波浮の港へ2016年07月25日 18時24分48秒






というわけで、伊豆大島へ行ってきました。登山系の人を除けば、関西からここへ観光に行く人は少なめだろうと思いますが、熱海からジェット船で1時間かからないので、新幹線を使えば案外それほど遠くはありません(と言いつつ、帰りはものすごい遠回りで帰ってくることになりましたが)。

一番行きたかったのは、有名な波浮の港で、「伊豆の踊り子」に出てくる旅芸人一座のモデルとなった人たちが住んでいたということで知られる場所です。彼らが当時踊りを披露したという「港屋旅館」(写真二枚目)が「踊り子の里資料館」として残るなど、往年の雰囲気が伝わってくる町並みが、なかなか良かったです。断崖の上下に町が分かれていて、高低差が相当ある(踊り子坂という名前がついている)のには驚きましたが。

観光客は我々以外ほとんどおらず、静かな中を散策できました。とにかく天気が良かったこともあって(その割に涼しかった)、きれいな海も見られて、夏の旅行としては文句なしの満足度でした。