近代化改修2019年02月02日 20時07分12秒



1999年スタートのまちなみ街道、今年でいよいよ開設20年になるわけですが、昨年の夏ぐらいから少しずつサイト構成のアップデートに取り組み始めました。
CMSも使わず、自分でHTMLファイルを作ってFTPで上げるという、インターネットの世界においてはもはや化石のようなやり方で作っているサイトなわけですが、ネットにおける最近の常識なども一応調べて、ビューポート設定でのモバイル対応、URL正規化、サイトマップファイルの設定、パンくずリストでの構造化と最低限の近代化改修をこの間に行っています。
見た目が大きく変わったのは、昨年にリニューアルしたトップページ位なのですが、実はそれ以外の各ページのURLも全て変更になっていたり、地味に大規模に改修を行ってたりします。

今後、こういう古典的な形をいつまで維持できるか分かりませんが、もしCMSに移行せざるを得なくなったとしてもカスタマイズで何とか今のようなアーカイブ的な形を維持したいものです(ブログ的な形式では全く駄目)。
PHPとかJavaScriptとか、その辺もそろそろ押さえておこうかなどと考え始めているところです。幸い、プログラミング的なものにはさほど抵抗がないので。

(上の写真は神戸海岸ビル。震災で損壊したビルを外見はそのまま復元、中の構造は全く別物になっている)

UMPC10年ぶり2019年02月03日 20時17分32秒

GPD PocketとLooxU



この数年間、メインの持ち歩き用文章書きマシンとしてandroidタブレットであるNexus7に外付けのキーボードを付けて使用し続けてきたのだが、何せほとんどいつも持ち歩いているものだから、見た目もかなり痛んできた。
しかし、タブレットを買い替えたりしたら縦書きのエディタが使えなくなってしまう(今使っている「さみだれエディタ」はすでにストアから消滅して幻のアプリと化している)という問題があった。
こうなるとWindowsが動いて500グラム程度のPCが一番良いわけで、つまりは昔の「UMPC」である。実際、Nexusの前には富士通LooxUというのを持ち歩いて使っていた。
ぴったりなのが中国のメーカーから出ているGPD Pocketで、登場時はかなり話題になり、ずっと購入を検討はしていたが、迷ううちにGPD Pocket2も出たりして、なかなか実際に買うところにまでは至らなかった。

で、先日某Sofmapに立ち寄ったところ、使用感のほとんどない初代GPD Pocketの中古が売られていて、これが安い。paypayの残高も丸々残っていたので、入手することにした。
ところが持ち帰って起動して見ると、wifiがつながらない、ファンの挙動がおかしい、充電が不安定とトラブルだらけの個体で、前のオーナーがほとんど使わずに放りだしたのはそういうことらしい。しかし、この機種に関しては不具合wikiが充実しているので、それを見てパッチを当てたりドライバーアップデートをかけたりしてやって、どうにか安定させることができた。この手の特殊なガジェットに手がかかるのは、まあ昔から変わらない。

LooxUと並べてみると、重量はわずかに軽く、サイズはずっと小さいが、画面はむしろ大きい。外付けだったNexus7に比べると、キーボードもずっとしっかりしている。CPUはCherryTrail最上位のZ8750でメモリは8GBも搭載されているから動作は軽く、しかしバッテリーはもつし、ほとんど言うことがない感じである(使い方からするとオーバースペック)。
LooxUを買ったのが2009年1月のようなので、ちょうど10年ぶりのUMPCということになったのだった。

春はまだ見えないが2019年02月11日 19時48分40秒


(横山展望台から、英虞湾)

(うらみち取材のアヒージョ)

全国的に寒気に覆われたこの三連休、いつもならどこへ出かける気力もないまま引きこもるパターンになるところですが、所用で伊勢志摩まで日帰りドライブで出かける予定が入っていたのと、昨日はうらみちあんないの取材同行でおしゃれなお店に行って三人で晩ご飯を食べたりもしたので、結果的にそこそこまともに連休らしく過ごすことになりました。今日はひきこもってましたが。

去年の3月初めには姫路に近い温泉に泊まって、室津や網干を観光してたわけですが、あの時はすっかり春で時折汗ばむくらいでした。ということは、あと三週間もすればいよいよ春になるはずで、この寒さもうあと少しの辛抱なのかなとも思ったりします。
奄美のおかげもありそうですが、今年はそれほどひどい冬季不調にもならずに、冬を乗り切れそうです。

脳内シャッフルの卒展2019年02月17日 14時19分35秒









一昨年にたまたま立ち寄って以来、すっかり気に入ってしまった京都精華大の卒展を今年も見に行ってきました。昨年と同じく、今年もキャンパス内での開催。ちょっと遠めですが、たまの叡電で出かけるのも良いものです。

デザイン学部の展示会場(広い体育館内にたくさんの作品が展示されている)に入ると、いきなり馴染みのある大和郡山の柳町商店街を題材にした作品(商店街の立体マップ)が出てきて驚いたりしましたが、ともかく多彩でレベルが高くて面白いのです。
精華大に入るような人は、言わば本気の人ばかりでしょうから、これだけの人数の学生さんが四年間の集大成として作る作品ばかりを見られるということで、面白いのも当たり前なのでしょう。
創作活動を支える基礎になるのは、やはり表現技術なのだとも感じます。これは小説も同じ。

今年は昨年ほどは冬季の不調にはならずに済んだのですが、個人的には冬の終わりに脳内をシャッフルして再起動するきっかけになる行事という感じになってきてるので、来年もまた見に行きたいと思います。
何時間も見てると、ものすごい情報量を処理するのに脳が疲れて、なかなか大変なんですけどね。

町並み写真館「出雲崎」2019年02月24日 20時25分28秒

新潟・出雲崎の町並み

まちなみ街道の町並み写真館に、新潟の出雲崎の町並みを新規掲載しました。
さすがにここは行っておかないと、と長らく思っていた場所でしたが、昨年の夏にようやく訪れることができました。新潟県に足を踏み入れるの自体が20年ぶりで、台風で帰って来れなくなくなりかけるなどハプニングもありましたが、楽しい単独取材行でした。

まだ比較的涼しめの日でしたが、道の駅に車を停めてしばらく町並みを歩き、さて全体のどれくらいを見たかなと確認したらまだ2割くらいしか歩いていなかったことに驚き、慌てて全速力で歩いたら汗だくになった、という記憶が残っています。全長が3.6キロ、道の駅はほとんど端っこにあるので、往復したら7キロ近くも歩くことになるのでした。さすがに、車を移動させましたが。

紹介文中に書いた、油田跡の写真も載せておきます。鉄塔自体は復元されたもののようです。