明けましたね ― 2013年01月05日 22時08分25秒

というわけで、ネットから遠ざかり気味の年末年始でしたが、年も明けて2013年ということになりました。
正月休みはなんか毎日どこか出かけてたような感じでしたが、最後の1月3日だけは実家でのんびり。最近来なくなったお隣の猫が久しぶりに遊びに来て、猫とじゃれながら過ごす平和な午後でした。
(写真はNikon1V1+18.5mmF1.8にて)
In The Navy ― 2013年01月08日 21時53分55秒

Youtubeでいくらでも面白い映像が見られるこの現代に、誰が好きこのんでテレビなんか見るのだろうか。
なんて言いたくなるくらい、Youtubeの登場(以前の「画箱」あたりからそうだったか)によって、見られる映像の量が桁違いに増えたわけだが、個人的に特に嬉しいのが昔のCMと、そしてミュージックビデオの類である。
中にははまってしまって折に触れ何度も見てしまうようなミュージックビデオもあって、例えばヴィレッジ・ピープルの「In The Navy」「Go West」などのビデオクリップは、どれも面白く、時々思い出しては見てしまう。
アメリカン・ポリスやインディアン、カウボーイなど何とも珍妙な扮装のこのグループ、どうもそれぞれがゲイの人たちに人気の職業の格好をしているらしく、そう言えばポリスの服装などは日本でも流行ったハードゲイの格好にも似ている。
しかし70年代にしてすでにゲイをターゲットにしたグループが作られて大人気というのは、さすがはアメリカではある。歌の歌詞にもみんなゲイの世界のキーワードが隠されているらしく、かつて日本でも爆発的にヒットした「YMCA」など、日本では意味も分からずみんな楽しげに歌ってたわけだが、実はYMCAのユースホステルがゲイの巣窟だったことから、「YMCAに行ってすてきなゲイ同士の出会いを」みたいな歌であるそうだ。そう思って聞くと、なかなか笑えたりする。
甦った、EXCELIA ― 2013年01月11日 22時48分36秒

もうずいぶん昔、80年代終わりのことだ。
実家で長年使われていたオンキヨーのステレオコンポのカセットデッキが、モーター寿命で修理不能となってしまった。当時人気だったメタルテープに非対応で、代わりにフェリクロームポジション(=TYPEⅢ。こう書いてももう分かる人、ほとんどいないかもね)があるという、その頃にしても年代物のデッキだったから、まあ仕方なかろうということで代わりに新しいデッキを買うことになった。
そこで僕が、日本橋のオーディオ専門に出かけて買ってきたのが、アイワのエクセリアXK-005というデッキだった。とにかくその頃は3ヘッドデッキ(これも、もう分かる人がどれだけ居るかな)に憧れがあったから、確か3ヘッド機の中でも安かったという理由だけでこれにしたはずだ。
で、実際に使ってみて、今までのデッキや自分のラジカセよりも桁違いに音質の良いのに驚愕することになった。CDに迫る音質にさえ思えて、カセットテープってこんな音が出るのかと心底感心した。それまでテープの種類に色々凝ったりしてたのが、なんだったのかと思わされた。
ずっと後にネットで知ることになるが、このアイワEXCELIAシリーズ、特に最上級機のXK-009が伝説の名機的な扱いを受けるほどの、実は非常に評価が高いカセットデッキだったのである。
うちにあったXK-005は一番廉価版で、009と比べると音質は落ちると言われているようだが、さすがにラジカセなんかとは比較にならない高音質だったのだ。

僕が実家を離れてから、使われる機会の少なくなったまま眠っていたこのデッキだが、実家を建て直す際に、処分されるところだったのを引き取ってきた。残念ながら、この時点ですでに内部のベルトが劣化してしまっていて、再生ができなかった。
いつかベルトが手に入ったら修理しようと思って保管することにしたのだが、結局そのまま十年以上もまた眠り続けることになった。
その間に、京都にアイワのデッキ専門の修理店があることが判明して、見積もりを取ったりもしたのだが、二万円という微妙な価格だったので、踏み切れなかった。エクセリアシリーズの高評価を知ったのも、やっとこの頃になってからだ。
ところが先日ついにヤフオクで、エクセリア用の新品駆動ベルトが出品されているのを見つけた。
さっそく入手してベルトを交換してやると、XK-005は何の問題もなくちゃんと動作した。メカ部分が相当しっかりしているのだろう、このデッキの特徴であるテープ固定機構AMTSの動作などにも全く頼りなさを感じない。実使用期間が短かったからか、ヘッドの状態も悪くないようだ。
こうして、再び昔のテープを、ちゃんとした音質で聴くことができるようになった。当時メタルテープで撮ったものなど、今でも鮮明な音を保っている。嬉しいので色々聴いてみているが、非常に楽しい。
これからは、大事に使い続けるつもりだ。
ニャンともすごいね ― 2013年01月17日 20時59分31秒

とうとう、某「門」から直木賞が出ましたね。
投稿者として活躍されていたという当時は知らないのですが、なんかすごいところに参加させてもらってる気がする。
まあ、だからといって自分の作品のレベルには関係ないのですけどもね。
(写真は内容とは無関係ですが、タイトルとは関係があります)
ニコワンその後 ― 2013年01月19日 22時22分38秒


さて、満を持して投入したニコン1 V1だが、申し込んでおいたプレゼントキャンペーンのボディケースと専用グリップも届き、準備万端と言った感じに。専用グリップはホールド感も良く、装着した姿も精悍な感じで、これが無料でもらえたというのはかなりお得感がある。
延々検討して買っただけに、写りも使い勝手も非常に満足感は高いのだが、唯一気に入らないのが、撮影後のポストビューを切れないこと。ほとんどの場合ファインダーを見て一眼レフ的な感覚で撮っていることもあり、連続して撮りたい場合はこれがかなりうっとうしい。せめてファインダー表示時だけでも切れるようにして欲しかった。
いよいよ3月には換算18-35ミリの広角ズーム(これがたった120グラムと超軽量)が出るので、このレンズと今使っている換算50ミリの大口径単焦点とを合わせて常用する予定。換算300ミリまでの望遠ズームもAPS-Cのは売却して、こちらも180グラムと軽量なニコワン用に移行する予定だ。
メイン機のRX100と共に「1インチ艦隊」として運用することになる。
(下の写真は丹波篠山にて)
7年越しデジタル現像 ― 2013年01月22日 23時14分23秒
(写真をクリックで拡大)
LightRoomをいじっていてふと思い出したのだが、そう言えば初代のGRDigitalを買った頃に、確か一度RAW撮影を試したことがあるはずなのだった。撮影はしたものの、その頃は現像手段がなくて、そのまま放置することになったはずだ。
試しに、その頃の写真を保管してあるフォルダを調べてみると、確かにRAW(DNG)で撮影した神戸の写真が何枚もある。
JPEGとの同時記録になっていたので、現像して比較してみると……カラーノイズが大幅に減少し、しかも飛んだりつぶれたりしていた箇所の階調がよみがえって、別物のような写真になっているではないか。
全てRAW撮影しているDP1では、シグマの現像ソフトがバージョンアップされる度に、昔撮った写真の画質が改善していくのを実感していたが、こちらは何せ7年の時を経ていきなり最新のソフトで現像しているので、ギャップが大きい。
それにしても、やはりRAWで撮っておくのは有効なんだなと改めて思った。裏返して言えば、デジタル写真はフィルムに比べると技術的にまだまだ未完成ということなのだろう。
今もかなり多くの場合RAW撮りしているのだが、もしかしたら今ニコワンで撮っておいた写真が、十年後の技術ではフルサイズ並に、なんてこともあるかも知れないね。
LightRoomをいじっていてふと思い出したのだが、そう言えば初代のGRDigitalを買った頃に、確か一度RAW撮影を試したことがあるはずなのだった。撮影はしたものの、その頃は現像手段がなくて、そのまま放置することになったはずだ。
試しに、その頃の写真を保管してあるフォルダを調べてみると、確かにRAW(DNG)で撮影した神戸の写真が何枚もある。
JPEGとの同時記録になっていたので、現像して比較してみると……カラーノイズが大幅に減少し、しかも飛んだりつぶれたりしていた箇所の階調がよみがえって、別物のような写真になっているではないか。
全てRAW撮影しているDP1では、シグマの現像ソフトがバージョンアップされる度に、昔撮った写真の画質が改善していくのを実感していたが、こちらは何せ7年の時を経ていきなり最新のソフトで現像しているので、ギャップが大きい。
それにしても、やはりRAWで撮っておくのは有効なんだなと改めて思った。裏返して言えば、デジタル写真はフィルムに比べると技術的にまだまだ未完成ということなのだろう。
今もかなり多くの場合RAW撮りしているのだが、もしかしたら今ニコワンで撮っておいた写真が、十年後の技術ではフルサイズ並に、なんてこともあるかも知れないね。
勝ち抜け ― 2013年01月23日 21時40分12秒

みなさん色々思うところがあるようだ。何せ当時のことを知らないし、一つも作品を読んではいないのだから何とも思いようがないのだが、今参加してる人の中から勝ち抜ける人が出てきたらそりゃ悔しいだろうな。
ただし、明らかに自分よりも実力で全面的に上回っている、と思っている二人の場合だけは別である。むしろ、早く世に出て欲しいと願ってたりする。
弁天町タイムスリップ ― 2013年01月26日 22時58分56秒





一体何年ぶりだろう、十年やそこらじゃ全然きかないと思いますが、それくらい久しぶりに弁天町の交通科学博物館へ行ってきました。
関東の鉄道博物館があれほどの規模となった今では、ずいぶん小規模な印象になってしまったこの博物館、数年後には京都にできる日本最大規模だという鉄道博物館に統合されてしまうようです。
しかし子供の頃からなじみのある、この関西を代表する鉄道車両の殿堂、もう一度見ておかなければと思いました。
明治村なんかもそうですが、こういうレトロ気分を満喫できる施設、やっぱり好きです。「昭和三十年代の鉄道旅行」なんていう展示(写真四枚目)を見ていると、ほんとに心が安らぐのでした。
最近のコメント