町並み本、久しぶりに ― 2016年05月28日 21時04分46秒

古い町並み巡りを始めた十数年前には、町並み紹介の本を良く買っていた。まだ見ぬ町並みのページを見ながら、どんなところなのだろうかと想像するのはものすごく楽しかったが、今やそういう本に載っているようなメジャーどころにはほとんど行ってしまった。マイナーな町まで詳しく紹介しているような本もあるのだが、どちらかというと専門的な内容になるので、パラパラめくって楽しむ感じではない。そういうわけで、新しい町並み本の類を買うことはほとんどなくなってしまった。
ところが、先日山川出版社から出た「日本の町並み」は、上下巻で700ページ近いボリュームで一般にはあまり知られていないような古い町並みまで網羅している上に、カラー写真を多用した読んでいても楽しい内容。二巻で4000円近い値段も納得の内容で、書店で見つけて即買いしてしまった。まだ行くべき場所、たくさんあるなあ。
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