1NIKKOR 6.7-13mmVR/お疲れ様、DP12013年04月20日 22時19分17秒


というわけで、ようやくというべきか、1NIKKORの6.7-13mmを防災ラジオと共に購入。
わずか120グラムの、換算18-35mm超広角ズーム。元々、ニコワンV1を買ったのはこのレンズが使いたかったからだが、四ヶ月目にして入手と言うことになった。
資金を作るためにAPS一眼用の超広角ズームを手放し、貯まっていたクレジットのポイントをAmazonギフトに変え、どうにか持ち出しを最小限に抑えての購入となった。

まだほんの試し撮り程度だが、評判通りのシャープな写りのようだ。これからは、ニコワンには超広角撮影用としても活躍してもらうことになる。
超広角ズームにVRが必要だろうか? とも思っていたのだが、高感度に決して強いとは言えないニコワンでの使用を考えると、感度を上げずにスローシャッターが切れるVRの存在は実は大きいことも分かった。
常用を考えるとテレ端の35mmというのはやはり便利で、標準ズーム的に付けっぱなしでも使える。今までもAPSの12-24mmを使っていたから、この辺は違和感がなくて良い。


何度か書いたとおり、これまではシグマDP1+リコーGX用ワイコンDW-6(換算22ミリ)を超広角用サブ機としてずっと使ってきた。
2008年3月の発売とほぼ同時に購入してから5年。メイン機サブ機が次々と入れ替わる中で、こんなに長く主力で使ったデジカメは、この一機種のみである。とにかく、町並み撮影の時にはメイン機と共に必ずDP1も持って行くことにしていた。

過去数年間に「まちなみ街道」に新規掲載した町並みを見ても、DP1で撮影した写真はあちこちに登場していて、全く使っていない回のほうが少ないくらいである。
直近だと、「白川郷」「越前大野」「浜崎」「名張」「弘前」「門司港」「有馬温泉」「安芸宮島」……まだまだある。とにかく「超広角での写真も一枚撮っておく」という使い方に非常に重宝してきた。

5年前のデジカメだけに、売ってもどうせほとんど値段はつかないし、FOVEON独特の写りは手放すのが惜しい(画質だけを見れば、今でもニコワンに勝てるのではないか)ので、これは初代GRデジタルと共に保存機として手元に置き続けるつもりでいる。しかし、予備機軍団がどんどん豪華になっていくな…。