小樽へ行ってきました ― 2023年07月21日 17時32分48秒

(小樽運河)

(日銀通り)

(旧三井銀行小樽支店内部)

(第47銀行小樽支店)

(旧早川支店)
気付いたら2ヶ月も更新してなかった……。
まちなみ街道のツイッターアカウントなどでは色々ツイート流したりしてて、同じくまちなみ街道の新サイト(「古い町並みを歩いてみよう」)のほうではその内容を表示してますので、良かったらそちらもご覧ください。すみません。
さて、昨年12月の静岡以来の旅行ということで、小樽と札幌に行ってきました
。この夏では最大の旅行ということで、旅行資金のほとんどを突っ込みましたが、とにかくホテル代が高くなっていてきつかったです。平日なのに、普通にビジネスホテルで1万円とか超えてきますね。
伊丹から飛びましたが、飛行機に乗るのもコロナ直前の2020年以来(渡名喜島に行った時)。昨年は遠くでも島根までだったので、こんな遠出も久々です。
小樽へは、新千歳空港から直行の「快速エアポート」という列車が走っていて、1時間ちょっとで行くことができるのでかなり便利でした。
予報では曇り時々雨みたいな感じでしたが、着いたらちゃんと陽が射していて、喜び勇んで町を歩きました。
「北のウォール街」と呼ばれた日銀旧小樽支店の周辺には、こんなにたくさんあるのかと驚くほどたくさんのクラシックな銀行建築が残っていて、その日銀旧支店と去年重要文化財になった旧三井銀行小樽支店の内部などを見学しました。
それ以外にも、小規模な銀行建築や石板を使った蔵などが至る所にあって、そのほとんどに解説も出ていて、これは大した町だと感心しました。
超Aクラス観光地の小樽運河ももちろん歩きましたが、さすがに素晴らしい風景です。連休明けの平日でも、インバウンド観光客がそれなりの数いましたが、運河の風景なら人がいくらいても影響ありませんね。
アウトレットパークと門真神社 ― 2023年05月21日 13時32分02秒






近隣、というほど近くはないのだが、よく利用する京阪沿線沿いの門真市に「三井アウトレットパーク」がオープンしたということで、ちょっと見に行ってきました。
門真市駅は、伊丹空港へ向かう大阪モノレールへの乗り換え駅でもあるのですが、未だになぜか準急さえ停まりません。
そのため、場合によっては特急→準急→各停へと乗り換えないとたどり着けないこともあり、なかなか面倒なことになっています。京橋まで行くほうが速かったりするかも。
そういうわけで、駅から歩く人は少ないのではないかと思いましたが(徒歩10分ほどかるし)、実際に降りて見ると結構な数の人がぞろぞろとアウトレットパークへと向かって歩いてました。
ららぽーと&アウトレットパークの複合施設ということで、なるほど巨大なショッピングモール。全部見て歩くのはかなりの運動になりました。
しかしまあ、せっかくのアウトレットでも今は特に欲しいものも見当たらず。
同じ京阪沿線でもずっと近くて便利な「くずはモール」(こっちは特急停車駅の目の前)と規模も変わらないようなので、しばらくはもう来ることもなさそうです。
来年には京都の城陽にもアウトレットパークができる(新名神全通のタイミングに合わせて開業?)らしいし。
帰り道は「門真銀座」を歩いて隣の西三荘駅まで出ました。
駅のそばには「門真神社」というのがあるらしくて、恐らくはその周辺が昔ながらの「門真」なのだろうと思って行ってみたら、やはり伝統的な集落の風景がわずかに残ってたりしました。
真新しい巨大モールと、パナソニック本社の立派な社屋のそばに古くからの集落が見られる、いかにも大阪の郊外という感じの町でした。
GW綾部、再び ― 2023年05月05日 19時41分52秒



(綾部市老富)

(綾部温泉)



GWはいつものメンバーで市内を脱出して静かに過ごせる丹波方面へ、というのは以前はまさに定番パターンの一つだったわけですが、これもまたコロナによってすっかり途切れてしまってました。
しかしこのところ、メンバー内で活動再開への意欲が高まっていて、今年は綾部に出かけることになりました。それも、5連休の初日。
昨今の状況だと、渋滞につかまることは避けられまいとは思ってましたが、沓掛で京都縦貫道に乗る時点ですでに大渋滞、一番ひどかったのは園部ICの手前5キロほどからの渋滞で、車列が全く動きません。
南端PAで一息入れようともしましたが、そもそも進入路にぎっしり並んだ車が全く動かない状況でこれも無理(トイレの行列がすごいことになってるのが見えました)。
こんなの見たことありません。
丹波ICの時点でお昼を回ってしまったので、やむなくここで降りてお昼。
しかしようやくここで、渋滞から解放。どこを走っても快走路で、そうそうこの感じと一気に気分が良くなりました。
目的地は綾部と言っても福井県境から100メートルの場所という奥地も奥地にあるシャガの生息地で、到着すると午後2時半になってましたが、とにかくすがすがしい良い森だったのですべてヨシ。
それから以前にも行ったことのある綾部温泉に入り、綾部市街に戻っておなじみの洋菓子屋さんでソフトクリームを食べてと、どこへ行っても大混雑とは無縁。
市街の中心にあるローカルショッピングセンター(やはり空いている)でもなぜかテンションがあがり、後輩は鞄を買っていました。
やっぱり、連休は丹波に限ります。
京阪から乗り換えてうめきた新駅 ― 2023年04月09日 12時03分50秒





関西圏において久々の、大型鉄道案件となった「うめきた新駅」こと大阪駅うめきた地下口&西口。
今まで、東海道本線の新大阪方面から環状線に乗り入れていた「はるか」などの列車は、路線の都合で大阪駅を通ることができなかったのが、新たに地下線を作って大阪駅の外れ辺りのホームに停車するようになりました。
まあ名前は大阪駅でもホームは結構遠いわけですが、阪急・阪神などからの乗り換えも今までより便利になったので、意味はありそうです。
今後うめきた地区2期の開発が進めば、アクセスにも利用されるのかも知れません。
ただ、京都からのアクセスではほぼ使うことがなさそうなこの新駅。
わざわざ「はるか」に乗って梅田まで行く、とかでなければ降りる機会はありません。
しかしせっかく新線できたんだし、何か利用することができないかと考えていて思いついたのが、京阪本線からの乗り継ぎルート。
この新駅は、おおさか東線の列車も新たに乗り入れることになりましたが(奈良からの直通快速も走る)、そのおおさか東線には「JR野江」という駅があって、京阪本線の野江駅から徒歩数分で乗り換えられるようになっています。
ということは、京都から京阪で野江に向かい、そこからおおさか東線で梅田(うめきた地下駅)に出るという新ルートが爆誕したわけです。
今までは京橋か淀屋橋で乗り換えていたわけですが、この新ルートも案外使えるかも。
というわけで、先日実際に行ってみました。
梅田に新しい駅ができた、というのは面白くて、試して見た価値はありました。
ただ、京阪の各停しか止まらない野江までは非常に遠く(快速急行で守口市へ、そこから各停に乗り継ぎ)。
京橋か淀屋橋で乗り換えるのが正解です、はい。
水路の桜、少しだけ ― 2023年04月02日 14時39分43秒


(今日)



(先週)
今日は近所の水路でさくらまつりをやってるのですが、今年は桜が早かったせいでほぼ散りかけ。それでも人出はかなりのもので、コロナで誰もいなかった時を思えば、にぎわっているのもヨシという感じではありました。
満開に近かったのは先週で、夕暮れ時に少し歩いたのでしたが、天気が悪かったこともあってほとんど誰もいませんでした。
曇天の静かな桜そっと散り。
企画再始動、月ヶ瀬梅渓から ― 2023年03月21日 10時16分43秒





見事な晴天となった日曜日、いつものメンバーで奈良の月ヶ瀬梅渓を見に行ってきました。
「いつものメンバー」とはいうものの、3人以上で集まって出かけたのは2020年の3月21日に行った福知山以来。まさに、丸3年ぶりとなりました。
コロナの間は色々スタンスの違いもあって調整がつかず、ようやく復旧を果たしたという感じですが、長年に渡って年に何度も旅行などをしていたメンバーということで、解散状態になるのは避けることができました。
(某バンドのような結束力はまるでないが、「解散はなしだよなあ」という漠然とした合意があった)
梅は満開で、ものすごい人出を予想して事前に弁当を買って行ったりしたのですが、大混雑というほどでもなくて、現地の茶屋などでも普通に昼ご飯を食べられた感じでした。
というか飲食できる店があんなにずらっと並んでるとは思ってなかったんですが、梅林を眺めながらお弁当を食べると言うのも、気持ちよかったのでヨシ。
帰りは上狛の茶問屋ストリートや環濠集落などにも立ち寄って、一日中歩き続けた感じでした。
最近、以前の会社で少しバイトを始めたりもしたので、色々リバイバル感のある今年の春です。
リノベーション・宇治 ― 2023年02月16日 19時56分18秒





先週の終わりには最高気温が一気に上がって、いよいよ冬も終わるなという感じでしたが、そうは問屋が卸さず。
結局、今週は気温が急低下して雪がちらつく始末。天気もあんまり良くありません。
とはいえ、週末にはまた気温も上がるようなので、段々春に近づいていくことは間違いありません。
で、気温が17度にまで上がったその日曜日、一眼を持って割と久しぶりに宇治の町を歩きに行きました。
観光客もすっかり戻ったようで、抹茶スイーツやらのお店もにぎわっていて、明るい空気が感じられました。
面白かったのが「大阪屋マーケット」という昔ながらのレトロな市場をそのまま利用して、新たな飲食店や雑貨屋さん、ギャラリーなどが入るショッピングスペースができていたことで、取り壊さないでこういう形で生かすのは良いですね。やはり、人気になっていました。
表通りから離れたところにある町家が、飲食店としてリノベーションされていたりもして、宇治の町では古い建物の再活用がうまく進んでいるように思いました。
町並み写真館「大原」(岩手県一関市) ― 2023年01月20日 20時11分06秒

まちなみ街道の町並み写真館に、岩手県の「大原」の町並みを新規掲載しました。
コロナ前、数年前の夏の終わりに行った岩手旅行で、宿泊地の平泉から三陸方面に出る途中で立ち寄った町並みで、一応見ておこう程度のつもりでしたが、予想を上回って見ごたえのあった町でした。
どんより曇り空だったのが、着いたとたんに晴れ渡ったことも思い出深いです。
その後立ち寄った気仙沼も、陸前高田や大船渡もずっと晴れだったけど、もう秋みたいな涼しさなのでした。

(海に近いお食事処で夕食を食べた碁石海岸)
あっという間に年末年始も去り ― 2023年01月10日 20時56分47秒

(大和八木駅前)


(橿原近鉄百貨店)

(八木の町並み)


(笠荒神と閼伽井不動尊)

(小夫の天神社)
つい先日クリスマスの風景を見に出かけていたかと思ったら、あっというまに年末年始も終わって1月も10日。
狐につままれた気分と言っても良いでしょう。
年末には、奈良市に次いで奈良県第2の都会とも呼ばれる、橿原市の大和八木駅前を歩き、最近改装された近鉄百貨店の橿原店(ジュンク堂書店が従来の3倍に拡張された)を見たりしました。
八木には古い町並みも残ってるのですが、こちらも数年ぶりに歩きました。
元は旅館だった建物が交流館となっているのですが、いつも年末に行くせいでいつも閉館で、まだ中を見たことがないのが残念です。
八木には古い町並みも残ってるのですが、こちらも数年ぶりに歩きました。
元は旅館だった建物が交流館となっているのですが、いつも年末に行くせいでいつも閉館で、まだ中を見たことがないのが残念です。
(違う時期に行け)
初詣は、桜井市の山中にある笠荒神(日本最大荒神らしくて、参道などにかなり趣があった)と天神社(元伊勢の伝承があるということで、何かただならぬ神々しさがあった)に行ってきました。
笠荒神の近くには人気の蕎麦屋さんがあるのですが、人気過ぎて行列がすごいことになっていて、お昼を食べられなかったのは残念でした。
天神社は、火が焚かれていたのに本当に誰一人いなかったのですが、その代わりに恐ろしくフレンドリーな猫が現れて、足元に頭突きせんばかりの勢いでにゃあにゃあ甘えてくれたので、これはご利益がありそうでした。

(近所の飼い猫っぽかった)
天王寺・阿倍野散歩 ― 2022年12月25日 21時04分08秒

(近鉄百貨店本館の屋上から、あべのハルカス)
奈良から見ると大阪の入り口、子供の時からなじみがある大阪第三の商業地、天王寺・阿倍野ですが、近年は和歌山方面に行った帰りに立ち寄ったりするくらいで(6月にも和歌山の帰りに少し寄った)、町を歩くことはほとんどなくなってしまいました。
あべのハルカスができてからの近鉄百貨店も見に行ったことがなかったので、クリスマスで盛り上がってるだろう天王寺に行ってみることにしました。
環状線を天王寺で降りて、今はMIOプラザ館となっているステーションデパートに行ってみましたが、中は改装されて別物のショッピングモールになっていたものの、駅のコンコースを中二階がぐるりと取り巻く特殊な造りは変えようがないらしくて昔のまま。
相変わらず、自分がどこを歩いているのか分からない、迷宮状態の駅ビルのままでした。

(天王寺駅・中二階)
続いて、近鉄百貨店あべのハルカス本店へ。
元々の本館に、ハルカスがタワー館としてくっついた形になってるのですが、そのつなぎ目の部分が巨大な吹きぬけになっていて格好良く、また新旧2館のフロアの高さが微妙にずれている(旧館には3階の上に3.5階なんてものもあった)あたり、昔ながらのデパートという感じがします。
旧館の屋上には庭園があって、イルミネーションが行われてましたが、その向こうに高さ300メートルのハルカスがそびえたつ様子は、かなり見ごたえがありました。寒かったけど。

(左が旧館)
HOOP、キューズモールという比較的新しいショッピングモールを見てから(ここはどちらも行ったことあり)、80年代の阿倍野再開発で作られた「あべのベルタ」へ。
ここができた時は、東急ハンズのそごう版とでもいうべき「あべのホップ」がメインテナントで入ってまずまず人気だったのですが、そごうの破綻などもあってあっという間に衰退。
天王寺駅からちょっとだけ遠いし、もっと近い場所にショッピングモールが大量にできるしで、非常にさびれてしまっていました。
10年ほど前に見た時はイメージとのギャップでかなり驚いたものですが、今見ると当時とさほど変わりないようで、最低限のテナントで営業は続いているようです。
そこまで不便な場所でもないし(地下鉄阿倍野駅直結)、すぐ隣のキューズモールとの落差がひどすぎて、なんだかかわいそうですが。

(あべのベルタ)
昔のままの町にハルカスのような未来的な巨大商業施設が乗っかったような、天王寺はそんな不思議な町になっているような感じでした。
良くも悪くも、大阪的かもしれません。
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