来るべき旅立ちを前に2011年05月01日 18時12分29秒


いよいよ、明日の夕方から東北旅行がスタート。角館着は明後日の朝ですが、今のところ天気はまずまずで、桜も何とか開花したようです。非常に楽しみです。

寝台特急の車窓から2011年05月02日 19時12分02秒

寝台特急「日本海」の車内から、IS01にて更新を試してみます。 開放A寝台は思ってた以上に広くてなかなか快適。上段なので、窓はほんとに小さなのが一つついてるだけですが、ここから見る景色は妙に新鮮です。 秋田到着は、約10時間後となります。

みちのく一人旅2011年05月03日 21時14分32秒

さて、角館の桜ですが、まだ満開までは少し間がある感じながら、武家屋敷の枝下桜はかなり咲いていて、十分絵になる印象でした。
ただ、人出は予想以上で、これでも例年よりは少ないのかも知れませんが、朝八時前からすでにカメラの三脚が並んでいるような場所も。どうでもいいですが、公共の場所で我が物顔で三脚立てて写真を撮っている連中というのは僕は大嫌いで、蹴ってやりたくなりますね。僕自身は絶対に使いません。
余談はさておき、角館は十分に活気を取り戻していたように思えます。なるほど良い町で、八時間滞在しましたが、あっという間でした。<BR>
今夜は盛岡泊です。現地に近いところで見る震災のニュースは、より心に迫ってくるような気がします。

ゴールデンウィークでした2011年05月06日 18時46分59秒


そういうわけで、昨日の夜の飛行機で帰ってきました。しかし、一人だと際限なく歩き続けるので、ほんとにへとへとです。日中に歩いてなかったのは、盛岡から弘前へ花輪線経由で移動してた時くらいじゃないかと思います(このローカル線が、また良かった)。

角館も弘前城もかなりの人出で、これで良く一箇月前にホテルや切符が取れたなという感じでしたが、例年はもっと人が多いのか、それとも新幹線開通で駆け込みで来た人が多かったのか。これらのスーパースター級の観光地と比べると相当地味な黒石のこみせ通りにも、ちゃんと観光客はいました。自粛終了、ということでいいんじゃないでしょうか。

いつもなら、人混みが嫌でゴールデンウィークにはまず旅行しない僕ですが、今年に限ってはこれで良かったなと思いました。こういうきっかけでもなければ、東北の桜の名所巡りなんてまず行く機会が無かったのじゃないかと思います。

弘前城の桜2011年05月07日 21時57分12秒











桜の名所として名高い弘前城、さすがに見事としか言いようのない素晴らしい風景でした。長い時間歩き回ってたら、終いには頭がくらくらしてきて、これは桜酔いとでも言うのでしょうか。それくらいの桜の数でした。

広がる電力不足2011年05月09日 19時26分39秒


相変わらずプロセスはでたらめ極まりないものの、浜岡を止めたのは当然の判断だとは思う。ようやくこの国も、「次の地震」にまともに向き合う覚悟を始めたということだろう。
しかしその結果、今度は中部圏が電力不足の足かせを嵌められることとなってしまった。関西を含む西日本からの支援送電はもちろん行われるだろうが、名古屋地域の経済活動に影響が出るのは避けられないだろう。
こうなると、関西の役割がさらに重くなることになる。関西広域連合には、第二の政府になったくらいのつもりで今後のビジョンを打ち出して行って欲しいと思う。将来的に首都機能のバックアップを引き受けるに当たっても、経験を積む機会になるはずである。

これで元々2011年05月11日 20時44分10秒


旅行から戻って一週間近く経ったが、三日間あれだけ歩き回った割には今のところそんなに疲れも出ていない。
こういうことを客観的に考えると、例えば一年前辺りとは比較にならないほど体調が回復しているはず(去年は温泉に一泊しただけで調子崩してたからね)なのだが、しかしどうしてもピークの時の自分と比べてしまうので、どうにも回復のペースが遅く思えてならない。重い仕事を何年間もあんなに元気にこなしてたじゃないか、それに比べて今は…とか思ってしまうし、毎日重いプレッシャーに耐えながら深夜まで働いている以前の上司や同僚に申し訳なくも思う。(ただ、昔の上司がまた一人、過労で倒れたようだ。この人も、ハードなコースに耐えて順調に昇進していたのだが、これでしばらくストップだろう)

少なくとも今は周囲に比べて特に仕事が出来ていないというわけでもない(むしろ、高い評価ももらっているのも知っている)んだから、「元々こんなもの」と思わなければならんのだろう。先のことは、またいずれ考えればよいのだ。

僕らの歌2011年05月13日 20時32分32秒


キリンジ兄弟の曲を比べると、以前は高樹(キリンジ兄)の曲のほうが好きだと思っていたのだが、どうも最近は泰行(=馬の骨)の曲に非常に良いものが増えてきて、甲乙付け難い感じになってきた。「BUOYANCY」の「空飛ぶ深海魚」も良かったが、何と言っても「River」の「だれかの詩」が素晴らしい。何かの瞬間、ふと聴きたくなってiPodを取り出して聴いてしまう。そんなことが、とても多い曲である。





(馬の骨,「だれかの詩」,「River」M-7)

冷めたコーヒーのような2011年05月14日 22時10分20秒


思えば、僕がボサノバ系の音楽を好んで聞くようになったその始まりは、丸山圭子の「どうぞこのまま」ではないかと思う。この編曲の見事さは、同年代の音楽の中でも傑出しているのではないだろうか。

子供の頃、僕が持っていた「都会」のイメージは、ホテル最上階の薄暗いスカイレストランみたいなところから見える、どこまでも広がる町の灯の情景だった(本当にこういうのを見たことがあったのかどうかは、定かではない)。「どうぞこのまま」を聞くと、なぜかそのイメージが今でも脳裏に浮かんでくるのだ。

ところで、YouTubeのコメントを見ていて、あの音の正体が「ローズ・ピアノ」という楽器であることが分かった。長年気になっていたので、これは収穫だった。昔のニューミュージックでは、本当に良く使われていた音である。ハイ・ファイ・セットなんかも多用してたんじゃないかと思う。なるほど、DX7のエレピは、これが基になったんだな。

Something for Susan2011年05月15日 20時13分34秒


昨日から、「ローズ・ピアノ」を使った曲を改めて色々聞いてみているのだが、確かこの曲もそうだったなと思って探してみたのが、「Something for Susan」。1970年代のMBSの天気予報に使われていた曲だが、元々は映画「タワーリング・インフェルノ」の音楽らしい。この映画は大昔にテレビで二回見ているが、この曲がどう使われていたのかは覚えていない。しかし、この曲こそまさに僕の「都会の夜」のイメージにぴったりの曲なのである。