こちらも久しぶりの湯浅2023年08月27日 11時28分00秒



 台風が来るまでの間、毎週連続で18きっぷを使って関西周辺の重伝建地区めぐりをしてました。
 小浜の次、二箇所目は湯浅で、こちらも久しぶり。

 去年の夏以来のJR和歌山駅の駅ビルで「湯浅醤油ラーメン」というのをお昼ご飯に食べてから、まさにその湯浅へと向かう紀勢本線の鈍行に乗り込みます。
 乗った列車は箕島止まりでしたが、ちょうど30分間の待ち時間があったので、箕島の町も少しだけ見て回りました。

 さようやく御坊行きに乗って、湯浅駅に到着。最近駅舎が新しくなった(蔵っぽいデザイン)ということで、以前の古びた駅舎がどうなったか心配でしたが、こちらも保存されてカフェなどが入るスペースになってました。


 実は熊野古道である「道町通り」を歩いて、「立石道標」という立派な石碑の辺りから重伝建地区に入って行きます。
 10年以上ぶりのはずですが、さすがは安定の伝建で、町並みに大きな変化はありません。修景は進んでいましたが。

「大仙掘」や「角長職人蔵」、「甚風呂」(江戸から平成まで続いた銭湯)などの展示施設も一通り見て回りました。あまりの暑さでちょっと日陰に入りたいと言うのもありましたが。

(甚風呂)

 隣接する広川町にも少し町並みが残ってるのですが、なにせ炎天下なのでどうしたものかなと思いつつ、結局は広川まで歩いて往復することになりました。
 ようやく湯浅駅へ戻った時は、もうへとへと。
 列車の待ち時間の間、旧駅舎のカフェスペースでレモネードを飲みながら、ゆっくり涼ませてもらい、ようやく生き返ったのでした。

(広川の町並み)

(帰りの阪和線からの紀ノ川)