走ってみました2006年02月18日 20時38分20秒

今日は何となく暖かく思えたので、久々にEC-02を起動して走らせてみました。普通のバイクだと、あんまり放置するとバッテリーが上がったり不具合が起きそうですが、このバイクだとスイッチを入れれば何の問題もなく走ってくれるのは便利です。
陽が当たっていた間はそんなに寒くは感じなかったのですが、夕方が近づくとやっぱり寒くて、帰り道は陽が落ちるのと競争でした。

それにしても、やっぱり冬場はバッテリー性能が落ち気味ですね。バッテリーゲージが減っていくペースが、随分速かったです。

(写真は八幡市橋本にて、GRdigital)

廃川跡2006年02月19日 21時01分33秒

鉄道の廃線跡というのはまだしも比較的メジャーで、本とかも色々出てるのですが、(僕が探索していた十数年前はそうでもなかったので、図書館で古い地図を調べたりしましたが)他にも「廃なんとか」というのは色々あるようで、中には「廃高速道路」なんてのもあるようです。(名神高速の関ヶ原付近など)

で、写真は「廃川跡」。滋賀県の旧草津川なのですが、元々川の下にトンネルがあって鉄道や車が走る(ちなみに、廃トンネルもあります)という超天井川だったのですが、河川改修で最近水が流れてこなくなり、廃川になったのです。跡地利用が色々検討されてるようなので、そのうちこの風景も見られなくなりそうです。

影との戦い2006年02月21日 22時43分34秒

子供の時に読んで大変面白かった記憶のある、アーシュラ・K・ル=グゥインのファンタジー小説、「影との戦い」(ゲド戦記1)を買って来た。一時は岩波同時代ライブラリーにも入っていたはずなのだが、もうこのシリーズはなく、その代わりに「物語コレクション」というシリーズで発売されている。子供向けのハードカバーは大きいし、持ち歩きにくいのでこちらを買った。

非常に久しぶりに読んだわけだが、やはり面白くて、あっと言う間に読み終えた。しかし驚いたことに、これがあのジブリでアニメ化させるという。指輪物語に始まったファンタジー小説の映像化は、ここまで及んできたわけだ。しかしル=グゥインさん、なかなかうるさそうな人だから、中途半端なものは許さないような気がする。

春遠からじ2006年02月23日 21時32分42秒

このタイトルをいつ使おうかとずっと思ってたわけですが、ようやく暖かくなり始めた気がして、ほっとしています。やっぱり今年の冬は色々と厳しい季節でした。11月に「冬来たりなば」で書いたことが、今回は現実となったようです。次の春は新しい春でしょう。さて、桜はいつ咲き始めるのでしょうね。

(写真は京都市北区の原谷苑にて)

どこにもない場所2006年02月25日 21時27分36秒

椎名誠「武装島田倉庫」をこれまた数年ぶりに読み返している。この小説の世界のように、「どこかにありそうだが、しかし何かが現実と違う場所」というものへの憧れが、昔からあって、他には筒井康隆氏の書く超虚構系小説の中の世界にも同じような憧れを感じる。
レトロ系再現町並みが好きなのも、この辺りの感覚とつながりがありそうだ。

(写真は「道頓堀極楽商店街」)

ダイビル2006年02月27日 22時13分23秒

大阪の中之島が好きで、大阪に出かけたときは良く、ぶらぶらと散歩する。かつては古びたオフィスビルの多かったこのエリアだが、近年の梅田一極集中の影響で、急速に超高層ビルへの建て替えが進んでいる。 それはそれで、壮観で悪くないのだが、やはり歴史的建築は残して欲しいものだ。

写真手前は1925年に建てられた、大阪を代表する歴史的オフィス建築である「大阪ダイビル」だが、これも残念ながらいずれ取り壊されることが決まっている。中にはパサージュなどもあり、非常に立派な造りらしいのだが、オフィスビルなので日曜には入れず、まだ見たことがない。取り壊しの前に、一度見ておこうと思う。「大大阪」(だいおおさか。戦前の一時、日本最大の都市だったときの大阪の呼び名)なんていう名前の喫茶店もあるそうだ。

阪急梅田コンコース、もはや風前の灯火のようです。せめて、東京の表参道ヒルズ(同潤会アパート)のような形でもいいから、復活させてほしい・・