今年最後の遠出、ナローゲージに乗って ― 2023年12月30日 10時29分36秒
![](http://ec-02.asablo.jp/blog/img/2023/12/30/6a7510.jpg)
![](http://ec-02.asablo.jp/blog/img/2023/12/30/6a7508.jpg)
(三岐鉄道北勢線)
![](http://ec-02.asablo.jp/blog/img/2023/12/30/6a7509.jpg)
(旧阿下喜駅)
![](http://ec-02.asablo.jp/blog/img/2023/12/30/6a750b.jpg)
(阿下喜の町)
![](http://ec-02.asablo.jp/blog/img/2023/12/30/6a750a.jpg)
(桐林館)
![](http://ec-02.asablo.jp/blog/img/2023/12/30/6a750c.jpg)
桑名市のクリスマス風景をこの前投稿しましたが、年内最後の遠出で、桑名とその近くのいなべ市阿下喜へ行ってきました。
桑名までは快適な近鉄特急、そこから阿下喜へは三岐鉄道の北勢線(旧近鉄北勢線)というのに乗り換えるわけですが、この北勢線は日本でも残り少ない「ナローゲージ」の路線。
昔は「軽便鉄道」と言われた規格で、レールの幅が普通の鉄道路線の半分くらいの感じです。
往復とも学生などでかなりの満員で、寒波襲来で極寒の中を小さな列車で揺られながら往復2時間のナロー列車の旅は、なかなかに味わい深いものでした。
終点の阿下喜駅には昔の車両が保存されていて、建て替えられてしまった駅舎も阿下喜の町なかに移築保存されているなど、貴重な路線の遺構がちゃんと残されているのは好印象でした。
目的地だった阿下喜の町は濃州街道の宿場町だったということで、員弁川沿いの高台に古い町並みが密集して残っていて、こちらも良かったです。
昭和の初めに建てられた、旧阿下喜小学校の校舎が「桐林館」という施設として利用されていて、これも見ごたえのある建物でした。
淋しい小さな町かな、と思っていたのですが、古い家屋を利用した古民家カフェ的な食堂が人気になっていたり、思ったよりも活気のある、風格を感じさせる町でした。
最近のコメント