ラスト1回分・廃関跡2022年09月12日 19時20分36秒








石川旅行の後、気温も急に下がって夏も終わった感じでしたが、18きっぷ5回分の最後の1回がまだ残っていたので、台風11号が去るのを待って日帰りで出かけて来ました。

最初は草津線で柘植に出て、そこから関西本線で三重まで行こうと思ったのですが、台風の影響が残っていたからなのか、竹が線路に倒れたとのことで草津線が大遅延。
貴生川で一時間待ち、さらに柘植での接続もどうなるか分からなかったので、貴生川駅前のヤマザキ(コンビニというより、JAの売店)で買ったミニ焼きそばだけ食べて、草津に引き返しました。

結局そこから米原まで北上し、さらに乗り換えて岐阜県に一歩入った関が原で降りました。
特に当てはなかったのですが、一度も降りたことがなかったので、何か見るものはあるだろう程度の感じでした。

旧中山道を西へ向かうと、「不破関跡」という場所にたどり着きました。
9世紀の関所なので、もちろん構造物が残ったりしているわけではありませんでしたが、資料館を見学したところ、周囲の地形などにかなり痕跡が残っていることが分かりました。
関所と言ってもほとんど城のようなもので、かなり広大な敷地の三方を土塁が囲っていたらしく、その跡も発掘調査で判明しているようでした。

関所の西側は、藤古川という川とその川岸の断崖が守りになっていたようで、今もちゃんと川が流れています。
さまざまな和歌にも詠われたとのことで、なるほど夏の締めくくりに訪れるのがぴったりの、雰囲気の良い場所でした。
帰りの電車から見えた琵琶湖の空は、もうすっかり秋のようでした。

18切符の旅その2・石川へ2022年08月27日 19時49分26秒
















全部で5回分ある18切符の3回目と4回目を使って、石川方面に出かけて来ました。
当初から、今年の夏は石川へ行こうと思ってはいたのですが、福井県南部などの記録的な大雨で北陸本線の運行が不能になったり、宿泊予定だった小松市が梯川の氾濫で被害を受けたりしていて、すこし様子を見ていました。
幸い、復旧が進んだ様子だったので、8月の終わり近くになってようやく出かけることができました。

メインの目的地の小松は、人口約10万人の石川県第2の都市ですが、なぜか今まで一度もまともに訪れたことがなく、一度行こうとずっと思っていました。
古い町並みも残っているということで、どんなものかなと思いましたが、なかなか立派なものです。いかにも北陸らしい、袖うだつが続く町並みを歩くことができました。
小松城址の芦城公園も、ちょっとミニ兼六園的な雰囲気もあってよかったです。

宿泊は小松駅の目の前で、まさに町の中心部を眺められるというロケーションの部屋でしたが、知らない町の夜景を眺めると言うのは良いものです。
寝る前まで、ずっと町の様子を見ていましたが、さすがに相当な規模の町だと言うことが感じられました。

午後に少し時間が余ったので、2駅隣の能見根上という駅まで電車に乗って、海を見てきました。
「加賀舞子」という立派な名前のついている海岸でしたが、海水浴場にはなっていないとかで誰もおらず、打ち寄せる波を静かに眺めることができました。
あちこち出掛けたこの夏、これが唯一の海辺の砂浜となりました(琵琶湖には行ったので)。

避暑地と猫@八瀬2022年08月21日 16時24分04秒









猛暑日が続いた先日、さすがにこれは近場でいいからちょっと涼みに出たいなと思って、出町柳から叡山電車で15分ほどの八瀬まで出かけて来ました。
つまりは市内から、ほんのわずかな距離しかないわけですが、ここはもう不思議なくらいに涼しくて、ひんやりした風が吹いてきます。
川べりでは、水遊びを楽しむ家族連れが何組もいました。

ほっとしながら、木陰の岩に座って本を読んでいたら、まだ若そうな猫さまが姿を現しました。
最初は、少し離れたところからこちらの様子をうかがっていましたが、呼びかけてみたら近づいてきて、服やリュックにしきりにスリスリしています。
撫でてみても、まったく嫌がらないので、周りをぐるぐるする猫をずっと撫でていました。
さすがは避暑地の猫、慣れているようで、本当に人懐っこくてかわいかったです。

絶景廃線跡・片上鉄道跡を走る2022年08月01日 10時37分50秒
















コロナ時代の次世代レジャー(個人の意見です)として、最近時々出かけている廃線跡巡りですが、岡山には大物があります。旧片上鉄道の廃線跡が、ほとんど前線に渡ってサイクリングロードとして整備されていて、鉄橋やトンネル、それに駅の跡も何か所も保存されているのです。

一番有名なのは吉ヶ原の駅跡で、ここではかつての車両の保存運転なども行われており、全国的にも知られているのですが、ここは車でないとちょっと遠い。
それで、今回は和気駅から旧天瀬駅の先まで、往復12キロのコースを見てきました。和気駅前の観光案内所でレンタサイクルをすぐに借りることができるので、便利なコースです。

観光案内所は15:30まででしたが、レンタサイクルはその時間を過ぎても返しておけば大丈夫ということで、かなりゆっくり走ってきました。(観光案内所の建物は銀行の古い建物を再利用しており、それだけでも一見の価値あり)。

この区間は、ほぼ全線にわたって吉井川と並行する区間で、和気からはひたすら登りの路線となりますが、鉄道路線なので勾配はさほどではありません。
それでも、何せ気温が気温なのでペダルを漕いでいるとすぐに汗だくになってしまい、日陰で何度も停車しては水分補給しながら休息を取りましたが(押すだけで瞬間冷却できる「ヒヤロン」というのを初めて使いました。持続時間はわずかですが、かなり冷たい)

まず最初に長い鉄橋から始まるのが、なかなかテンションが上がるところで、全線に渡っていかにも鉄道跡らしい風景が見られます。さすがに列車は自転車よりはかなり速かったと思いますが、それでも当時の車窓風景を想像しながら走ることができました。広い川面を眺めながら疾走できるのも大変良い。

ハイライトはやはり天瀬駅跡。駅舎の一部が修復保存されているのですが、この風景が実にいいんですよね。以前から写真で見て、一度行ってみたいと思っていたので、ホームに立った時は嬉しかったです。
他の観光客は、一人も現れませんでした。

行き当たりばったりに倉敷で泊まる2022年07月30日 21時34分02秒












宿泊地をちゃんと決めずに出発した18きっぷでの岡山行きでしたが、早島の時点でもう17時前だったので、まあ普通に岡山市内のビジネスホテルかな、と思いつつ検索したところ、倉敷のアイビースクエアが当日でも空いていました。
値段も、もっと高いイメージがあったのですが、ビジネスホテルとほとんど変わらず。ビジネス需要を見込んだ、小さめの部屋ということのようでしたが、どうせならビジネスホテルよりはこちらのほうが楽しそうなので、スマホで予約押さえて倉敷まで向かいました。

改装済みの部屋は普通にきれいで快適、という感じでしたが、当然ながら建物の雰囲気は良く、ロビーでゆっくりしたり、美観地区を散歩したりして過ごしました。
しかし、行き当たりばったりの旅行でもこういうことができるというのは、やはり便利な時代になりました。昔も同じように現地でホテルを探したことが良くありましたが、観光案内所に頼んだり、駅の看板を見て行ってみたりで、外れを引くことも多かったものです。まあ、それもそれで楽しかったんですけどね。

夕食は、ホテル内で食べると高そうなので、倉敷が発祥だという名物のぶっかけうどんを食べました。なるほどおいしくて、まあこれくらいが分相応という感じですね。

ほぼ海・2022年夏2022年07月23日 19時54分24秒







車の2回目の車検が終わった。安いのは安いのだが、以前よりも微妙に値段が上がっているような気がして、ディーラーの人に聞いてみたら、やはり物価高の影響で値上げになっている部分もあるとのことだった。

ローンは終了したが、それなりの費用を支払って維持しているこの車、やっぱり乗らないともったいないということで、今年もおなじみ琵琶湖へと少し走らせてみた。
幸い天気は文句なし、その割には風が涼しくて心地よく、本を読みながら結構長い時間を誰もいないビーチで過ごした。
気分は海と変わらないが、潮風というのがないので、いくらゆっくり過ごしていても体がべたついたりしないのは、「ほぼ海」のメリットである。

費用を抑えるために、行きも帰りも下道ではあったが、かつての有料道路が無料のバイパスに格下げされた、ほぼ高速道路を二か所も使うので、エアコン全開でも燃費はリッター18キロを軽く超えてくれた。
ガソリンも高いので、やはり省燃費なのは助かる。代車で借りたフィット4のハイブリッドは、渋滞する京都市内をのろのろ走っても同じくらいの燃費をたたき出していて、さすがとは思ったけど。

お久しぶり、夏の紀州鉄道2022年07月10日 21時14分42秒


(保存されたキハ603)


(市役所前駅と信楽高原鉄道から来た現役のKR205)






(紀伊御坊駅)

台風4号崩れの低気圧がずいぶん居座って大気の不安定な状態が続き、京都は晴れと雷雨の繰り返しという状況。やっぱり、あの梅雨明けのタイミングがベストだったということになるが、今月の後半はまた晴れるそうなので、第2弾の近場遠出を検討中です。

和歌山の二日目は紀勢本線で御坊まで行って、かなり久々に紀州鉄道に乗ってみた。御坊市自体は多分4~5回くらい訪れているのだが、いつも車だから、紀州鉄道は眺めるばかりで乗る機会がなかったのである。

紀鉄のシンボル的な存在だったディーゼルカーの「キハ603」が引退してしまったのはちょっと残念なのだが、御坊市街の中心駅である「紀伊御坊駅」の近くに展示スペースができていて、今回の目当ての一つがこちらだった。
御坊行きの列車の窓から見ると、まるで現役の列車とすれ違うようにも見えて嬉しい。

帰りの列車を待つ間、紀伊御坊駅から市役所駅まで一駅だけ歩いてみたが、足のほうはどうにか大丈夫だったものの、暑さが相当なものでまさに汗だく。( (それでも39度超えてた京都市内よりはかなり気温低かったようだが)
思わず、国道沿いのジョーシン電気に避難して涼むことにした。扇風機売り場で売られていたポータブルファンを買おうかと迷ったほどで、しかし充電がどうなってるかわからないのでやめておいた。しかしこういうのもまた、夏の旅らしくて良いものである。水分はひたすら取りました。

6月の梅雨明けの海2022年07月04日 20時08分51秒











先週梅雨明けしたばかりのわけですが、土曜日くらいから台風4号の接近に伴って再び雨ばかりの天気に戻ってしまいました。
こうなると、和歌山へ出かけたのはまさに絶好のタイミングだったということになります。

猛暑と、そんな中で長い距離を歩くのがまだしんどいということで、海辺まで行くことはできなかったのですが、幸い南海本線や紀勢本線の車窓などから海を眺めることができました。
まだ6月とはいえ見事に夏の海という感じで、久々に長い距離の鈍行に乗れたということもあって、印象に残る旅になりました。

生まれ変わった南海・和歌山市駅2022年07月01日 09時56分22秒















(旧和歌山市駅、高島屋撤退直前.)


数年前に高島屋が撤退し、巨大な旧駅舎が取り壊されることになってしまった南海和歌山市駅。南海本線が、JR阪和線に乗客数で敗北したこともあって、末期にはがらんとして寂しげな感じではあった。

もちろん建て直しにはなるものの、規模は縮小されるようだったので、どんな感じになったか見に行くというのが、今回の目的の一つだった。

ところが、高層のホテル(今回泊まった)や図書館が併設された新駅舎はかなり立派で綺麗、JR和歌山駅前に比べてかなり寂しげだった駅前の空気が一変していた。
ちょうど駅の正面では新しいビルも建設中で、周囲には真新しいマンションも並んでいる。
テナントも、スタバなどの飲食店も充実しているし、おしゃれスーパーみたいなのも入っていて、学生さんなどの若い人の姿も目立った。

駅舎を取り壊してまで再開発を進めた南海は、正解だったようである。なお、和歌山市駅は名目上はJR紀勢本線の終点で(実態は和歌山駅が終点)、本数は少ないが和歌山駅との間を往復する列車もあるのも面白いところ。今回は乗らなかったけど。

帰りは和歌山駅からJR阪和線で帰ってきたが、「紀州路快速」の時間のかかること。天王寺まで80分もかかった。
到着駅は違うものの、南海特急の「サザン」なら難波まで一時間かからない。500円ほど出せば、広々とした指定席にも座れる。JRに勝てないのは仕方ないとしても、大差がついているというのは不思議な気がした。

まさかの梅雨明け・GOTO和歌山2022年06月30日 11時54分23秒

カンデオホテルズ南海和歌山11階











あの立派なビルが取り壊されてしまい、建て替えになった南海の新しい和歌山市駅を一度見に行きたいとずっと思っていたのだが、コロナでなかなか出かけにくくなってしまったりもして、今まで行くことができずにいた。

しかし、ようやくGOTO(もどき)も復活したということで、この際だから駅の中にあるホテルに泊まってみようと、先日予約を取っていた。
本来は少々高めのホテルではあるのだが、毎度ながらGOTOのおかげで実質3000円ちょっとで泊まれて朝食も付く。

6月終わりということで、時期的には梅雨の真っただ中だが、まあ雨になっても仕方ないと思っていた。泊まって、駅の周辺を少しうろうろする程度なら、雨でもそんなに支障はない。

ところが出発の当日、28日の午前中に近畿は梅雨明けしてしまった。気温も空も、どう見てもまともに真夏である。おかげで、想定外に早い夏の旅行をすることができた。
高層のホテルからは、河口に近い紀ノ川や和歌山市内が一望できるのだが、天気のおかげで絶景ぶりがさらにパワーアップしていた。
目当ての一つだった、屋上の露天風呂からの夜景も素晴らしく、夜風を浴びながらずいぶん長い間風呂に入っていた。これは、写真を撮ることはできなかったけれど。