アクアマリン/東京砂漠2016年07月30日 20時09分09秒





さて、離島へ行く以上は町並みもいいけど、やはり自然を満喫ということに。僕の場合は、特に海が見たいということになります。伊豆大島の海はさすがに綺麗で、色調補正をしなくても見事にアクアマリン。泳ぐ時間までは取れなかったのが残念です。
宿泊したホテルは、島の中心である元町の一番山側で、オーシャンビューは期待していなかったのですが、実際には町のすぐ向こうはもう海で、上の写真のような風景が見られてこちらも非常に満足でした。同行メンバーたちも喜んでいました。







予想以上だったのは三原山の険しさで、ジェット船から島を見ると、元町市街地のもうすぐ向こうには切り立った山が迫っています。豪雨被害が起きたのもこういう地形だからでしょう。
登山はしませんでしたが、車で行けるところまで上がって、表側と裏側から三原山を見物しましたが、すごかったのが南東側から見た「裏砂漠」という荒れ地で、あれほど広大で何もない風景は今まで見たことがありませんでした。(残念ながら、写真では伝わらないと思います)

さすがにジオパーク、伊豆大島は地形的な荒々しさは相当で、そちらの方面にはそれほど興味のない僕でも面白かったです。ずいぶん昔に伊豆半島への旅行から帰って来たとき、登山やらをやっているらしい職場の後輩に「岩場はどうでしたか」と聞かれて何のことかわからず、話を聞いたら伊豆大島のことだったということがありましたが、クライミングに行く人もいるのでしょう。

なお、大島と言えば踊り子と並んでつげ先生ですが、暮らしていた当時の旅館は現存しないのが残念。「私しゃ大島御神火育ちよ 胸に煙はよ絶えやせぬ」という大島節の歌詞をあちこちで見かけて、「海へ」を思い出すばかりでした。