非可換類体論予想とゼータ関数2006年06月07日 21時37分44秒

タイトル、変換するのに随分苦労しましたが、言葉の意味はわかりません。

さて、僕は学生時代から数学が苦手で、路上の猫と同じくらいの理解力しかありません。しかし、「フェルマーの定理」という数学上の難しい問題があって、未だに誰も証明できていない、ということは昔から一応知ってました。

今読んでいる「フェルマーの最終定理」(サイモン・シン著)は、この「フェルマーの定理」を解こうと、三世紀に渡って挑戦してきた沢山の数学者たちの記録なわけですが、これが実に面白くて、あっと言う間に読み終えそうな勢いです。非常に分かり易く書かれているので、数学の進歩によって徐々に謎が解明されていく、ドラマティックさが伝わってきます。まだ途中なので、果たして証明がなされるのかどうか分からず、ミステリー的にも楽しめます。

ちなみにこの「フェルマーの定理」、「古畑任三郎」の中で「ファルコンの定理」として登場するわけですが、(別々の二話の中で、それぞれ重要な役割を果たします)こちらのストーリーも非常に面白かったです。