水を蹴って、上方へと2006年05月01日 23時02分18秒

土曜日は不健康な仲間と、不健康で楽しい一日を過ごしたのだったが、その代わりに昨日は、二週間ぶりに泳ぎに行った。先週は立山で、行けなかったのだが。
やはり、クロールでゆっくりと10往復を超えた辺りからの、独特の静けさがとても好きだ。水底から一気に浮上していく、あの上昇感は、泳ぎ終えたあとも続くのだった。
僕自身、もうそろそろ浮上に転じる時期じゃないのかと思う。
「おい、もう悪いことは終わったんだぞ」と、誰か言ってくれないものか。

よみがえる記憶に2006年05月02日 22時15分06秒

新しい後輩の相談を聞いていて、ああそういえば数年前にもこんなことがあったんだなと思い出した。結局は、全てそこから始まったのだった。「この人を放っておけない」という気持ちは、しばしば重要な意味を持つことがあるように思える。もっとも、もう僕は前には出ない。その役目を果たすべき人は、他にも沢山いる。救うべきだったのは、あの人だけだったのだと思う。

昔の愛車は、誰だって2006年05月03日 21時47分05秒

昔の写真を見ていて懐かしいのが、初めての愛車である。僕の場合、最初に買った車は初代スズキ・ワゴンRのターボで、これには6年間乗った。

軽自動車ながら、人も荷物も沢山乗って、しかもターボだからそこそこ速く走った。キャンプやスキーに何度も出かけたのだが、特に想い出深いのは、雪道での初めてのチェーン走行で、スリップしてスピンターンしたこと。死んだ、と思ったけど、雪の壁に激突して事なきを得たのだった。

みんなで出かけるときは荷物満載で、いつも後ろが見えないまま走っていた。当時キャンプ場やスキー場に、軽自動車で来る人は、我々以外にはほとんどいなかったと思うけど、それが変に楽しかったりもした。今はもう少し大きな車に乗っているし、その気になればミニバンとかだって買えないことはないのだろうけど、結局あの時ほどの楽しさはもう感じられないだろうなと思う。

更新情報2006年05月03日 23時15分40秒

まちなみ街道の町並み写真館「加悦」の写真を更新しました。

ファミリー・アフェア2006年05月04日 21時29分18秒

仕事の予定が入るかも知れないと言うことで、大きな外出の予定を入れていなかったこの連休なのですが、結果的には休めることになりました。とにかくのんびりしようと思ってます。
今日は、知人一家とフラワーパークというところに行ってきました。天気は完璧すぎるほどで、周囲は家族連れで一杯でしたが、気持ちよい一日を過ごすことができました。

午後の読書と、本の虹2006年05月05日 22時30分32秒

今日の午後は、友人と二人でカフェに行って、ただ本を読んで過ごしてました。いかにのんびり過ごす連休と言っても、なかなかこんな時間の使い方はできません。ちょっとドロップアウト気分でした。

こうして新しいことを少しずつ積み上げていけば、どんなに大切だったことも、悲しい気持ちも、いつかは忘れられるのだろうと思う。だからせめて、未来に光と花束を。

天空の城で2006年05月06日 23時25分30秒



今日は、兵庫県の生野銀山と、和田山の竹田城に出かけてきました。この竹田城、日本一の山城と(根拠は今ひとつ不明ながら)名高い城で、その風景のダイナミックなことで知られています。以前から行ってみたかったのですが、やっと実現しました。

とんでもなく高い場所に立派な石垣が残るさまは、マチュピチュ遺跡に例える人がいるほどで、まさに「天空の城」。思わず、「見ろ! 人がゴミのようだ!」と叫びたくなりますね。(ならない)

一応これで、三大山城+1に全て行ったことになります。

とりとめなく2006年05月07日 12時01分40秒

今日は雨なので、何にもしない。この連休は、思ったよりも色々出かけたりした。
五月。いつもならそろそろ、夏の予感がし始める時期だ。しかし今年は、この先にあの夏が来るなんて、信じられない。思うのは、秋のことばかりだ。ベンチを吹き抜けていく、冷たくなり始めた風。

色々積み上げすぎて、本来いたくもなかった場所に一人で立っている、今の状況をどうすればいいのだろう。そんな必要は、もうなくなってしまったのだけど。やっぱり、降りるべきなんだろう。批判されても、「実は、あなた方のためにやってきたんじゃなかったんです、ごめんなさい」と言おう。

リセッション2006年05月10日 22時23分33秒

公的な場での人間関係への感情移入が急速に薄れつつあって、興味をなくしつつある。もう孤立しても構わないと思えるほどだが、実際にはとてもじゃないが孤立などさせてもらえる状況ではなさそうだ。でも、これくらいの気持ちでいたほうが、バランス的には良いのかも知れない。この数年間は踏み込みすぎた。やっぱり、私的な友人などのほうが大事である。十年も二十年も続いていく、こちらが本来の自分の世界なのだから。

(写真は生野にて、播但線)

KOZMIC BLUE2006年05月11日 22時55分52秒