水路のある町にて2011年04月11日 21時22分37秒


昨日の写真を見て改めて思うが、市街地の真ん中で撮った写真のようにはとても見えない。これが「水路のマジック」とでも言うか、水辺に近い目線で風景を見ると、見事にビルだのマンションだのが見えなくなるのである。船の上からだと、さらに余計なものが見えなくなって、風景が全く化けてしまうのに驚かされる。

この旧運河は長い時間をかけて整備され、観光船が行き交うまでになった。周囲の酒蔵の風景と合わせて、今やいっぱしの観光地となったわけだが、美しい水路がある町というのはやはり心惹かれるものがある。自分がそういう町に住んでいるというのは、嬉しいことである。