王の旅2010年06月20日 20時48分15秒


佐藤賢一の「小説フランス革命」を少しずつ読んでいる。全12巻で、今のところ半年ごとに1巻刊行だから、少しずつしか読めないわけなのだが。

その最新刊(と言っても、3月に出たのに気づかずにいたのだが)である「王の逃亡」を読んだのだが、これが小説として非常に面白くて、今のところこのシリーズで一番気に入っている。タイトルどおり、ルイ16世がオーストリアへ亡命するため家族と共に逃避行に出る、という話なのだがフランスの色んな町を旅して行く過程が大変に興味深い。
以前紀行文を書いてみたこともあったけど、やっぱり僕はこういう旅の話が好きなようだ。何と言っても、筒井さんの「旅のラゴス」を越える作品はほとんど無いと思うけど。

まちなみ街道を久しぶりに更新。長いこと取材に出ていないので、更新もどうしても抑え気味。ストックはまだかなりあるんですが、それでもやっぱり。

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