波浮の港へ2016年07月25日 18時24分48秒






というわけで、伊豆大島へ行ってきました。登山系の人を除けば、関西からここへ観光に行く人は少なめだろうと思いますが、熱海からジェット船で1時間かからないので、新幹線を使えば案外それほど遠くはありません(と言いつつ、帰りはものすごい遠回りで帰ってくることになりましたが)。

一番行きたかったのは、有名な波浮の港で、「伊豆の踊り子」に出てくる旅芸人一座のモデルとなった人たちが住んでいたということで知られる場所です。彼らが当時踊りを披露したという「港屋旅館」(写真二枚目)が「踊り子の里資料館」として残るなど、往年の雰囲気が伝わってくる町並みが、なかなか良かったです。断崖の上下に町が分かれていて、高低差が相当ある(踊り子坂という名前がついている)のには驚きましたが。

観光客は我々以外ほとんどおらず、静かな中を散策できました。とにかく天気が良かったこともあって(その割に涼しかった)、きれいな海も見られて、夏の旅行としては文句なしの満足度でした。

コメント

_ ジュンイチ ― 2017年01月28日 13時56分59秒

私は67歳の男性です。波浮の港の記事を見て想い出した事を書いてみます。伊豆の踊子の小説が好きで1970年の春、47年も前の事になります。踊子が辿った道を一人で旅しました。修善寺、湯ヶ島、湯ケ野、下田そして波浮の港、現在は踊子資料館になってる旧港屋旅館はその当時、旅館として営業しており、2泊しました。部屋は3階の一番奥、廊下の突当りにはトイレともう一つ階段ありました。ただの思い出話ですみませんでした。なつかしく思いました。もう一度行くつもりでです

_ NZ ― 2017年01月29日 19時41分00秒

コメント、ありがとうございます。
踊り子一座の足跡をたどる旅は、さぞ素晴らしいものだっただろうと思います。伊豆の温泉地も、今ではきっとその頃とはずいぶん変わってしまっているでしょう。
港屋旅館は資料館とはなっていましたが、当時の状態のまま保存がされていて、ここに泊まってみたかったと強く感じました。昔、二泊もされたとのことでうらやましい限りです。恐らく、今も当時の面影は残っているように思われますので、ぜひまた訪れてみてください。

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