久々の金沢、七尾から京都へ2022年08月30日 21時09分50秒

(夜汽車)















18きっぷでの石川旅行の二日目、あまり予定も考えていませんでしたが、小松まで来たのだからやはり金沢に行こうと、さらに東へ進みました。
金沢は一応5年前にも来ているのですが、その時は岐阜の種蔵へ行く途中で、寺町の町並みを見ただけ。その前となるとほぼ10年ぶりでした。

事前の予報も外れて天気も良く、主計町をスタートにひがし茶屋町、卯辰山麓やにし茶屋町など、結局ほとんどの町並みを歩き回ることになりました。
今回はニコン1と超広角ズームを持ってきていたので、町並みの再取材にはぴったりだったわけです。
長町の水路が増水して、濁流が流れていたのは驚きましたが、また前日にかなり降ったようでした。

昼過ぎには金沢を離れ、七尾線に乗ってさらに能登半島方面へ。沿線の風景は、すっかり秋になっていました。
七尾で一時間滞在し、すぐにまた七尾線で引き返したのですが、その時点で17時。で、帰りの電車の中で気づいたのですが、18きっぷで京都まで帰るとなると、その電車が実は終電になるのでした。最速で乗り継いでも、京都着が23:20。
そんなにかかると思っていなかったので驚きましたが、七尾滞在を延ばしていたら帰れないところでした(サンダーバードか、米原から新幹線利用になる)。

しかし18きっぷの旅は、そこからが真骨頂と言っても良いものでした。どの列車も最終の鈍行、たとえ車両は新型でも、夜汽車のような風情のある列車を何本も乗り継いで帰る旅の心細さは、まさに学生時代の旅行を思い出すものでした。