連休前半2016年05月01日 19時50分11秒






金曜日に、いつもの忘年会メンバーに25年ぶりに会う大学の後輩2人を加えたOB会があり、なかなか盛り上がったが、25年も経っているとはとても思えない違和感のなさだった。人間、変わらないものである。今後はメンバーを少しずつ増やしていこうかということになった。

で、ゴールデンウィーク前半三連休の予定はこれだけだったのだが、結局うらみち案内の取材で山科のカフェやら城陽やらに出掛けたり(写真一枚目は城陽市の「花の小径」)、ウォシュレットの取り付けをやったり、近場の宿場町を歩いて猫と話したりお茶飲んだりしてたらあっという間に終わってしまった。
後半の連休も、結局すぐに終わるのだろうな。文章のほうも、頑張って書くとしましょう。

新型プレーヤー導入2016年05月04日 22時59分14秒



ウォシュレット交換が想定より安く済んだりして、これならCDプレーヤー買い替えも何とか行けるかもと思いつつ某JoshinWeb見てたら、このところどこも在庫切れになっていたオンキヨーの人気ネットワークCDP、C-N7050が24時間以内発送可になっている。というか、検討していたCDP入門機何機種かが、なぜだか知らんがこの一月ほどで全て在庫切れになるというわけの分からない状況でがっかりしていたので、おお、これはと思った。

元々5万円程度する機種だが、ネット上ではどこでも2万円程度で売られていて、Joshinも価格的には他とそれほど変わらない。しかし、ゴールデンウィークセールとかで会員にはポイント13%還元ということで、それなら実質は19000円ほどだから最安値である。月間予算はもう使ってしまったから悩んだが、何とか行けるだろうということで、発注することにした。

翌日にはもう届いて、買ってしまったものはもう使うしかないと思いつつCD再生してみたら、この音で2万円切るのかとあっと驚くような高音質(に聞こえる)。オンキヨー自慢のVLSCとかいうのが効いているのだろうか。アンプ代わりのIntec185もスピーカーも一応オンキヨーだから、相性がいいのかもしれない。まあ理屈は良く分からないけど、聞いてたらスピーカーの前から離れられなくなってしまって、買って良かったのは間違いない。しかしこの分だと、今年の後半は家計が厳しくなりそうだけど。

続・CDを聴く2016年05月07日 21時07分16秒



というわけで、CDを片っ端から聴いています。個人的にはほとんど、次世代メディアに移行したんじゃないかくらいの音質的なインパクトを感じているわけですが、そうなると200枚くらいはあるだろうCDが全部バージョンアップしたようなものなので、それでプレーヤー価格二万円ならこれは安い。
レビュー見てても、最近の入門機は十年前の中級機と変わらない音だと書かれてて、CDPのような枯れた技術でも、一応デジタル物だけにさすがに十年の歳月は大きいようです。

以前にオンキヨーの人に説明を聞いた時に、前面のコネクターにUSBメモリー挿すだけでWAVやハイレゾが再生できるというのを非常にプッシュされたのでしたが、これも試しにやってみました。WAVなので当然CD同等の音質で、やっぱりこれも素晴らしい。PSY・Sのアルバム連続再生とか、聴き続けて、やめられなくなってしまいます。

連休後半2016年05月08日 18時47分02秒






ゴールデンウィークは基本的に旅行などはしないので、連休後半もやっぱり近場へ。
その中で一番遠くまで行ったのが、奈良盆地の大和高原南端にある宇陀市の菟田野古市場。宇太水分(みくまり)神社の門前町で、これまでにも何度か訪れていますが、ふとゆっくり歩いてみたくなったのでした。調べてみたら、前回訪れたのは2009年。まちなみ街道には未掲載ですが、かなりの規模の町並みです。

この古市場のすぐ近くに、廃校になった小学校の建物を利用した「カエデの郷 ひらら」というのが出来ていて、立ち寄ってみましたが、教室の中などに現代アートみたいなものが展示されていたりして、こちらもなかなか面白かったです。上の写真のタイル画など一見卒業制作風ですが、2015年という年号が入っているので、どうやらこれもアート作品のようでした。しかし何と言っても、立派な校舎自体が魅力的でした。ちょうど、昔書いたものの改稿作業をやっている関係で、古い木造校舎を見に行かないとと思っていたところなので、良いタイミングでした。

しかしそれにしても、去年の出雲以来近畿二府四県から一歩も出ていないというのは、僕としてはなかなか珍しい状況です。旅費を使ってないおかげで、色々買い換えとかに回せてる面もあるのですが、複雑な気分。

町並み写真館「黒島」2016年05月15日 15時32分51秒




まちなみ街道の町並み写真館に、石川県能登半島の「黒島」を追加しました。
平成19年の能登地震で大きな被害を受けながら、建物の修復を行って重伝建地区にまで選定されたという、まさに不死鳥のようによみがえった町並みです。

一昨年の能登半島一周旅行の目玉だったのですが、素晴らしい秋晴れの中、陽が少しずつ傾き始めた中で歩いたこの町は、強く印象に残りました。輪島に行かれる際には、ぜひこちらにも立ち寄ってみていただきたいと思います。
(写真は角海家の、数十メートルに渡って続く板壁)

西宮散歩2016年05月21日 21時05分05秒






この前、「すごいぞ! 私鉄王国・関西」という本を買って読んでみたらこれが面白くて、私鉄が大好きだった子供の時のことを思い出した。
関西の大手私鉄五社では、近鉄が最も長い付き合い(奈良県内はほぼ近鉄の支配下にある)で、次が京阪、阪急も通勤で使っていたことがある。一方、南海は和歌山や泉南方面に行くときにまれに乗るだけ、阪神は姫路への直通特急にわざわざ乗ろうとでもしない限りまず乗ることがない。それで、久しぶりに阪神電車に乗ってみたくなって梅田へと向かった。
行き先は特にないので、阪神名物とでもいうべきジェットカー(日本一の高加減速を誇る)に乗り、そう言えば西宮って阪急の西宮北口しか知らないなと思って、阪神西宮で降りた。

西宮の名所と言えば、西宮神社くらいしか知らないので、まずそちらへ。さすがに戎神社の総本山だけあって立派なもので、中の庭園も落ち着いた雰囲気が良い。ちなみに境内を囲む大練塀は、「日本三大練塀」だそうである(そんなものがあるらしい。あとの二つは三十三間堂と熱田神宮だそうな)。

さてあとはどうしようかと思ったが、西宮というと灘五郷の一つとして知られる清酒の銘醸地で、白鹿本社の周辺に記念館などもあるというので、そちらへ向かってみた。ここで出会ったのが、その白鹿の創業者だという辰馬家の邸宅だという、見事な擬洋風建築。周辺もちょっとだけ古い町並みのような雰囲気で、サイトに掲載するほどの規模ではないけれど、ちょっと儲けものの気分だったので、ここに写真を載せておきます。

京阪間指向/守口散歩2016年05月22日 19時31分22秒






最近、観光客多すぎでお茶を飲むにも苦労する京都市内にまた足が向かなくなってきて、休日は郊外方面に買い物などに出かけることが増えた。特に、京阪沿線の衛星都市なら京阪特急で二十分以内、樟葉は駅降りたら目の前に巨大ショッピングモール(しかもイオンではない)、枚方市も先日駅のそばに馬鹿でかい蔦屋書店がオープンしたりと、歩く必要がないのも便利である。

京阪電車と言えば、京街道に沿って走っている区間が多いので、ついでに一駅分京街道を歩いてみたりすることもある。
街道跡が非常にわかりやすいのがやはり枚方市、そして案外知られていないが守口市内にははっきりと街道跡が残っている。

守口の駅から少し歩くと、道路の上を横切る年季の入った陸橋があって、一見廃線跡風にも見えるが、これが京街道なのである。秀吉が伏見・大坂間の道として整備した文禄堤の名残(ここ以外ではほとんど残っていないらしい)で、普通に街道(写真二枚目)を歩いていると気づかないが、実は市街地よりも高いところを通っているので、他の道と交差する部分ではこういう陸橋になっているのである。
町家は昔に比べてかなり減ってしまい、古い町並みとしては今一つの感じなのだが、この地形が面白い。街道を外れようとすると、必ず階段などを下ることになる。見事な高低差っぷりなので、ぜひタモリさんにも歩いてみてもらいたいと思う。


(枚方駅前)

町並み本、久しぶりに2016年05月28日 21時04分46秒



古い町並み巡りを始めた十数年前には、町並み紹介の本を良く買っていた。まだ見ぬ町並みのページを見ながら、どんなところなのだろうかと想像するのはものすごく楽しかったが、今やそういう本に載っているようなメジャーどころにはほとんど行ってしまった。マイナーな町まで詳しく紹介しているような本もあるのだが、どちらかというと専門的な内容になるので、パラパラめくって楽しむ感じではない。そういうわけで、新しい町並み本の類を買うことはほとんどなくなってしまった。

ところが、先日山川出版社から出た「日本の町並み」は、上下巻で700ページ近いボリュームで一般にはあまり知られていないような古い町並みまで網羅している上に、カラー写真を多用した読んでいても楽しい内容。二巻で4000円近い値段も納得の内容で、書店で見つけて即買いしてしまった。まだ行くべき場所、たくさんあるなあ。