春巻を巻く2008年05月04日 22時56分59秒

昨日は弟とその彼女が家に遊びに来て、ベトナム料理(フォーと生春巻き)を作ってくれた。ベトナム料理は、以前ハノイに行ってから気に入っていて、特にフォーはホテルで毎朝食べて飽きなかったくらいである。

僕も、生春巻を何本か巻くだけは巻いてみた(写真。下ごしらえはやってもらった)が、案外簡単にそれらしくできて、しかもおいしかった。フォーはさらにおいしかったが、あれはやっぱり綺麗な店でかしこまって食べるものではないと思った。古いコタツ(裏返すと麻雀卓になるやつ)をテーブルにして食べたのだが、これがなんとなく現地の屋台っぽい感じで、妙にマッチしていた。

フォー2006年02月14日 23時07分28秒

今日ふと、「日清フォー」というのを食べてみましたら、予想以上にちゃんとフォーの味がしていて、なんだかベトナムが懐かしくなったのでした。

ハノイ・ウォーカー(6) ハノイの車窓から2006年02月11日 20時03分56秒

ベトナムは、結構鉄道が発達しているらしくて、ハノイ・ホーチミン間を30時間くらいかけて走る寝台特急なんてのも走っています。車で走っているときに、それらしい列車が走り抜けていくのも見ましたが、なかなかのスピードで突っ走っていきました。

それにしても、海外の鉄道を見るのはなかなか楽しいですね。現地では駅も見に行きましたし、列車に出会う度にシャッターを切っていました。写真の列車はローカル線らしく、車両はブルートレインみたいで立派ですが、小さな機関車が牽引しているせいか、かなりのろのろと走っていました。

(オート110で撮影)

間違いだらけ、三十年2006年02月10日 20時53分01秒

自動車評論の第一人者、徳大寺有恒氏の書く人気シリーズ、「間違いだらけのクルマ選び」が2006年版を持って最終版となった。
今よりも車に興味のあった学生時代に買い始めて、その後も毎年買い続け、古本屋でバックナンバーを集めたりもしたので、うちには1976年の第一巻から三十年分のほとんどが揃っている。外車かぶれとか色々言われているのだが、何と言っても徳大寺氏は文章がうまくて車以外の知識も豊富なので、単に読んでいるだけでも楽しかったのだ。
ちょっと淋しいのだが、お疲れさまと申し上げたいと思う。

ティファニーで朝食を2006年01月26日 20時32分05秒

昨年末にテレビで「ローマの休日」を見て以来、一度読んでみようと思っていた、カポーティ「ティファニーで朝食を」を、読み終えた。その二つは全然関係ないんじゃないかというツッコミはさておき(だって表紙の絵はオードリーさんなんですよ)、完璧と評されることの多いこの小説、さすがに面白かった。

それにしても、主人公の女性(ホリー・ゴライトリー)の何とめちゃめちゃで、かつ魅力的であることか。こんな女性に魅入られたら、人生破滅すること請け合いである。女性はとにかく、まじめで優しいのが一番である。しかし、そんなまっとうな人に全然惹かれないのは、我ながら困ったものだとは思う。

(写真は本文とは何の関係もなく、ハノイ。GRdigital)

ハノイ・ウォーカー(5) 世界遺産とオート1102006年01月13日 22時17分23秒

ハノイから車で三時間程度のハロン湾は、「海の桂林」とも呼ばれる景勝地で、世界遺産として登録されています。なるほどさすがに美しい景色で、観光地としても人気。多数の遊覧船が浮かびます。船内ではシーフードを料理して出してくれるわけですが、ただでさえベトナムは何を食べてもおいしいところなので、この食事も満足の行くものでした。

さて、ベトナムに持っていったデジカメは広角専門のGRDだけだったので、このハロン湾ではオート110の換算100mmレンズが活躍してくれました。カメラ二台体制だったわけですが、なにせどちらも非常に小さいので、ほとんど荷物にはなりませんでした。上の写真はオート110で撮影したものですが、粒子の粗さも味になっているように思います。

ハノイ・ウォーカー(4) 寺を巡る2006年01月12日 22時19分14秒

ハノイ及びその近郊には多くの寺院がありますが、やっぱりお寺はお寺で日本の寺院と比べてもあまり違和感はありません。建物の趣なんかはやっぱり違いますが、特に色使いが派手だなんてこともなく、落ち着いた雰囲気でした。思わず自然に、手を合わせて拝んでしまうような場所でした。

(写真はブッタップ寺で。GRdigital)

ハノイ・ウォーカー(3) 猫のみなさん2006年01月07日 19時56分42秒

僕は猫が好きである。もちろん自分の家の猫が世界一なのは言うまでもないが、それ以外の猫も好きだ。他人が見ていなければ、必ず話しかける。

 従って、ホテルのエレベーターに突然猫が乗り込んできても、その猫が部屋の中までついてきても、怒ることはない。怒りはしないが驚いたし、平気でベッドの上に登ろうとするのにはさすがに困った。悪いけど、部屋から出ていっていただくしかなかった。くつろいだ振る舞いから想像するに、この部屋は空き室の時はその猫の寝場所になっているのではないか。

他にもベトナムでは、人なつっこい何匹かの猫たちに出会うことが出来た。ちなみにこの国では、犬以外の動物に名前を付けないそうで、猫のみなさんはみんな名無しなのだ。写真はハノイ市中心部、ホアンキエム湖の玉山神社で。猫という説も出たけど、これは虎ではないか。どっちだろう?

ハノイ・ウォーカー(2) 二つの国際空港2006年01月05日 21時22分55秒

さて、ハノイ・リポートな訳なのですが、その前に。ハノイへは、中部国際空港・セントレアからソウルの仁川空港乗り継ぎで飛んだ訳なのですが、この二つの国際空港は随分に対照的でした。

セントレアは、非常に合理的な造りで、名鉄を降りてから搭乗口まであっと言う間です。さすがトヨタ工場のノウハウがつぎ込まれたというだけのことはあって、無駄が全くない。関西空港などに比べるとかなりこじんまりとはしているのですが、その点を差し引いても便利な空港です。(ちなみに、名鉄に乗るのは大変です。名古屋駅はひどい)

セントレアに比べると、仁川空港はきわめて巨大です。アジア有数のハブ空港だけに、とんでもなく広い。長大な通路に沿って、免税店などがずらりと並んでいます。ところがこの空港、広すぎてきわめて不便なのです。搭乗口と、各種手続きカウンターがあまりにも離れていて、その長大な通路を行ったり来たりさせられます。免税店の前を何度も通ることになりました。正直言って、利用客のことを考えた造りとは思えませんでした。ショッピングセンターとしては、悪くないのでしょうが。

(写真は、仁川空港。GRdigital)

ハノイ・ウォーカー2006年01月04日 22時10分46秒

明けましておめでとうございます、を言うにはいささか遅くなりすぎた感がありますが、ベトナムのハノイから帰ってきました。というわけで、新年最初の写真はハノイにて。次回からは、ハノイ・レポートを書いてみることにします。
(写真は、GRdigitalで)