宿願のトレアドール2017年03月22日 23時32分35秒



ビゼーの「カルメン」が小さい頃から好きで、しかし子供の時は歌が入ってるほう=オペラ版はあまり好きでなく、組曲のほうが好きだったのだが、その後どちらも好きになった。
最近ではYoutubeでも色々舞台が見られるようになり、去年の秋辺りにカルメン熱が再燃して色々見比べたりしていたのだが、やはり一度本物の舞台を見たいと思うようになった。
そうは言っても、京都辺りじゃオペラなんてそうそうやらんよなと思っていたら、翌2017年の3月22日(つまり今日)に、まだ真新しいロームシアター京都で「小澤征爾音楽塾オペラプロジェクトXV」と銘打って、カルメンが上演されることを駅のポスターで知った。

マジかと思いつつ、しかしお高いんだろうなあと躊躇しているうちに予約が始まり、リーズナブルな席がどんどん予約で埋まり始めた。どうしたものか、とサイトを見ていたら、ついに目の前でC席が「完売」に変わり、つい慌てふためいてB席を押さえてしまった。
1階バルコニー席という比較的良い場所で、しかもたまたまなのか列の端っこという見やすい席が取れた。

全く初めてのオペラ、それもあのカルメンをついに見られるということで、ものすごく楽しみにしているうちに今日になり、つい先ほど見てきたわけですが、第四幕の「闘牛士」で感極まってとうとう泣くかと思いましたね。一緒に歌おうかと思ったほどだが、これは我慢した。
もちろん、小澤征爾さんの指揮も見られて、ちょうどオザケンが先日活動再開したところ(もちろんCD買った)だというのも、不思議な縁のように思えた。

まあ、うまいこと文章にはできないのだが、この歳になって全く新しい経験で感動するということがまだあるんだということは良くわかった。また機会があればオペラに行こうかと思うが、初めてだった今回の感動にはやはり及ばないだろうなと思う。三時間半、テンション上がりっぱなしでした。


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