おいでました、山口 ― 2019年12月09日 19時44分58秒

(宇部新天街)


(宇部井筒屋デパート跡)

(山口駅)

(新山口駅)
ようやく旅行をする気力が戻ってきて、この土日で山口方面に出かけて来ました。
新山口駅を起点に、萩市佐々並市の重伝建地区と阿知須の町並み、それに今までまともに見たことが無かった山口市と宇部市の市街地を歩いてきました。
この時期の遠出と言うことで、クリスマス風景も撮影しましたが(特に宇部は苦戦しました)、これはまた改めて。
山口駅前の県庁所在地とは思えない淋しい雰囲気は、ある程度予期していたので、逆に何とか持ちこたえてるかなとも思えました。大津よりはましな感じ。
ところが、元々山口市より人口が多く、下関に次いで山口県第二の都市だった宇部のほうは、中心である宇部新川駅周辺に広がる商業地の衰退がかなりなことになっていて(特に銀天街)、こちらのほうが歩いていて辛い気持ちになりました。市街地自体はビルも並んで立派なのですが。
昨年末で閉店した、井筒屋デパートの宇部店跡地が交流スペースなどとして暫定利用されていて、ほとんど居場所のない街の中で、ここにいる時が一番ほっとしました。デパートはただの商業施設ではないのですね。早く本格的な再活用が決まると良いですが。
結局、新幹線が通ることになった新山口駅(旧小郡町)が、拠点機能をみんな持って行ってしまったのだなあ、と未来都市のような立派な駅の中で思ったのでした。
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