企画再始動、月ヶ瀬梅渓から ― 2023年03月21日 10時16分43秒





見事な晴天となった日曜日、いつものメンバーで奈良の月ヶ瀬梅渓を見に行ってきました。
「いつものメンバー」とはいうものの、3人以上で集まって出かけたのは2020年の3月21日に行った福知山以来。まさに、丸3年ぶりとなりました。
コロナの間は色々スタンスの違いもあって調整がつかず、ようやく復旧を果たしたという感じですが、長年に渡って年に何度も旅行などをしていたメンバーということで、解散状態になるのは避けることができました。
(某バンドのような結束力はまるでないが、「解散はなしだよなあ」という漠然とした合意があった)
梅は満開で、ものすごい人出を予想して事前に弁当を買って行ったりしたのですが、大混雑というほどでもなくて、現地の茶屋などでも普通に昼ご飯を食べられた感じでした。
というか飲食できる店があんなにずらっと並んでるとは思ってなかったんですが、梅林を眺めながらお弁当を食べると言うのも、気持ちよかったのでヨシ。
帰りは上狛の茶問屋ストリートや環濠集落などにも立ち寄って、一日中歩き続けた感じでした。
最近、以前の会社で少しバイトを始めたりもしたので、色々リバイバル感のある今年の春です。
リノベーション・宇治 ― 2023年02月16日 19時56分18秒





先週の終わりには最高気温が一気に上がって、いよいよ冬も終わるなという感じでしたが、そうは問屋が卸さず。
結局、今週は気温が急低下して雪がちらつく始末。天気もあんまり良くありません。
とはいえ、週末にはまた気温も上がるようなので、段々春に近づいていくことは間違いありません。
で、気温が17度にまで上がったその日曜日、一眼を持って割と久しぶりに宇治の町を歩きに行きました。
観光客もすっかり戻ったようで、抹茶スイーツやらのお店もにぎわっていて、明るい空気が感じられました。
面白かったのが「大阪屋マーケット」という昔ながらのレトロな市場をそのまま利用して、新たな飲食店や雑貨屋さん、ギャラリーなどが入るショッピングスペースができていたことで、取り壊さないでこういう形で生かすのは良いですね。やはり、人気になっていました。
表通りから離れたところにある町家が、飲食店としてリノベーションされていたりもして、宇治の町では古い建物の再活用がうまく進んでいるように思いました。
町並み写真館「大原」(岩手県一関市) ― 2023年01月20日 20時11分06秒

まちなみ街道の町並み写真館に、岩手県の「大原」の町並みを新規掲載しました。
コロナ前、数年前の夏の終わりに行った岩手旅行で、宿泊地の平泉から三陸方面に出る途中で立ち寄った町並みで、一応見ておこう程度のつもりでしたが、予想を上回って見ごたえのあった町でした。
どんより曇り空だったのが、着いたとたんに晴れ渡ったことも思い出深いです。
その後立ち寄った気仙沼も、陸前高田や大船渡もずっと晴れだったけど、もう秋みたいな涼しさなのでした。

(海に近いお食事処で夕食を食べた碁石海岸)
あっという間に年末年始も去り ― 2023年01月10日 20時56分47秒

(大和八木駅前)


(橿原近鉄百貨店)

(八木の町並み)


(笠荒神と閼伽井不動尊)

(小夫の天神社)
つい先日クリスマスの風景を見に出かけていたかと思ったら、あっというまに年末年始も終わって1月も10日。
狐につままれた気分と言っても良いでしょう。
年末には、奈良市に次いで奈良県第2の都会とも呼ばれる、橿原市の大和八木駅前を歩き、最近改装された近鉄百貨店の橿原店(ジュンク堂書店が従来の3倍に拡張された)を見たりしました。
八木には古い町並みも残ってるのですが、こちらも数年ぶりに歩きました。
元は旅館だった建物が交流館となっているのですが、いつも年末に行くせいでいつも閉館で、まだ中を見たことがないのが残念です。
八木には古い町並みも残ってるのですが、こちらも数年ぶりに歩きました。
元は旅館だった建物が交流館となっているのですが、いつも年末に行くせいでいつも閉館で、まだ中を見たことがないのが残念です。
(違う時期に行け)
初詣は、桜井市の山中にある笠荒神(日本最大荒神らしくて、参道などにかなり趣があった)と天神社(元伊勢の伝承があるということで、何かただならぬ神々しさがあった)に行ってきました。
笠荒神の近くには人気の蕎麦屋さんがあるのですが、人気過ぎて行列がすごいことになっていて、お昼を食べられなかったのは残念でした。
天神社は、火が焚かれていたのに本当に誰一人いなかったのですが、その代わりに恐ろしくフレンドリーな猫が現れて、足元に頭突きせんばかりの勢いでにゃあにゃあ甘えてくれたので、これはご利益がありそうでした。

(近所の飼い猫っぽかった)
天王寺・阿倍野散歩 ― 2022年12月25日 21時04分08秒

(近鉄百貨店本館の屋上から、あべのハルカス)
奈良から見ると大阪の入り口、子供の時からなじみがある大阪第三の商業地、天王寺・阿倍野ですが、近年は和歌山方面に行った帰りに立ち寄ったりするくらいで(6月にも和歌山の帰りに少し寄った)、町を歩くことはほとんどなくなってしまいました。
あべのハルカスができてからの近鉄百貨店も見に行ったことがなかったので、クリスマスで盛り上がってるだろう天王寺に行ってみることにしました。
環状線を天王寺で降りて、今はMIOプラザ館となっているステーションデパートに行ってみましたが、中は改装されて別物のショッピングモールになっていたものの、駅のコンコースを中二階がぐるりと取り巻く特殊な造りは変えようがないらしくて昔のまま。
相変わらず、自分がどこを歩いているのか分からない、迷宮状態の駅ビルのままでした。

(天王寺駅・中二階)
続いて、近鉄百貨店あべのハルカス本店へ。
元々の本館に、ハルカスがタワー館としてくっついた形になってるのですが、そのつなぎ目の部分が巨大な吹きぬけになっていて格好良く、また新旧2館のフロアの高さが微妙にずれている(旧館には3階の上に3.5階なんてものもあった)あたり、昔ながらのデパートという感じがします。
旧館の屋上には庭園があって、イルミネーションが行われてましたが、その向こうに高さ300メートルのハルカスがそびえたつ様子は、かなり見ごたえがありました。寒かったけど。

(左が旧館)
HOOP、キューズモールという比較的新しいショッピングモールを見てから(ここはどちらも行ったことあり)、80年代の阿倍野再開発で作られた「あべのベルタ」へ。
ここができた時は、東急ハンズのそごう版とでもいうべき「あべのホップ」がメインテナントで入ってまずまず人気だったのですが、そごうの破綻などもあってあっという間に衰退。
天王寺駅からちょっとだけ遠いし、もっと近い場所にショッピングモールが大量にできるしで、非常にさびれてしまっていました。
10年ほど前に見た時はイメージとのギャップでかなり驚いたものですが、今見ると当時とさほど変わりないようで、最低限のテナントで営業は続いているようです。
そこまで不便な場所でもないし(地下鉄阿倍野駅直結)、すぐ隣のキューズモールとの落差がひどすぎて、なんだかかわいそうですが。

(あべのベルタ)
昔のままの町にハルカスのような未来的な巨大商業施設が乗っかったような、天王寺はそんな不思議な町になっているような感じでした。
良くも悪くも、大阪的かもしれません。
GOTO神戸三宮 ― 2022年12月22日 21時05分40秒



兵庫県の旅行支援の枠があったので調べてたら、阪急三宮駅の上に新しくできた超高層ホテルに安く泊まれることが分かり、今年最後の近場旅行として出かけてきました。
一昨年に名古屋の金山で泊まった時よりもさらに高層の、23階の部屋からは神戸三宮の大都会が一望できて、まさに超絶景。立地としてはパーフェクトなホテルです。



地上に降りて、巨大アーケードのセンター街や旧居留地をさまよい歩き、クーポンを使ってご飯を食べたり本を買ってドトールで読み、翌日は南京町(中華街)を歩いてまたご飯を食べました。
電車で帰れる距離の神戸とはいえ、泊まるとやはりのんびり満喫できます。
こんな値段で気楽に泊まれるのは今だけでしょうが、またやってみたいです。
沼津市のクリスマス ― 2022年12月21日 20時11分14秒






人口約20万人の沼津市は、静岡県内では静岡市、浜松市に次ぐ拠点都市で、県東部の中心です。とはいえ、人口は減少傾向で、かつては駅前にあった西武百貨店もすでに撤退。駅に隣接する再開発ビルが、何とか商業拠点として踏みとどまっている感じでした。
その再開発ビルの正面にある、アーケード商店街の「仲見世」がいわば中心的な繁華街になるわけですが、ここはまずまずのにぎわい方で空き店舗もそれほどは見られず、ほっとしました。
この「仲見世」ではクリスマスの飾り付けもちゃんと実施されていて、あとは並行する駅前大通りの大手町周辺などでも、街路樹のイルミネーションが見られました。
全体的に、歴史ある拠点都市という雰囲気が強く、かなり健闘している街だと感じられて良かったです。
奈良市高の原のクリスマス ― 2022年12月20日 23時00分34秒




奈良市は人口35万人を超える、言うまでもなく奈良県の県庁所在地なわけですが、僕が知る30万クラスの都市の中では最もクリスマスムードが薄い都市です。
古都だから、というのももちろんだと思いますが、12月の下旬は春日若宮社のお祭りである「春日若宮おん祭」の時期とかぶるので、町がそちらのお祭りモードになる(町なかの提灯とクリスマスのイルミネーションが共存するのは難しそう)のからというのも理由でしょう。
ところが、京都府と境を接する奈良市北部の高の原駅前(平城ニュータウンの中心)では、盛大なイルミネーションが実施されていました。
すぐそばに巨大なイオンモールもある、郊外の商業拠点。点灯式を行うなど、イベントとして盛り上げていこうというスタンスが感じられました。奈良市内では最大規模のイルミネーションかも知れませんね。
なお、今年もまちなみ街道別館の「地方都市のクリスマス」を更新しています。昨年の、岐阜・大垣などを掲載しました。
凱旋門再び@浜松市 ― 2022年12月19日 12時20分33秒

(日坂宿)

(事任八幡宮)
静岡泊の翌日は、後輩が車を出してくれるというので、また列車に乗って浜松方面へ。
こちらも学生時代から知っている奥さんも来てくれて、三人で掛川の日坂宿と事任八幡宮(パワースポットとして人気らしい)へ立ち寄った後、一緒にランチ。
そこからは再び後輩と二人で、浜松市北区の山間部にある引佐町渋川へ。
「そんなところに何かあるんですか?」と不審げな後輩だったが、「日本の二大凱旋門があるのを知らんのか」と教えてやると、そんなもん聞いたことがないと不審がりながらも現地へ向かってくれました。

(渋川)
たどりついた渋川は、街道筋の趣もある集落で、かつては温泉で繁栄したこともある場所のようでした。


肝心の凱旋門は集落の入り口のような場所にあって、写真で見ていたよりもずっとしっかりした造りで立派なものでした。
しょぼい珍スポットだろうと思っていたらしい後輩も、「ちゃんと登録有形文化財じゃないですか」などと言って、撮った写真を奥さんに送っていたりしていたので、なんだかんだ言って喜んでいたようでした。
昔は各地の「珍鳥居」を巡るのが趣味だったような奴なので、当時の血が騒いだのかもしれません(知らんけど)
拡大写真のリンクを張っておきます。
https://machinamikaido.site/hamamatsugaisenmon.jpg思えば昔は、京都市北部の山間部を一緒に走り回ってマイナースポットを巡ったりしていたメンバーなので、その当時を思い出して懐かしい感じの凱旋門訪問でした。
(ちなみに、もう一か所は鹿児島の山田凱旋門)


最後は浜名湖の北から南へ巡るように、なぜか気賀関と新居関の二つの関所に立ち寄り、新居町駅で解散となりました。
こういう、マイナースポットを巡るような面白い旅行、コロナ後はすっかり途絶えてしまって諦めかけていたので、楽しかったです。
また今後も、同じような旅行ができるようになって行くだろうと思います。
柿田川湧水、そして静岡市へ ― 2022年12月17日 21時27分17秒

(「ブルーホール」)

(川底から湧き出す水)

(柿田川)
沼津港から再び沼津駅に戻り、またバスに乗って今度は三島方面へ。途中の清水町というところで降りて立ち寄ったのが「柿田川湧水」のある公園。
富士山の周辺に降った水が地下水として流れて来て、地上に出てくるという湧き水ですが、その水量が半端ではないらしくて、平野の真ん中に突然一級河川が出現するというすごいことになっている場所です。
かつて工場が使っていた井戸から湧き出る水が、コバルトブルーに見えるという「ブルーホール」が有名なのですが、実際に見たら本当に真っ青なので驚きました。
とにかく公園内の至るところで大量の水が湧き出している様子が見えて、それが川として流れていくのはインパクトがありました。
ほぼ湧き水100%なので、全国有数の水質を誇る清流ということですが、普通の市街地にそういう川があるというのが面白いですね。

(静岡駅前)


(「さわやか」のハンバーグ)
三島に出て、そこからは東海道本線で静岡市へ。
当たり前ながら、前日の沼津と比べてもはるかに都会、イルミネーションも盛大に行われていて、活気があります。
ここで大学の後輩と合流して、久々に一緒に晩御飯を食べました。
今回は、静岡限定のハンバーグレストランチェーンとして有名な「さわやか」(待ち時間が長いので有名だが、5時くらいに早めに集合したので1時間も待たずに済んだ)でハンバーグを食べた後、駅の居酒屋で静岡おでんなどの名物を一通り頼みました。
「旅行支援」のクーポンほぼ二日分を全部使いましたが、それでも全然足りませんでした。
久々に延々と馬鹿話をして、お互い相当にテンションが上がっていたようでした。それもまたヨシ。
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