ダウン・サイジング再び2008年05月13日 22時47分11秒



さて、DP1と完全に画角が被るために出動の機会が無くなってしまったGRdigitalを弟に貸し出すことにした(この名機を眠らせておくのは惜しい)のだが、そうなると気軽にポケットに入れて持ち運べるデジカメが1台も無くなってしまった。

そこで、DP1とは極力対照的なデジカメを探すことに。すなわち、小さく軽くて安く、起動が早くてレスポンスが良く、光学ズームに手ぶれ補正があり、高感度もそこそこ使えて、VGA以上の動画が撮れるもの。そんなのがあるのかというと、ちょうどニコンのCoolpixS600と言うのが条件に当てはまった。ニコンなら、色調も馴染みがあって安心である。

で、大阪梅田の某カメラ専門店で値段を交渉してみたら、何と2万3千円という。これは量販店の相場よりも5千円も安い。しかもおまけでメモリカードを付けるというので、この値段ならサブ機にできる(一眼のレンズ一本の半額以下の値段である)と買ってしまった。

で、使ってみた感想だが、困ったことにこれが非常に良く写る。特に望遠側がなかなかシャープで、手ぶれ補正VRの効きも一眼のそれと遜色ない(液晶画面を見てもはっきりと効きが分かる)。高感度も、ISO800が実用になる。超小型で、デザインも良い。正直言って、ほとんどの場面ではこれで事足りそうで、これじゃむしろこっちがメイン機なんじゃないか・・