本気で走ると気分転換になる。河川敷とかを走りたくなるのはなぜだろう。
さて、今後改良されて発展していくかに思えたEC-02、結局バッテリーのリコール問題などもあって生産中止になってしまい、ほんとにレアアイテムになってしまった。実際のところ、この乗り物の実用性はどうなのかというと、買い物とか近距離の通勤などには十分な実用性があると思う。
しかし、遊びで乗るにはやはり航続距離が不足している(せめて100キロくらい走れれば…)し、パワー面の問題で山道にも向かない。それでも、モーターで走るこの独特のフィーリングは他では絶対に得られないものだし、走らせると非常に楽しいのも間違いない。ずっと手放さず乗っていこうと思う。
高瀬川の桜 ― 2009年04月05日 20時25分00秒
今日は喫茶店で、仕事の資料を読む。通りがかった高瀬川沿いの桜が満開で、まるで桜のトンネルのようになっていた。昔の職場の近くでも、こんな桜が見られたなと懐かしく思い出す。
奈良から三宮へ ― 2009年03月29日 21時41分44秒
先週開通した阪神なんば線に乗ってみようと、わざわざ奈良経由で神戸に行ってみた。近鉄奈良線に「三宮行き」が走るのは、なかなかインパクトがある。まあ、神戸奈良直通の需要はそんなにないだろうけど、難波と三宮が直通になったのはかなり便利だろうと思う。これでミナミが少しは活性化すれば良いのだけど。
せっかく神戸に出たので、北野町の異人館通りを歩いてみた。桜と、「風見鶏の館」。DP1で。
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