初のグランピング2018年08月06日 20時09分12秒









夏のキャンプ企画というのが、仲間内では準恒例行事となっていて、平均すると2年に1回くらいはでかけているように思う。
いつものこのキャンプは、単にテントを立てて、食事を作って食べるだけというシンプルなもので、キャンプ場も炊事場くらいしか設備がないようなところしか行かず、ともかくお金のかからない遊びという感覚なのだが、近ごろその我々のキャンプとは正反対の「グランピング」というのが流行している。

「グランピング」というのは、要するにキャンプの贅沢版で、テントあるいはキャビンと各種装備品が全て用意された状態の場所に出かけて行って、豪華食材による食事の提供を受けるというものである。巨大なテントの中にはベッドまであり、手ぶらで出かけて行ってアウトドア気分を快適に味わえるというので大人気なのだが、こんなものはキャンプでもアウトドアでもないのではないか。

と思いつつ、何だか楽しそうということで、仲間内でも一度はやってみようとかいう話になった。テント泊が嫌で、ここ十年ほどキャンプに参加していないメンバーも、これなら乗り気だという。
しかし、調べてみると全然予約が取れない。夏場の土日など、まずもって絶望的だったのだが、今回しつこく毎日スマホでキャンセル待ちをチェックし続けたところ、この週末に奇跡的に予約を割り込ませることに成功した。テントは取れず、今回は「ルミエールキャビン」という小型のバンガローのようなところに泊まることになった。

そういう訳で、京都市内からも近い園部のるり渓温泉にある人気スポットの「GRAX」に行って来たのですが、実をいうと大変楽しかった。
写真の通り、こんな近場(高速に乗る必要さえない距離)とは思えないくらいリゾート的な非日常感満喫で、高性能バーベキューグリルみたいなので自分たちで作る夕食も豪華、700円追加でプールまである温泉に入り放題、キャビンは最低限の広さながら当然テントよりもずっと快適(エアコンもついてるが、夜は冷房不要の涼しさ)、と、これならむしろ安い(ちょっとしたシティホテルに一泊するくらいの値段でした)というのが全員の意見でした。

リピーター続出で予約困難になるのもまあ当然、またいつか何とか予約を取って再度行こうということになりました。