冬が来る前に島へ2024年11月24日 20時16分35秒


(金刀比羅宮参道)

平日に旅行へ行ける期間ともしばらくお別れになるので、寒くなる前にもう一度どこかに出かけようと思って色々考えてたのですが、そういえばずいぶん長い間四国に行ってないということで、手軽な香川の琴平・丸亀へ。

どうせ18きっぷはもう使えないので、この際ちょいと贅沢をと思って、山陽新幹線プラス特急南風(ただしいずれも自由席)という課金コース。
ちなみに、瀬戸大橋で四国に渡るのに有料特急に乗ったのは初めてだと思います(ほぼいつもマリンライナー。快速ムーンライト高知にも乗ったことありますが)



初めての特急南風は非常に快適で、岡山から琴平まではあっという間でした。
ここへ来るのは何年振りなのかもはや定かではなく、ほとんど初めて来た感覚で町を歩きました。
金刀比羅宮の上まで上がるつもりはなかったんですが、参道の町並み撮ってるうちに、ここまで来たんだからと意地になってきて、結局本宮までの785段を登り切りました。
途中でやはりというか讃岐うどんを食べたりして、なんだかんだでかなり長時間の滞在になりました。



(金刀比羅宮本宮)

夜は、割と近くの丸亀泊。香川第二の人口を誇る城下町で、立派なアーケード商店街がよさげな雰囲気だったのですが、店が一斉に定休日だったのが少し残念でした。
それでも、伝統のある地方都市の雰囲気は十分味わえて楽しかったです。


(ホテルから眺める、丸亀市中心部)


翌日は、メイン目的地の塩飽本島へ。
重伝建地区の笠島集落があることで知られる島ですが、前回旅行グループで訪れてから、21年ぶり。
思えば、重伝建地区の再訪問はほとんど、「前回は友人たちと来たのに今回は一人」というパターンばかりで淋しいものがありますが、グループがまだ続行中なのが幸いではあります。
(再訪問だと、なかなか提案が通りにくいのです)


(笠島重伝建地区)

信じがたいことに、船に乗ったのもほぼ5年ぶり。あんなによく離島に出かけてたのにと、コロナ以降の空白の重みが改めて感じられます。
幸いに快晴で気温も暖かく、存分に島の町並みを歩き回ることができました。

帰りの船に乗る前に、現代アートの展示があるビーチで一息。大瀧師匠の曲を聴きながら、次にこうしてさわやかな風に吹かれつつ海を眺めるのはいつになるだろうな、と感慨にふけりました。
そろそろ、沖縄とかにも行きたいところですが。