EC-02、醍醐道を走る2006年06月03日 21時31分26秒

最近疲れがひどいが、天気の良い休みの日に家にいたりしたら、余計にひどいことになるから、やっぱり出かける。

東福寺付近の地図を見ていると、今熊野から山科の方面に抜けされるくねくね道があって、「醍醐道」と書いてある。前から一度、走ってみたいと思っていたのだが、今日思い立って行って来た。

EC-02でもまあまあ走れる適度な山道ぶりで、眺めの良い峠もあり、おまけに途中には「大石内蔵助一服の石」なんてのもあって(ほんとか?)きっと、隠遁中の内蔵助が山科から京へと遊びに出かけるのに使った道なのだろう。楽しかった。

ついでに、大石神社と本願寺山科別院に寄って帰ってきたが、大石神社は昭和10年創建だそうで、何とまあ。

パリの恋人2006年06月03日 21時56分14秒

韓流ドラマではありません、最初に断っておきますが。

昨日の深夜テレビでやっていた、「パリの恋人」という映画を見た。ストーリー自体は、本屋で働く地味な娘が、ファッション雑誌のカメラマンに見出されてモデルとなり、パリで成功かつカメラマンと恋仲になってハッピーエンド、という他愛のないものだが、キャストがオードリー・ヘップバーンとフレッド・アステアとむやみに豪華。歳が離れすぎてやしないかとは思うが。

しかし驚いたのが、演出のおしゃれでモダーンなこと。大胆な色彩やモンタージュを多用していて、特に冒頭の「世界の女性の服装を全てピンクに」という歌の部分は、まさにピチカート・ファイブとかの感じ。1950年代の映画だが、要するに90年代に彼らがやりたかったのは、こういうのなんだろうなと改めて思った。

むやみにパリの名所が映り、主人公達が素直なおのぼりさんぶりを見せるのは一種のギャグだろうが、しかし当時のアメリカ人にとって、パリが憧れの対象だったのは、ある程度事実なのだろう。

それにしても、知的だが頑固で個性的な美人、という主人公が、知っている人にそっくりに思えた。身贔屓だろうか。