精華大卒展20202020年02月16日 16時05分45秒


(おじさんもアイドルを目指せる)

(ホーロー看板とアニメキャラ)

(ブラックライトで照らすと)

(化け物がかわいい)

(キューブを動かすと予想外に変化する音)

(選挙ポスター掲示板もおしゃれに)

(京都の中華料理について)

ここ数年の恒例みたいになっている、京都精華大の卒業制作展示に今年も行ってきました。
漫画学部から、デザイン学部、ポピュラーカルチャー学部、人文学部と見て回りましたが、例年通りやはり非常にレベルが高く、各種ビエンナーレなどのアートイベントと比べると未整理でバラエティーに富んだカオス感も魅力的です。
選挙ポスター掲示板の色要素を抽象化した作品など、感心されられました。

全体にまとまりの良い作品が多く、もうちょっと(良い意味で)めちゃくちゃなのも見たいな、と思って歩いていたら、アイドルものゲームの展示のセンターに、なぜかものすごく嬉しそうな良い顔をした実写のおっさんが。

(「someSING ピュアライツ」)

なんだこれと思いつつ解説を読むと、「誰だってアイドルになれる! というコンセプトを伝えるために、あえてアイドルから遠い存在(=実写のおっさん)を登場させた」とあり、これには笑ってしまいました。むしろ主役はこちらなのでした。
恐らく、これをやりたいがために、他のキャラクターなども含めてここまで作り込んだのでしょう。こういうものは手抜きをしてはつまらない。モデルになった人も、きっと楽しかっただろうなと思います。

毎年ながら、脳内を相当にシャッフルされるので、かなり疲れましたが、自分自身の創作活動にとってもプラスになることは間違いないと思います。

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